社会人なら用意しておきたいスーツケース、最低限必要なものとマナーとは?
学生時代はともかく、社会人になればそれなりに身の回りに気を使わなくてはなりません。
スーツケースもそのうちの1つですね。
学生の頃は、キャラクター物や派手な色合いのスーツケースを使っていても、社会人になったらそうもいきません。
出張や仕事関係での宿泊をともなった旅行には、それにふさわしいスーツケースや小物が必要とされてきます。
社会人になったら気を使うことも多々あります
学校を卒業するのと同時に、キャラクター物や派手な色合いのものからも、少なくとも仕事関係では卒業しなくてはなりません。
一緒に出張する人は勿論、会社全体の代表として出かけるわけですから、それにふさわしい身なりや小物が必要になってきます。
会社勤めでなくても同じことです。
周囲の人にそれなりに、アピールできる衣類や持ち物が必要となってくるのです。
勿論休みの時、レジャーに出る時などはそういったことからも自由です。
そのはずです。
特に欧米に人たちの割り切り方は、中々のものです。
しかし残念ながら日本ではオフの時でもそれなりに、気を使う習慣がまだ残っていますから、レジャーだからとあまりに派手なものを身につけるのも、はばかられることがあります。
ちなみにこれはアメリカでの筆者の経験ですが、バスの中で数人の警官と乗り合わせたことがあります。
勿論彼らは制服姿でしたが、すでに仕事は終わっているとのことで、陽気に騒いでいたものです。
筆者も一緒に騒いだことは。
、言うまでもありません。
しかしこれが日本だったら、まあそれこそ問題になってしまいますね。
かほど左様に、日本では仕事とオフの境が今一歩切り離されていないのです。
くれぐれも注意してくださいね。
そんな日本の社会人の場合はスーツケースも
なので仕事での出張にも使用する、もしくはレジャーにも使用するスーツケースは、仕事優先で選ぶことになってしまいます。
という事は、できるだけシンプルで目立たないスーツケースが無難だということになりますね。
それに入れる小物や持ち物も同じことですが、表立って見えてしまうスーツケースにはやはり気を使いたいものです。
例えば、取引先の会社の人が迎えに来てくれた時にも、最初に目に入るのは当人の姿です。
次に目に入るのは、スーツケースですね。
もしかしたら、運びましょうと言われるかもしれません。
そんなスーツケースですから、慎重に選んで使う必要も出てくるのです。
社会人が選んでおきたいスーツケースとは
そんな社会人ですから、無難で使い勝手の良いスーツケースを選ばなくてはなりません。
シンプルな勿論柄物ではない無地のもの
柄物のスーツケースは勿論、派手な色合いのスーツケースも使用しないほうが無難です。
つまらないかもしれませんが、ここはあえてグレーとかの渋い色のものを選ぶのがおすすめです。
スーツの色と同じことですね。
同じスーツケースをレジャーでも使いたい時は、派手なベルトとかスカーフなど使用して、自己主張してください。
仕事の時には無難に、レジャーの時はアレンジを合言葉にしたいものですね。
サイズは最低2種類用意したいものです
出張の多い部署の場合は勿論、それほど出張が多くない部署の場合でも、一応2種類のサイズのスーツケースを用意しておきたいですね。
1つは国内出張の、数泊用のものです。
所謂機内持ち込みサイズのものですね。
もう1つは海岸旅行用の、1週間くらいの滞在に適したものです。
この2種類があれば、大体の仕事の出張やお出かけには充分といえます。
これにビジネスバッグやキャリーオン、ガーメントケースを加えてアレンジすれば、ほぼ問題なく必要な荷物が運べます。
またこの2種類があれば、オフの時の遊びの旅行にも充分対応ができます。
レンタルはあまりおすすめできません
数泊用のスーツケースはともかく、1週間サイズのものはあまり使用しないから、レンタルでいいかと思うこともあるはずです。
しかしこれは正直、あまりおすすめできません。
学生時代とかの海外旅行なら、普段は使わない大きなサイズのスーツケースは、クローゼットの肥やしにもなってしまいますので、レンタルがおすすめです。
しかし社会人ともなれば、何時部署が変わって何時出張のお呼びがかかるか解りません。
備えとして1つは大きめのスーツケースを用意しておくことがおすすめです。
ブランド物とは言わないがそれなりの質のいいものを
若い社会人の場合、あまりブランド物を身に着けているのは逆に、嫌味っぽく見られてしまいます。
しかしあまりに安物を持ち歩いているのも、所属している会社の質まで低く見せてしまうこともあります。
所属部署にふさわしい質のスーツケースを用意してください。
相手の会社の人がもしかしたら、お運びしますと手に取るかもしれないスーツケースです。
ここはちょっと無理してでも、質のいいでも高級すぎないスーツケースを持ち歩きたいものですね。
社会人なら守っておきたいスーツケース持ち運びのマナー
近年、キャリーバッグによる事故が多発しています。
キャリーバッグでなくてもサイズの大きなスーツケースは、ちょっと目を離した時に事故の元になることがあります。
社会人ともなれば会社の代表としての顔もあります。
くれぐれも、スーツケースによる事故など起こしたくないものですよね。
スーツケースから浜を離さない
移動する時はともかく、エスカレーターやエレベーターに乗った時には、ついスーツケースから目を離すしてしまうことはありませんか。
スマホなどに目が行って、スーツケースへの注意が離れてしまうことは、結構あるはずです。
これは勿論セキュリティの面からも、注意するべきことです。
日本と違って海外では、ちょっと目を離した時に盗難というのは珍しくありません。
これは筆者の知人の経験ですが、コーヒーショップで荷物を自分の脇においておいたそうです。
つまり同じ椅子の上に置いたわけです。
丁度一緒の人と話し中で、ちょっとだけ荷物から注意が外れた時に、ふと気がついたら後ろ側から手が伸びてきて荷物を持とうとしていたそうです。
大声を出したら、びっくりして逃げたそうですが、つまりそういった危険は日常茶飯事の国もあるということです。
また時にエスカレーターでは、目を離した時にスーツケースが倒れてしまい、後ろの人に怪我を負わせたなどということもあります。
社会人ともなれば、社会に対しても自分に対しても責任が生じてきます。
大きな荷物からは、目を離さないことが肝心です。
キャリーバッグは引きずらない
キャリーバッグは引きずって運ぶものじゃないの、と思う人がほとんどです。
しかしキャリーバッグは引きずらないで欲しいというのが、事故を減らすために必要なことなのです。
4輪のキャリーバッグを使用して、引きずるのではなく体の脇に引きつけて引いていく、というのが正しいキャリーバッグの使用法です。
今スーツケースというと、キャリーバッグが当たり前の世の中になりました。
だからこそ気をつけて、前後左右の人にも迷惑をかけないようにしたいものです。
しっかりとその辺り気を配ってこそ、社会人と言えるのです。
まとめ
ちょっとお説教じみた記事になりましたが、実際日本ではまだ個人と会社の境が曖昧です。
なので社会人になればその会社を後ろに背負って行動している、と言う感じになります。
スーツケースやそれに関わるマナーも同じことで、当人の責任というより会社自体の責任と撮られることもあるのです。
その辺わきまえて、ちょっと窮屈かもしれませんが、スーツケース選びもマナーも守ってくださいね。