素敵なビジネスバッグを持ったビジネスマン、公共の場所のマナーも忘れずに
街なかで、ビジネスバッグを持たないビジネスマンやビジネスウーマンは、まず見かけない時代になりました。
特にパソコンの普及によって、それを持ち運ぶのにビジネスバッグは無くてはならない物になったのです。
勿論昔から、書類かばんと呼ばれたバッグはありました。
しかし今では、もっと使い勝手の良いバッグとして、ビジネスバッグが定着したのです。
目次
結構重いですよねビジネスバッグ
このビジネスバッグ、皆さんかなり軽々と持っているように見受けられますが、考えてみると書類やパソコンが入っているので、かなりの重量があります。
それを営業さんだと1日中後歩くのですから、タフでなくてはやっていけないとお察しします。
勿論メーカー側もそれを考えて、ショルダースタイルのものやリュック型のものを考案してくれています。
これで持ち運びが楽になったビジネスマンも、多いのではないでしょうか。
昔、特に男性の持つカバンは、手持ちのものという印象が強かったのです。
腕にかけたり肩にかけたりするという持ち方は、女性の専売特許とまでは行かなくても、男性はあまりやらなかったものです。
でも考えてみれば、手持ちよりもずっと楽に運べることは事実です。
それこそ、名より実をとってという感じですね。
男性でも近頃では問題なく、ショルダータイプのバッグを持ち歩いています。
ショルダータイプやリュックタイプのビジネスバッグは見た目
これらのタイプのビジネスバッグ、人によって感想は違ってきますが、筆者などから見るとアクティブで格好いいものと認識しています。
手持ちよりもさっそうとした感じで、アクティブに見えますね。
風を切って歩いていく感じがするので、まあ若いビジネスマン向きかなとも思いますが、ちょっとお年の行ったビジネスマンにもお似合いです。
街なかや公共機関の乗り物でも、この手のタイプのビジネスバッグが目立ってきています。
昼間など、営業担当でしょうか若いビジネスマンが急ぎ足で、駅のホームからホームに移動していく姿も見かけます。
かなり素敵だなと思いつつ、筆者は見ているのですが、でも気になることもあるのです。
ビジネスバッグの持ち歩きにもう少し注意を
結構重量のあるビジネスバッグなので、持ち歩きの時に周囲にも注意をして欲しいと思うのです。
この結構重量のあるビジネスバッグ、他人に当たった場合結構痛みを感じることになるのです。
実際電車の中などで、手持ちのビジネスバッグが揺れて脚にあたって、痛い思いをすることのある筆者です。
持っている当人は気が付かないと言うか、荷物が当たった感触が、人間の身体だと柔らかく衝撃が吸収されやすいので、気がついてくれません。
特に荷物の重さに振り回されている感のある、まだ新人ビジネスマンの近くには、寄らないほうがおすすめです。
また歩行の時、腕の動きとともに大きく荷物を振っている人もいますが、ある意味凶器を振って歩いているようなものなので、近づかないが吉です。
このような時に周囲に気遣いが欲しい
電車の中とか街なかで、仕事相手や同じ会社の人と打ち合わせなどしていると、周囲が目に入らないというのもわかります。
しかし、ちょっとだけでも周囲に気を使ってこそ、出来るビジネスマンだと言えますね。
電車の中でのマナー違反注意
電車の中でよく注意されているのが、リュックは背中から下ろしてほしいということです。
前側に抱えるか手に持つか、もしくは網棚に乗せて欲しいと放送が流れたりもします。
このマナーについては、近頃皆さんかなり気を使ってくれていますね。
しかし実はビジネスマンが、これ意外と無神経なことが多いのです。
荷物が重いということもありますし、ビジネスバッグを前側に抱えるのは流石にみっともないと、そういったこともあるようです。
網棚に上げた場合、中身が心配だということもあるのは仕方ありません。
しかしこれ、最低限のマナーでもあるので、出来るビジネスマンがマナー違反するのはそれだけで評価下がります。
せめて手持ちにするなどの、対策をしてくださいね。
歩いている時の手持ちのバッグにも注意を
これはビジネスバッグだけでなく普通のバッグも同じことなのですが、大きくバッグを振りながら歩く人、意外と多いのです。
見ていると振り子のようで、場合によっては持っている当人が振り回されている感もあります。
これが混雑した場所だと、本当に危険なのです。
中身が着るものなどの柔らかいものなら、まあ当たってもそれほどのことはありません。
しかしビジネスバッグの中身は、書類だけならともかくパソコンなどの金属類も入っています。
これ下手すると、相手に怪我させることもあります。
しっかりと持ち手を握って、腕の動きを抑えつつ歩いて欲しいところです。
ビジネスバッグの素材にも注意を
同じ中身のビジネスバッグでも、ナイロン製のものとアルミ製のものでは、何かにぶつかった時の内部への影響が違います。
出来るだけ大事な中身を守ろうと、アルミや金属製のバッグを持っている人も散見されます。
しかしこれがまた、周囲にとっては凶器と化すことがあります。
柔らかな素材のバッグが当たってもそれほど痛くはないですが、金属製のものが当たればこれは痛いですね。
また逆に、柔らかな素材のビジネスバッグの場合、中身に尖ったものが入っていると、これが誰かに当たった時に問題が起こります。
ビジネスバッグの素材にも注意をはらいたいものですね。
キャリーバッグ型のビジネスバッグはもっと注意を
荷物が多い時や出張時は、キャリータイプのビジネスバッグ使用の人も多いと思われます。
このキャリーバッグ、普通に使用する時にもマナー問題が取り沙汰されますが、ビジネスでの使用の場合個人だけでなく会社の問題にもなりますので、注意してください。
エスカレーターでは一段上に置いて、必ず目を離さない事は言うまでもありません。
後ろに引きずるのもできるだけ止めて、4輪キャスターで脇に引きつけて移動するのがおすすめです。
どうしても2輪でという時にも、出来るだけ身体近くに引くようにしてください。
背後の人が足を引っ掛けて転んだりしないように、しっかりと注意したいものですね。
どうやっても誰かにぶつかるのは仕方のないこと
何しろこの狭い日本です。
人は溢れかえっていますし、電車の空間の余裕は少ないです。
街の歩道も、決して広いところばかりではありません。
どんなに注意をしていても、誰かに荷物が当たってしまうのはある意味仕方のないことです。
なのでそういう時にすぐに、失礼しました、すみません、などの言葉を出せるようにしておきたいですね。
これ日本人には結構ハードルが高い様ですが、世界的には必須のマナーです。
この一言があると、お互いに気分良く別れることが出来るのです。
残念ながらこれ、ビジネスマンと思しき人から言われたことがない筆者です。
よほどめぐり合わせが悪いのか、そっちがそんな場所にいるのが悪いんだろう、という感じの目で振り返られるのがせいぜいです。
謝ったら負け、と確信しているようですね。
正直これ、ビジネスマン全体の評価を下げる行動ではないでしょうか。
ごめんなさいは出なくても、失礼しましたは出やすいと思います。
一言が最も大きなマナーになりますので、背負ったビジネスバッグと会社の名前のイメージを落とさないためにも、一言マナー実践してください。
まとめ
ビジネスマンが持つビジネスバッグが学生や個人が持つバッグと大きく違うのは、そこには自分だけでなく会社全体も背負われているということです。
なので、マナー違反はとりもなおさずその会社のランクにも影響してくること、忘れないようにしたいですね。
そして、失礼しましたの声掛け、これは謝ったら負けではなく、謝ったものの勝ちです。
一言声掛けマナーは、是非実践してください。