長距離ランニングには実は欠かせない、バックパックは必需品
バックパックといえば、普段の買い物や通勤通学、ありとあらゆる使用法がされています。
勿論山に登る時は欠かせないものですし、アウトドアスポーツには必須の品でもあります。
このバックパック、普通の人にはあまり馴染みのない長距離ランにも大活躍してくれる品です。
特にこれからランニングを本格的にという人や、長距離のランに挑戦したいという人は、専用のバックパックを用意したいものですね。
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目次
バックパックは日常生活から旅行に屋外運動まで
両手は自由に使えるし、かなり重い荷物でも楽に運べるバックパック、今では町中で見かけないことはまず無いと言って過言ではありません。
カジュアルな荷物というイメージも、ビジネスバッグとしても利用できる物ができてから、ずいぶんと変わってきたものです。
ビジネスバッグをバックパックとして利用できるスタイルの製品のおかげで、ビジネスというフォーマルな場でのバックパックの世界が広がりました。
ある程度のフォーマルにも、対応できるデザイン機能のものが誕生したということですね。
勿論これまでの、運動に関して特に機能的に作られたバックパックも、ますます性能が良くなり使い勝手が良くなっていっています。
丈夫な素材でも軽量化が図られ、撥水加工も段違いに良くなってきています。
それこそどこでも便利に使えるバッグとして、地位を確立してくれました。
きれいなワンピースドレスの女性が、バックパックを背負っている姿を見ると、ここまで来たのかと筆者などは感無量の思いです。
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元々は生活用のバッグなので
とは言ってもこのバックパック、元は生活のための荷物を運ぶものでした。
西欧では狩猟の獲物など、かなり重い荷物を運ぶのに、少しでも楽に運べるようにと工夫されたのがバックパックです。
また軍隊でも、背嚢として使用されたのも事実です。
必要なものを全て入れて、しかも両手が空くので武器を持つことも可能、背中に背負っているのでかなり背中も守ってくれるという、一石何鳥にも使用ができたバッグです。
戦争時には兵士の必需品でもありました。
しかしその後、重い荷物の運搬はもっと楽に、文明の利器で出来るようになりました。
戦争も終わって平和にもなりました。
結果、バックパックは当たり前の日常生活の中でも使われるようになったのです。
特にアウトドアスポーツには、欠かせない荷物となりました。
イメージ的にバックパックでアウトドアと言えば
アウトドアスポーツでバックパックは何に使用する、と聞いた場合ほとんどの人の答えは、登山ではないでしょうか。
実際日本でも海外でも、登山にバックパックは欠かせないバッグです。
過酷な道でも両手が使えます。
足元が危なくてストックを使用する人も、バックパックなら両手が空いていますので、危険も少なく使用ができます。
かなりの荷物を運べますので、数泊の登山でも充分に対応ができますね。
登山イコールバックパック、と言っても過言ではありません。
しかし、アウトドアでバックパック、実は他にも必須だと言えるスポーツがあるのです。
ランニングのお供は普通なら
街でランニングをしている人や、ちょっとしたコースを走っている人を見ると、ウエストポーチなどを腰に巻いています。
補給用の水や塩分、必要になるかもしれないお金やバンドエイド、もちろん今ではスマホなど、ちょっとしたものを入れるのにはこれが大変に便利です。
何と言っても走る時には、バランスというものが必要です。
ウエアにポケットが付いていたとしても、下手に入れて左右のバランスが崩れるのは避けたいものですね。
ウエストポーチなら身体にフィットしてじ邪魔にならず、でも最低限必要なものを持っていくことができます。
実際、1キロでも走るなら季節関係なく常に、脱水だけは注意したいものです。
結構重いのが液体です。
ペットボトル1本でも、下手に持ったり入れたりするとバランスが崩れます。
ウエストポーチは大変に、お役立ちなのです。
ランニングベテランの場合は長距離ランも
フルマラソンに出場などという場合、事前のトレーニングは必須です。
特に体力の増強に向けて、長距離のランニングをやっておくのがおすすめです。
やり方は勿論いくつもありますが、例えばフルマラソン以上の距離を無理せずに、とりあえず完走だけ考えて走るというトレーニングもあります。
記録は二の次で、どの程度走れるかの確認をかねての、トレーニングでもあります。
そんな場合だと、さすがに普通のウエストポーチでは、持っていくものが入り切りません。
距離が伸びればそれだけ、もしものために持っていくものは増えてしまいます。
必要な水の量も増えます。
なので、サイズもですが重さを腰だけにかけるというポーチでは、いささか不都合になってくるのですね。
ランニング用のバックパックは
そんな時に使用されるのが、ランニング用のバックパックです。
一体どんなバッグなのでしょうか。
勿論通常で使用するバックパックよりも
普通の生活で使用しているバックパックを、そのまま流用するのは避けたいものです。
特に長距離になってきた場合、きちんとしたランニング用に設計されたバックパックを使用しないと、それこそランニングフォームまで乱れてしまうことがあります。
ここは思い切って、専用のバックパックを用意したいものです。
マラソンの大会などだと一応補給所が
マラソンの大会など見ていると、特にバックパックを背負って走っている人はそう見かけません。
ポーチ使用の人は、かなり多いです。
しかしこのマラソンの場合、補給所が各所に用意されているのが普通です。
特に水分の補給に関しては、かなりの数が用意されています。
なのであまり荷物を持たずに参加、ということが出来るのですね。
でも1人でのトレーニングだと、そうも行かないのでここはやはり転ばぬ先の杖、必要なものは持っていきたいですね。
サイズはどの程度のものが
大体ランニング用のバックパックの場合、容量は0.5リットルから20リットルくらいまでです。
20リットルのものだと、それこそ通常生活でも使えるサイズですので、かなりの荷物が入ります。
しかし問題は、大きいサイズのものだとつい入れすぎて重くなり、そのおかげで途中リタイアなどになりかねないということです。
目的に応じてのサイズを選ぶことが肝心です。
特に先に書いたような大会の場合、飲み物については補給所の数を確認しておいて、持っていくものを減らすことも可能です。
あくまで自分の体力とランニングの距離も考えて、荷物の大きさを選んでください。
背面の通気性の良いものを
普通に使用していてもバックパックの場合、背中に汗をかきやすくなっています。
それが走るとなれば、かなり背中がつらいことになります。
背面の素材については、しっかりとチェックしてください。
背負った時のフィット感は大事ですので、それでもなおかつしっかりと通気の出来る素材のものを選んでください。
ポケットの数にも注意を
ポケットの数が多いと、それだけ小物の収納が便利になるのは勿論です。
特に何かのトラブルの際に、サクッとものを出せるかどうかが、普段の生活の時よりも大事になってきます。
なので取り出しやすい位置に、ポケットが多くついているものを選んでください。
ボトル入れの位置にも注意
日常生活でバックパックから水を取り出して飲もうとする時、立ち止まって背中から荷物をおろして水をとって飲む、という手間がかかります。
しかし走っている時には、この手間は省きたいものですね。
出来れば走りながらでも手が届く場所にボトル入れがついているものを、選んください。
いちいち荷物をおろして、とやっているとせっかくのランニングがその度に中断されますので、注意してください。
また、水を出すのが面倒だという感覚で我慢して走り続けて、脱水でも起こしたら元も子もありません。
ボトル入れの位置は、大事です。
まとめ
長距離ランの時の荷物、これ実際に用意してみると結構なかさと重さになるのです。
飲料水などは時間とともに減っていきますし、軽い食べ物も同じく減っては行きますが、それでも走り始めは何時もより身体が重く感じます。
身体と一体化するバックパックなので、普通のバッグよりはずっと軽量に感じますが、それでも慣れないうちは違和感も感じます。
よく吟味して、目的と自分に合ったランニング用バックパックを選んでください。