非常用持ち出し袋にはバックパックが最適、どんなものがおすすめ?

バックパック・リュックサック

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災害の多い日本という国、やはり非常用の持ち出し袋は常備しておきたいものです。

勿論市販されているものも便利ですが、自分で必要なものを厳選して作るのもまた、大変にお役立ちです。

そしてこの持ち出し袋に最適なのが、バックパックなのは言うまでもありません。

市販のものもまず、このバックパック型の持ち出し袋が大半を締めていますね。



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何と言ってもバックパックなら安心楽々

旅行や登山もですが、両手が使えるということは非常の際や危険がある場合に、何よりもありがたいことです。

登山をしている人なら勿論おわかりの通り、石の多く傾斜した登山道では、バランスをとるためや崩した時に自分を支えるために、両手が使えることは必須です。

何かにつかまらなければ先に進めないような悪路なら、これは両手を自由にしておかなければ二進も三進も行きません。

災害の時も同じです。

何時もなら楽々歩けるその辺の道でも、非常の際には瓦礫だらけで普通に歩くことさえままなりません。

そこをある程度の荷物を持って歩くのには、やはり両手の自由がなくてはなりません。

そんなことからも、非常用の持ち出し袋はバックパックのほとんど一択になっているのです。

重さも普通のバッグに比べると、軽く感じられることも勿論あります。

また子供でもそこそこ楽に持ち運べるのも、やはり大きな長所ですね。



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非常用持ち出し袋は自作でも可

さてこの持ち出し袋、市販でも良い品が揃っています。

数日の間、生活に必要なあれこれが詰めてあるので、これを購入するのが最も便利で手軽な方法です。

何しろ全てを購入するよりも、割安で変えるというのも魅力です。

しかしやはり、あれは自分には必要ない、これは余計だと思う中身もあるはずです。

その分他のものを詰めたいと、結局入れ替えることにもなります。

ならば最初から自作してしまったほうが、と考えても当然ですね。

他の人には大して必要でないものが、自分にとっては無くてはならないという、そんな物の1つや2つ誰にでもあるものだからです。

非常用持ち出し袋としてのバックパック

さて自作の非常用持ち出し袋を作るに当たって、まず用意し無くてはいけないのが入れ物であるバックパックです。

サイズ的にはこれ、使用者の力や身体のサイズなども計算に入れておかなくてはいけません。

大きすぎて結局、持ち上がらなかったでは笑い話にもなりませんね。

大体普段使いのバックパックは、20リットルから35リットルくらいです。

旅行の時に機内持ち込みの出来るサイズだと、航空会社によって違いはありますが、大体40リットル位のバックパックです。

つまり大体のところで言えば、40リットル位のサイズのバックパックなら、女性でも中身が入っている状態で背負うことが出来る、と考えていいでしょう。

勿論登山などのアウトドアを普段からしている人の場合、もっと大きなサイズのものでも対応ができます。

例えば、寝袋なども用意しておきたいと言った場合には、登山用のバックパックの寝袋も一緒に背負えるタイプのものがおすすめですね。

何にせよ、自分の体格と力を計算に入れて、バックパックのサイズを選ぶことから始めてください。

くれぐれも、最初に中身を用意してからのバックパック選びは、背負えないほどの重量になることもありますので、注意いしてくださいね。

どんなバックパックが非常用持ち出し袋としておすすめ

ではどのようなタイプのバックパックが、非常用の持ち出し袋として使い勝手がいいのか、考えてみることにしましょう。

出来ればこれがおすすめ登山用のバックパック

登山用のバックパックは、重い荷物を背負ってもバランスを崩さないように考えられて作られています。

しかも防水仕様も、普通の街歩き用のバックパックに比べると、その差は歴然です。

災害の時には天候1つも生命に影響してきます。

そんな時に、着替えなどの中身が出来るだけ雨風から守られていれば、その分身体にとっても問題が少なくなるのです。

勿論登山用のバックパックにはウエストベルトもついています。

長時間荷物を背負って歩く時には、このウエストベルトの有無が体力にも影響してきますので、やはりあると安心です。

出来ればこのウエストベルトに、ポケットの付いているものをおすすめしたいですね。

これならちょっとした災害の時の必需品、小さな懐中電灯とかラジオが入れられますので、すぐに出し入れができて便利です。

サイズにはくれぐれも注意を

サイズが大きすぎると勿論、持ち上がらなくなるほどに荷物を詰めてしまうことがあります。

いざという時に背負おうとして、持ち上がらないでは役に立ちませんね。

まず身長に合わせてサイズを選ぶのがおすすめです。

背中の長さと適したバックパックを選び、それに入れる荷物をその後厳選して入れていくと、持ち上がらないなどの問題が無くなります。

ルームが分かれているものを使う

登山用のバックパックの場合、大体メインルームとその他2つほどルームが用意されているものが多いですね。

一番下のルームには寝袋や靴を入れ、メインルームには衣類や食料品、一番上のルームにはよく取り出す小物類などを入れます。

普通のバックパックでも、こういった仕様のものは勿論ありますので、災害用の持ち出し袋にはこのタイプのものがおすすめです。

何しろバックパックというのは使い勝手は非常にいいのですが、縦に長いので必要なものを出すのが時に大変になってしまいます。

ルームが3つになっていれば、上記のように大まかな仕分けができますので、災害用の必需品ですぐに使いたいものなどの仕分けに便利です。

またこの区分けのおかげで、賞味期限のある食料品の出し入れも、ある程度楽になるのが嬉しいところです。

ポケットは多いもののほうが使いやすい

これは普段使いのものでもそうですが、やはり容量の多いバッグの場合の小物の出し入れを考えると、ポケットは多くついている方が使い勝手はいいですね。

外ポケットや内ポケットがそこそこついていて、小物の出し入れが便利なバックパックが使い勝手はよろしいです。

非常の際は何と言っても、頭の中はパニック状態です。

あれはどこに入れた、これはどこにあると、普段ならどうということのない品を探して、ますますパニックがひどくなるということもあります。

ポケットに小物を分けて入れておければ、少しはパニックも治まりますね。

ただ外ポケットな雨に濡れやすいということも、忘れないでいただきたいです。

バックパックの使用に関してはこれだけは注意

普通の旅行の時でも街歩きの時でも、バックパックにはやはり注意して使用しなくてはいけない点があります。

それは、荷物が自分の目に届かないところにあるということです。

なので出来るだけ、貴重品は入れないようにしたいものです。

特に非常の際には何が起きるかわかりません。

貴重品は別にウエストポーチに入れて腰に巻くとか、もしくはバックパックのウエストベルトにあるポケットに入れて、目に届くところに置いておきたいですね。

また特に非常用に使用するバックパックは、自重の軽さは欲しいところですが、素材の丈夫さは譲れません。

出来るだけしっかりとした素材の、でも軽いものを選んでください。

正直お値段は結構高くなってしまいますが、命の値段と思えばこれは安いものですよ。

まとめ

非常用の持ち出し袋、これは命を守るためにも必要な一家に1つは欲しい品です。

この持ち出し袋がバックパックであるというのは、何しろその形状と使い勝手の良さからすれば、当たり前のことです。

出来れば自作で、自分にとって必要なものを厳選して作ってみてください。

その時に内容は勿論大事ですが、外側であるパックパックの選択もまた厳選して行っていってくださいね。