2輪のキャリーバッグをもっと使いやすくするための4つのポイント
2輪のキャリーバッグは、一般的に4輪のキャリーバッグに比べると使いづらいと思われているところがあります。
たしかに2輪のキャリーバッグはやや扱いづらいところがあるかもしれません。
しかし、それをより使いやすくするためのコツのようなものもあるのです。
そこでここではそんな、2輪のキャリーバッグをより使いやすくするためのポイントを紹介していきます。
重いものはなるべく下に入れる
2輪のキャリーバッグを使いやすくするためには、重たいものはなるべく下の方に入れるというのがポイントになります。
キャリーバッグに物を入れる時には、あまり何も考えずに準備の出来たものから入れていくという人も多いでしょう。
実際キャリーバッグに何かを入れる際にはキャリーバッグは倒していることが多いですから、あまり重さを気にしないものなのです。
しかし、重たいものがキャリーバッグの上に来るようにものを入れていると、動かす際にすごく動かしづらくなるのです。
だから、2輪のキャリーバッグにものを入れるのであれば、重たいものはなるべく下の方に入れるようにしてください。
何故下の方にいれた方がよいのか
では、何故2輪のキャリーバッグを使う時には重たいものは下の方にいれた方がよいのでしょうか?
それは、別段難しい話ではありません。
下に重心がきたほうが、運ぶ際に安定するからです。
上の方に重たいものを入れると、ちょうどキャリーバッグの真ん中のあたりに重心がくるようになるでしょう。
するとちょっとしたことで重心がぶれやすくなりますし、当然上手くコントロールすることが難しくなるのです。
でも一番下に重たいものを入れておけば、丁度タイヤのあたりに重心がくるので、コントロールがすごくしやすくなります。
2輪のキャリーバッグは、ただでさえ4輪のキャリーバッグに比べると運転させづらいところがあります。
だから、少しでも運転を楽に出来るように、内容物で重心をコントロールするということはすごく大切なことだと言えるのです。
重たいものを上に入れてしまうと、中でものもつぶれてしまいますし、やはり2輪のキャリーバッグを使う時には重たいものは下に入れるようにしていきましょう。
内容物の左右の重心もなるべく合わせる
2輪のキャリーバッグをより扱いやすくするためには、内容物の左右のバランスと言うのもすごく大切になります。
これが4輪のキャリーバッグであれば、まっすぐ地面にたてた状態で移動させることが出来るので、どこに重心がかかっていてもあまり関係はなくなります。
でも、2輪のキャリーバッグの場合は、斜めにしないと移動させることが出来ないわけですから、重心のバランスはすごく大切だと言えるのです。
もし左右のバランスがずれていたら、斜めにした際にもどちらか一方のタイヤにばかり負荷がかかるようになり、まっすぐ進ませるだけでも力を使うようになってしまうでしょう。
短時間の移動であればそれでも問題ないかもしれませんが、長時間の移動となると、やはり力を入れてバランスを保たないとならないのはすごく大変です。
しかしそれは逆に言えば、中のバランスがしっかりととれていれば、2輪のキャリーバッグでも楽に移動させることが出来るということになります。
だから、2輪のキャリーバッグを扱う時には、内容物の左右のバランスにも気をつけないとならないと言えます。
横に伸ばして積んでいくと良い
そうして左右のバランスを上手くとるためには、内容物はなるべく横に伸ばして入れていくと良いでしょう。
たとえばデニムなどを入れる時に、細かくたたんで入れるのではなく、一回二回折るだけで入れるようにするのです。
そうすると必然的に内容物のどちらか一方だけが重たくなるということはなくなり、バランスよく縦に積んでいくことが出来るようになります。
もちろん中にはそうすることが出来ないものもあるでしょうが、そういう物は仕方ないので、全体のバランスを見ながら配置していくと良いでしょう。
そうして、少しでも左右のバランスを整えるようにしていってください。
持ち手の調節が細かく出来るものを使う
2輪のキャリーバッグをより使いやすくしたいのであれば、持ち手はすごく大切になります。
キャリーバッグにもいろいろあり、一番短い状態と、一番長い状態にしか持ち手を設定できないものもあれば、一番短い状態と一番長い状態のあいだも、好きなように長さを調節できるものもあります。
もし2輪のキャリーバッグを楽に使いたいのであれば、その持ち手の調節がなるべく細かく出来るものを使った方が良いでしょう。
なぜなら、2輪のキャリーバッグはより重さを感じやすいからです。
斜めにしないとならないので重さを感じやすい
2輪のキャリーバッグは、移動させる時に斜めにしないとなりません。
斜めにしないとならないということは、それだけ手に負担がかかるということになります。
ずっと同じ長さにしかできない様だと、当然手にかかる負担は、ずっと同じだけの負担になりますし、そして当然ずっと同じ場所にかかることになるでしょう。
では、長さを細かく調節できたらどうなるでしょうか?
長さを細かく調節することが出来たら、手にかかる負担をその都度かえていくことが出来るようになります。
当然ながら負担がかかる場所やその強さを逐一かえて行くことが出来たら、それだけ持ち運びは楽になるでしょう。
だから、持ち手はなるべく細かく調節できた方が良いのです。
なるべくタイヤが大きいものを選ぶ
2輪のキャリーバッグをもっと使いやすくしたいのであれば、なるべくタイヤの大きいものを選ぶのがおすすめです。
あるいは、今使っているキャリーバッグのタイヤをもっと大きいものに変えてみると良いでしょう。
すると、2輪でもよりしっかりとバランスがとれるようになりますし、なにより自然と角度がつくようになるので、より持ちやすくなるのです。
2輪のキャリーバッグを使っていてやっかいなのは、斜めにする角度が甘くて、地面とタイヤがついていない側のキャリーバッグの底が擦れてしまうことです。
それは、すごくストレスになることです。
だからそうならないように、なるべくタイヤが大きいものを選ぶようにするのです。
多少荒い道でも動かしやすくなる
そういうなるべく大きめなタイヤに変えるということは、ただ角度がついて動かしやすくなるということの他に、もう一つ良いことがあります。
そうすることによって、多少荒い地面でも動かすことがしやすくなるのです。
キャリーバッグを動かしていく道は、いつだって綺麗な道であるとは限りません。
むしろ整えられた綺麗な道を走らせることの方が少ないのではないかと思う位でしょう。
だから、多少荒い道でも動かしやすくした方が良いに決まっているのです。
4輪のキャリーバッグは、基本的にややタイヤが小さい傾向にあるので、そういう道は苦手にしています。
あえて2輪のキャリーバッグを使うのですから、そういう道の動かしやすさでも差をつけた方が良いです。
なので、タイヤのサイズはすごく大切と言えます。
まとめ
2輪のキャリーバッグをもっと使いやすくするためには、是非これらのことを参考にしてみてください。
2輪のキャリーバッグは、4輪のキャリーバッグに比べるとコスパも良いですから、使いやすく出来るのであれば、あえて4輪のキャリーバッグを買う必要もなくなります。
是非参考にして、もっと使いやすくして使ってあげて下さい。