キャリーバッグはケガを防ぐための意識を高めて使いましょう
キャリーバッグが急速に普及して、特に駅など人の往来が激しいところでは、次々に見かけることも馴染みの風景になってきました。
快適に移動が出来る魅力はもちろんあるのですが、注意点を守らないと他人にケガをさせてしまうケースも多数報告されています。
これからキャリーバッグを使う人も、現在活用している人も、せっかくの旅行ですので快適に使いいただき、周囲への配慮も行えるようにしましょう。
目次
キャリーバッグでトラブルも増加!賠償責任も負う!
急速に、キャリーバッグが世の中に浸透したお陰で様々な恩恵を受けているのは確かですが、一方ではその扱いにマナーが欠けているということから、思いがけず他人にケガをさせてしまう事例も出て来ています。
自分にとっては旅行や仕事の移動で大変便利なものであったとしても、もしも他人にケガをさせてしまえば、賠償責任を負うことになります。
「たかがバッグでケガをするの?」と軽く考えている方もいらっしゃるでしょうが、大きい容量のものになれば、かなりの重量を伴うのが普通です。
移動中に加速することも十分考えられますので、危険性を否定はできません。
キャリーバッグの扱いには、充分に注意喚起しましょう。
キャリーバッグで2輪で移動する時の注意点
キャリーバッグを2輪で引きずるようにして移動させている光景は、日常の中で馴染み深い姿になってきました。
確かに2輪で引くことは、移動の時の負担もなくスムーズです。
しかし、自分が歩いている位置よりかなり後方にキャリーバッグがあることを考えたことがありますか。
高齢者や足の不自由な方は、それに思いがけず引っかかってしまう可能性があります。
もちろん、健康な方であってもいきなりかなりのスピードで通り過ぎれば、とっさに避けられない時だってあり得るでしょう。
人ごみの中では、こうしたリスクが高まるということをマナーとして知っておかなければなりません。
キャリーバッグを4輪で移動すればリスク軽減は可能
駅などの混雑している場所では、出来る限りキャリーバッグは4輪で移動させるのが賢明な選択です。
もしも周囲の方へケガをさせてしまうことになれば、旅行どころではなくなりますし、相手とのトラブルとなってしまう可能性すらあります。
4輪にしておけば、キャリーバッグは自分の身体の横側で移動出来るようになるので、目が届きやすく、周囲の方がひっかかってしまう事態を避けられるようになります。
もともと、4輪モデルは平たんな場所で引くための構造になっていますので、適切な使い方をするのがお勧めです。
エスカレーターでは自分の前に置く
また危険な場所として挙げられるのが、エスカレーター上です。
キャリーバッグは、上りの場合には自分のいる場所の前に置くか、コンパクトなサイズなら抱えて乗るようにしましょう。
自分の後ろの段に乗せてしまうと、何らかのはずみで落下して、後方にいる人に当たってしまう可能性が大きいからです。
一方、下りの場合には自分の後ろに乗せるようにします。
キャリーハンドルを持つので、少し違和感を感じる姿勢になりますが、落下させないための配慮です。
キャリーハンドルもメンテナンスを!
キャリーバッグを使用する時には持つ人が注意を喚起することに加えて、キャリーハンドルのメンテナンスも欠かせません。
もしも、ゆるみが生じていたら、大変なことになるリスクもあります。
使用する前に、しっかりとネジなどがしまっているかの確認は自分で出来ますので意識しておくことをお勧めします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
まさか、キャリーバッグで他人にケガをさせるなんて、これまで思っていなかったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
キャリーバッグはとても快適で人気のある商品ですが、せっかくの旅行を楽しむためにも周囲への配慮も行っていく必要があります。
駅などの人混みでは、特にマナーを守って使うように適切な使い方を意識しましょう。