色んな所で活躍する高圧洗浄機のメリット、デメリット
みなさんは高圧洗浄機というものをご存知でしょうか?
最近では、ホームセンターなどで売られています。
また、テレビショッピングなどでも販売されているので、見たり、聞いたりしている方は多いのではないでしょうか。
簡単に説明すると高水圧で水を噴射し、掃除をする道具です。
では、高圧洗浄機のメリット、デメリットを紹介していきます。
高圧洗浄機とは
どんな場面で使うの?
高圧洗浄機には家庭用、業務用など様々な種類があります。
主に清掃に使われることが多いです。
例えば、車や農機具の洗浄だったり、家の中の汚れを落としたり、ブロックやコンクリートに付いた汚れや苔を落とす時に使います。
使う人によって使い方も様々あるので、まさに多種多様と言えます。
メーカー
ケルヒャー
高圧洗浄機を出しているメーカーはたくさんありますが、一番有名所のメーカーと言えば、ケルヒャーが一番有名なメーカーです。
ホームセンターやネットでも一番多く扱われており、黄色い色が特徴的です。
種類も大きものから小さいものがあり、家の中で使えるようなコンパクトで持ち運びしやすいものから、水圧の強く主に外で使うようなタイプの高圧洗浄機があります。
高圧洗浄機に取り付ける先のノズルの種類も豊富で、いろいろなものに対応出来ます。
動力は電気から取っているので、使う際には電気が必要になってきます。
初めて買う方は、まずケルヒャーの高圧洗浄機を買うことをおすすめします。
その他
ケルヒャー以外のメーカーは、リョービ、日立、工進などのメーカーからも出ています。
また、動力が電気のものからエンジン式のものがあります。
メリット
簡単に汚れが落ちる
高圧洗浄機は水圧で汚れを落とすので、ボコボコしたところの汚れなどが簡単に落とすことが出来ます。
手で落とそうとすると時間もかかり力もかなり入ります。
ですが、高圧洗浄機であれば手間もほとんどかからずに汚れを落とすことが出来ます。
節約
普通にホースなどを使い汚れを流すよりも、高圧洗浄機を使うことにより短時間に汚れを落とせるので水道代の節約になります。
また、水を霧状に飛ばすので、その分の水道代も約3分の1になります。
いろいろなところに使うことが出来る
メーカーにより高圧洗浄機の先端に取り付けるノズルやアタッチメントなどがたくさん出ています。
例えば、車の洗浄に関してでも、車の下部を洗浄する専用のアクセサリがあったり、窓にフィットするようになった形のノズルや、細かい汚れもかき出しながら洗浄が出来るようにブラシが一体に鳴った物もあります。
特にケルヒャーはかなりの数のノズルやアタッチメントがあり、使う用途により使い分けることが出来ます。
ですので一回本体を買ってしまえば様々な場面で使うことが出来るのが魅力です。
環境にやさしい
高圧洗浄機は水圧の力で汚れを落とすため洗剤などの必要がありません。
なので、環境にやさしいです。
また、洗剤代が要りませんので節約にもなります。
デメリット
動力がないと使えない
当たり前のことですが動力が無いと使えません。
つまりケルヒャーでいえば電気があり、水を引っ張って来れる場所でないと利用ができないと言うことになります。
例えば、山の中でケルヒャーを使おうとすれば、川や、池から水を引っ張って来ないといけませんし、電気が無いので発電機が必要となります。
そうすればオプションパーツなどを新しく買う必要もありますし、発電機も買う必要があります。
ノズル、アクセサリ、オプションパーツが高い
高圧洗浄機には様々なアクセサリやオプションパーツがあります。
基本的には別売りになっているのでいろいろ揃えるとかなり費用がかかります。
修理がメーカーに送らなければならない
ケルヒャーはこわれた時は、ホームセンターなどの販売店に持っていってもケルヒャーに送らなければならないので、時間がかかります。
また、販売店も手数料を取るので少し金額が高くなります。
ただし他のメーカーであれば販売店で直すところもあります。
音が気になる
高圧洗浄機は音がうるさいものが多いので、夜に使うと近隣トラブルになることもあります。
また、昼間でもまわりに気を使わなければなりません。
家庭用の高圧洗浄機が普及してくることで、メーカーも静音モデルの高圧洗浄機を販売はじめました。
ただ、このモデルも消音ではなく、静音なので、多少音は出ます。
音を失くすのはなかなか難しいかもしれません。
跳ね水が気になる
高圧洗浄機を使う時はどうしても跳ね水が出てしまいます。
周りが水で濡れてしまったり、服が濡れてしますので、濡れても良い場所で使う必要があります。
慣れてくれば、自分にかからないように出来るのですが、初めのうちは、濡れることがあるので慣れが必要になります。
すべての汚れに対応はできない
高圧洗浄機と言うとすべての汚れ、どんな汚れでも落とせるようなイメージはありますが、実際には中々落とせない汚れもあります。
高圧洗浄機は表面に付いた、砂、ホコリなどの汚れに対してはかなり有効で、いろいろなものに使えます。
ただ、油汚れや、水垢などは粘着性があるので落とすのが難しいものがあります。
そういった汚れは、手で落とした方が早かったりします。
高圧洗浄機は、水圧で、表面の汚れを弾き飛ばすようなものなので、全ての汚れに対応できないというのは知っておいて頂きたいです。
壊れてしまう
高圧洗浄機の水圧が強すぎるもので清掃をしてしまうと、水圧で壊れてしまったり、凹んでしまうことがあります。
取扱説明書をきちんと読み、使えるもの、使えない物を選別する必要があります。
使わない時の管理が面倒
ケルヒャーの修理で多いのが夏場に使い、水が残った状態のまま保管してしまい冬場で中が破裂して壊れてしまうということが多いです。
使った後はしっかりと水を抜いて保管しておくことが必要になります。
意外と忘れる人が多く面倒くさいので確認が必要になります。
選び方
用途
高圧洗浄機を選ぶ前に、まずあなたが高圧洗浄機を使って何をするかを考えてみてください。
使う目的により、大きさ、水圧の強さなどが変わってきます。
例えば、家の中やベランダの清掃がしたいということであれば、大型の高圧洗浄機は買う必要はありません。
買いたいのであれば別ですが。
水圧の強い高圧洗浄機でベランダなどの掃除をすれば、汚れは落ちますが、跳ね水などが多くなり、逆に汚れてしまうということもあります。
ケルヒャーからも家庭のベランダなどで使う高圧洗浄機も出ていますので、そちらがおすすめです。
では、農機具の洗浄をするときは、水圧が強いものの方が砂や泥などをより落とすことが可能です。
また、電気が無いところで高圧洗浄機を使いたい場合であれば、エンジン式の高圧洗浄機がおすすめです。
エンジン式であれば、燃料があれば電気がいらないので、いろいろな場所に持って行って使うことが可能です。
ただ、エンジン式は電気式に比べ、音がかなりうるさく、排ガスの匂いもするので、住宅地などで使うことは控えたことがいいでしょう。
選ぶ際は、使う目的をはっきりさせた上での購入をおすすめします。
まとめ
高圧洗浄機はとても便利な物となっていますが、どんなものでも、メリットと、デメリットはあります。
ですが、使い方しだいでとても多くの活用方法があります。
良いところも悪い所も知ることで、より、高圧洗浄機を理解出来きます。
もし、興味を持っていただけたのであれば嬉しいです。
高圧洗浄機を購入する時は用途に合わせて使いやすい物を選んで快適に高圧洗浄機を使って貰いたいです。