近頃話題のスチーム洗浄機、どんな掃除にお役立ちなの?
近頃巷で話題なのが、スチーム洗浄機です。
汚れ落としには大変に効果があるということで、これはと思って購入を考える人も少なくないはずです。
実際に使用した人の話を聞いても、お掃除に威力を発揮してくれそうなのは、事実のようですね。
しかしこのスチーム洗浄機、自分の家で本当に活躍してくれるのか、いささか気になるところでもありますね。
目次
掃除はできるだけ簡単に手間を省いて
掃除という作業、これは主婦もしくは主夫だけでなく、掃除をするという作業が必須の人には結構面倒な仕事でもあります。
これはある意味、永久運動のようなものですね。
せっかくきれいに掃除をしても、1分後にはすでに汚れがとか埃が、またきれいにしたはずのキッチンも、1回使えばまた汚れてしまいます。
気力体力奪われてしまっても、これは仕方のないようにも思えます。
とは言っても放置すれば、それこそあっという間に家の中は恐ろしいことになってしまいますから、しないわけにはいきません。
なので出来るだけ手間がかからず、楽にこの作業をする方法は、誰にとっても追求したいところでもあります。
掃除機にしろ掃除道具は、そういった声に答えるように発明がされてきたのです。
特にキッチンと風呂場は
汚れというものは、これは掃除の経験のある人ならわかるはずですが、気がつくとこびりついていることが多いのです。
特にキッチンの汚れというものは、普通に掃除しているだけでは、一旦は取れたように見えても実は残っているのです。
それが積もり積もって気がつけば、こすったくらいでは落ちない汚れになってしまうのですね。
年に1回の大掃除で、コンロの油汚れを落とすのに泣く人は跡を絶ちません。
ちゃんと料理の後に拭いておいたはずなのに、何でこんなにと思ってしまっても無理はありません。
このキッチンの掃除だけで、家の掃除担当者の気力体力は削られていくのです。
それに加えて風呂場です。
ここも最後に入った人が、一応拭いたりしていても結局汚れは溜まってきます。
加えて風呂場の場合、カビという大敵が存在するのです。
皮脂を栄養として発生するカビ、これの駆除に時間を取られるのは本当に、きついものですね。
新しい掃除用具マシンも次々に
そんな掃除の強い味方も次々に登場しています。
普通に床を掃除するにも、昔なら箒でしたが、今では掃除機という機械が楽に床をきれいにしてくれるようになりました。
また外壁の掃除も、少し前まではブラシでの手作業でした。
それが今では、高圧洗浄機というマシンが、サクサクと汚れをとってくれるようになりました。
この高圧洗浄機、高圧で噴射した水で汚れ落とししてくれるので、大変に簡単に汚れを落としてくれるのですが、水を使用するので屋内では使用が難しいのですね。
風呂場のような水場なら勿論使用ができますが、カビ退治もある程度してくれますが、でも水でびしょ濡れになるので後始末にも問題が少々あります。
では屋内での掃除をもっと楽にするマシンは、無いものでしょうか。
それに答えるように販売されたのが、スチーム洗浄機なのです。
スチーム洗浄機は読んで字のごとく
高圧洗浄機が高圧の水で掃除をしてくれるなら、スチーム洗浄機は同じく水を使用はしますが、そのままではなくスチームにして噴射します。
熱でスチームに変換して、そのスチームで汚れ落としをするのですね。
なので多少の水気は出ますが、高圧洗浄機のように水浸しになる心配はありません。
簡単に拭き取れる程度の水は残りますが、それだけなので屋内の汚れにも使用ができるわけです。
これならキッチンとかリビングの汚れにも、対応ができることになります。
しかもスチームで汚れを浮かせてしまうので、その後拭き取ればきれいに汚れが取れるという、力も必要ない汚れ落としが可能なのです。
キッチン風呂場という、掃除の問題児とも言える2箇所の汚れ落としを最も得意とするのが、スチーム洗浄機なのです。
スチーム洗浄機はどう選んだら良い
TVなどでもずいぶんと宣伝されていますので、逆にどう言った品を選んだらいいのか迷ってしまったりもしますね。
モップタイプのスチーム洗浄機
非常に単純にタイプを分けると、スチーム洗浄機には3つのタイプがあります。
1つはモップタイプです。
つまり何と言っても、床掃除に適したタイプです。
先端にモップがついているので、床の汚れには最適のタイプですね。
一般的にタンクが小さめなので、稼働時間があまり長くないのがちょっと問題です。
ただこのタンクが小さいということで、スチーム噴射までの時間は短いです。
ハンディタイプはちょっとの使用には
小型で持ち運びのしやすいのが、ハンディタイプです。
小型なので家中どこにでも簡単に持ち運べるのが強みです。
ただやはり小型な分、連続稼働時間は短くなります。
キッチンのコンロの汚れなど、小さなところを集中的に掃除するなら、このタイプで充分ですね。
一見掃除機にも見えるキャニスタータイプ
普通の掃除機のように、ホースとヘッドが付いているタイプです。
タンクとヘッドが別なので、使い勝手は大変によく、長時間の掃除でも疲労度は少なく済みます。
大掃除のときの一気、家中の掃除などには最適のタイプです。
ただサイズが大きめなので、取り回しに問題があります。
狭い場所に持ち込んでの掃除には、あまり向きません、それに加えて収納場所もいささか取られますので、まずは購入前に置き場所の確保も考えておいてください。
かなり広い部分で活躍できるのがスチーム掃除機だけど
キッチンの油汚れに風呂場のカビ落としにと、大活躍してくれるスチーム掃除機ですが、勿論フローリングの掃除などにも貢献してくれます。
ハンディタイプの場合、フローリングや床の掃除は難しいですが、他の2タイプなら対応が可能です。
ただここで忘れてほしくないのが、高圧洗浄機ほどではなくても水を使用しているということです。
キッチンの油汚れに使用した場合、まだ水が冷えないうちに拭き取る必要があります。
冷えてしまうとせっかく浮かせた油汚れが、また拭き取りすらくなってしまうので注意が必要です。
風呂場も同じく注意が必要です。
カビを取り去った後、壁や床の水分をよく拭き取っておきたいですね。
でないとまた、カビの発生の苗床を作ってしまうことにもなりかねません。
フローリングや畳の掃除後も同じことです。
水拭きをしたという感覚で、跡の拭き取りはしっかりとするのがおすすめです。
まあこれをやると、いかに床が汚れていたかはっきりわかるということもありますので、試しにやってみてください。
サクッと購入が心配な場合
とは言っても口コミなど読んでいると、いきなりの購入はちょっと心配と思う人もいるでしょう、実際、そこそこのお値段ですし加えて、もし使えなかったら邪魔物と化してしまうかもしれません。
なのでそういう場合は、まずはレンタルでの使用を考えてみませんか。
スチーム洗浄機のレンタルをしているお店も、近頃では多くなりました。
借りてみて使用してみて、これならと思ったら購入とするのがおすすめです。
レンタルで使用したメーカーのもので上手く行けば、同じメーカーのものを購入ということもできます。
まあ出来れば、初購入の場合は実店舗での購入をおすすめしたいです。
スタッフの意見も聞けますし、何かトラブルのあった時にもすぐに相談や修理ができます。
まとめ
少しでも掃除に使う労力を軽減、ということでの掃除道具の購入、やはり楽しみですね。
特にこういった、手軽にしつこい汚れを落とせるという機械は、一家に一台欲しいと思って当然です。
スチーム洗浄機の場合、家の中のしつこい汚れを落とせるというのが、何よりもありがたい機械です。
自分の家の状況にあったスチーム洗浄機のタイプを上手く利用して、手軽にきれいな家の実現を目指してください。