観た人達の心に衝撃をもたらす洋画ランキング

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映画を観た後に、感動した!
とか笑えた!
等々色んな感想が出てくると思いますがそんな中でも、ご紹介する洋画は一度観たら忘れられないような衝撃をもたらす映画です。


「衝撃」というのは感動や笑えた!
とかではなく、
「え?」
と思うような終わりを迎えたり時には観るもに妙な不快感をもたらしたりと様々な衝撃をココロに残してくれるそんな映画をご紹介します。





第1位:「メメント」

メメント (字幕版)

妻を殺されたショックで5分間した記憶が出来なくなった障害を持つ主人公が犯人を探し出そうとする映画。


自分が5分間しか記憶が出来ないようになったとしたらどうでしょうか?
5分前の自分は何をしていた?
5分前の自分はどこにいた?
5分前はコーヒーを飲んでいた?
それとも紅茶を飲んでいた?
日常の小さな行動すら信用出来なくなってくるかもしれません。


この映画はそんな主人公を描いていて逆回しで物語を観ている気分になるので最初は何がなんだか分からず中々頭が追いつかないですが段々と状況が理解できるようになると不思議と作品にのめり込んで行きます。


主人公が5分前にしていた行動は何なのか?
それを紐解いていくと当然犯人が分かるわけですがその衝撃のラストとは?
観終わった後にはこの映画をリバース再生をして正常な状態で観たくなってきておすすめです!
5分間の行動を記憶(記録という方が正しいのかも)するために体中にメモを刻んだり写真を沢山とったりしても果たしてそれは本当に正しいんでしょうか?
自分がそんな症状になったら恐ろしいの一言に尽きますね。





第2位:「エス」

es[エス] [DVD]

被験者求む拘束時間:2週間
報酬:4000マルク(約20万円)
応募資格:不問
実施場所:大学内模擬刑務所
模擬刑務所の中で20名を「看守」と「囚人」に分けてそれぞれに与えられた役割を果たして2週間を過ごしたら人はどのような行動に出るのだろうか?
という心理実験が実際に行われ、それが映画化されました。


「服従の心理」という物をご存知でしょうか?
「状況が整っていれば人は相手に簡単に従ってしまう」という物ですがこれは第二次大戦中にヒトラーが軍隊に命じてユダヤ人の虐殺を命じたときにこの心理要素が働いたとされていますがもっと砕いていうと例えば見知らぬ人にいきなり「シャツを脱いで」と言われても脱ぐわけないですよね?
でもこれが病院で医者に言われたらどうしますか?
普通に従って脱ぎますよね?
これが日常で言う単純な服従の心理ですがこれがこの実験において利用されています。


看守という立場の人間が囚人という立場の人間を従わせるためには何をするのか?
囚人という立場の人間は看守に無条件に従う。


この実験は1週間ともたず被験者達の精神がもたず中止となったみたいですが服従の心理という怖さを脆さを見事に描いて観るものに衝撃を残してくれます。

第3位:「ファニーゲームUSA」

ファニーゲーム U.S.A. [DVD]

休暇で別荘にやってきた家族を隣人が尋ねてきた。


白い服に白い手袋を身に付けた若い美形の青年二人。


彼らは「すみません卵を分けてもらえませんか?」と尋ねてくるが・・・
97年にオーストリアで公開された映画を2008年にハリウッドでリメイク公開された洋画です。


貴方の家に突然こんな隣人が現れたらどうしますか?
「卵を分けてもらえませんか?」この位の頼みごとなら聞くかもしれません。


でも、卵が割られてそれが2~3回続いたらどう思いますか?
流石にイラっとする方が多いかとも思いますがこれはそんな観る者をイラっとされる様な場面に何度も出くわす様な映画です。


最初はその程度で済んでいますが最終的には「朝まで君達が生きていられるか賭けをしないか?」と二人の美青年は言ってきます。


暴力的なシーンを隠しつつも常に見え隠れしているもどかしさ犯人が映画を鑑賞している我々に対してサインを送っている様にみせたり時折見せてくる「神」からの視点。


妙な不快感を覚えるかもしれませんが一度観たらもう一度観たくなったり忘れられなくなるような妙な衝撃を覚える作品です。

まとめ

「心に衝撃をもたらす洋画ランキング」としてご紹介を致しましたが如何でしたでしょうか?
「衝撃」というのは人によって様々だと思いますが今回ご紹介したTOP3は間違いなく「衝撃」を残してくれるハズです。


どんな「衝撃」をもたらしてくれるのかは観る人次第ですが、損はさせません!
不思議な衝撃体験をしたい方は是非、この3作品をご覧になってください!





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