車を通して描かれる様々な人生に感動する洋画ベスト3

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今回おすすめする映画は、車を通して人生を見出した素敵な映画です。


1885年に自動車が発明されてから、およそ130年が経ち、人間は最速で300km/時のスピードで世の中を走るようになりました。


そんな自動車を通して様々な人生が、世の中には存在します。


レースの世界から、日常に利用する自動車まで様々な車が存在すると同様に、それだけの人間の人生があります。





第1位:「ワイルド・スピード スカイミッション」

ワイルド・スピード スカイミッション
この作品の見どころは、本物の家族よりも関係が深い「家族」の物語と言えると思います。


ワイルド・スピードは、すべてで7作品あり、第1作目の公開から最終作まで14年という時間を共演者たちは、共にしています。


このワイルド・スピードシリーズは、ド派手なカーアクションは、やはり惹きつけられるところがあります。


このスカイミッションが最終作となっており、今までの作品の中できらびやかでありながら、大切なものが何かということを教えてくれる作品であると思います。


主人公の一人を務めてきた、ポール・ウォーカーは、この作品の撮影期間に、プライベート中に自動車の事故で亡くなってしまいました。


ラストシーンで、ポール・ウォーカーともう一人の主人公が別々の道を車で行くシーンは、とても感動的なものです。


お金よりも大切なものは、「家族」のような人との繋がりであるということが、ひしひしと伝わってきます。


また、主題歌も亡き彼へ向けたものになっています。






第2位:「RUSH プライドと友情」

RUSH プライドと友情
この作品の見どころは、F1という自動車の中でも最高峰の世界で、全く異なる二人の中に芽生える男らしい「友情」です。


ここに登場する主人公は、実在した人物であり、実話に基づいて制作されたというところも、見どころではあります。


一方は、現実的、スマート、堅実という言葉が似合い、もう一方は、理想的、ワイルド、無謀という言葉が似合う両者が、レースの世界で生きていきます。


1年に2人が亡くなるというF1の時代に生きた主人公が、自分にとって大切なものを求めて、レースを繰り広げていきます。


レーサーの人生というのは、濃く、とても短いものです。


また、F1というレースならではのスピード感は、他の映画では味わうことができません。


F1好きな方にとっては、有名な人物ではありますが、一般的に知っている方は少ないと思います。


今ではハイテクなシステムを搭載したF1ですが、この時代のF1はまだ一般的な自動車と変わりないものでありながら最高時速300kmという世界を生きる二人の男らしい友情に心打たれます。


第3位:「アイルトン・セナ」

アイルトン・セナ
この作品の見どころは、F1界の伝説と言えるべきアイルトン・セナの貴重なドキュメンタリーの中に出てくる「現実」と「理想」の象徴的です。


F1好きでなくても、一度は耳にしたことがあるアイルトン・セナという名前、なぜなら全盛期の頃に日本のHONDAの車に乗っていたからというのもあるでしょう。


レース中に34歳という若さでこの世を去ったセナが突きつけられた社会の現実が、彼の言葉の中にも見て取れます。


F1というレースの世界は、お金と政治も絡んでおり、純粋な速さだけではどうしようもないようなこともあったりまします。


しかし、セナはそれに屈することなく速さ、スピードを求め続けました。


出身国のブラジルでは、知らない人がいないほどの有名人で、素晴らしいテクニックで世の中を魅了しました。


汚い世界の中でセナが見出した理想は、良くか悪くか人生というものを浮き彫りにしています。


自分だけの力ではどうしようもないことを、どのように受け入れ、前に進み続けたのか。


セナの言葉の一つ一つに重みを感じます。


まとめ

以上3作品ですが、車を通して様々な人生模様が描かれています。


ワイルド・スピードシリーズは最初から観ていただくのがやはり良いと思います。


その作品数だけ重みがあります。


ある意味かけ離れた世界のレース界も、この映画を見ると一般的な社会とそう変わりはなく、むしろ厳しい環境であると思います。


どの映画からも大切なものは何か、それぞれにメッセージが込められた作品です。







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