涙無しでは観られない是非観て欲しい韓国ドラマランキング
元々韓国時代劇を観たのがきっかけでいろいろな韓国ドラマや映画を観てきました。
笑いあり、涙あり。
今回は、個人的な視点で涙無しでは観られない韓国ドラマをご紹介します。
感動、切ない、悲しい、いい話…人それぞれ受け取り方は違うかもしれませんが、涙を誘う、是非たくさんの人に観てもらいたいと思うドラマをランキングします。
第1位:「戦友〜レジェンド・オブ・パトリオット」
舞台は1950年に勃発した朝鮮戦争(韓国では韓国戦争という)の時代です。
途中何度も涙を堪えながら観ていましたが、最終回になるにつれてずっと涙が止まらず、見終えてからもしばらくは胸が痛んだままでした。
同じ半島にある民族同士の戦争。
ただ家族や仲間たちと笑いあい平凡に幸せに暮らしていくはずだった。
そんな人々の生活をいとも簡単に壊し、同じ民族が憎み合い殺しあう風景は本当に地獄だと思います。
このドラマに登場する部隊の仲間たちは、戦争という非日常で苦しく辛い状況の中でも、お互いを信じ、助け合い、時には冗談を言ったりふざけたりして笑いあう、そんな素敵な人たちです。
それぞれに守りたい大切な人や思いがあるのです。
そして自分の命も仲間の命も諦めない。
絆の深さを感じました。
幾度となく死の危険にさらされ、その度になんとか生き延びてきた部隊の仲間たちですが、一人が脱走してしまいます。
脱走し行く当てもなく彷徨いながらも北朝鮮側の人間に扮して、人民軍の仲間に入れられてしまいます。
このドラマでは、韓国の人側だけでなく、北朝鮮側の視点にも立って物語が展開しており、国だとか人種だとかそんなものは関係ない、生きたい、幸せに暮らしたいという思いはみんな同じなのだというのとをひしと感じました。
あどけなさの残る少年の想い。
愛する人を想う青年の想い。
その時代生きた一人ひとりに物語があります。
今でも北朝鮮と韓国は二分されています。
本当に悲しいことだと思います。
本当に涙無しでは見られませんでした。
もっと多くの人に知ってもらいたいです。
第2位:「馬医」
医療をテーマにした時代劇ドラマです。
医療が発達していない時代、動物や貧しい者の命が軽視され、救えるはずの命も諦めなざるを得ない。
そんな時代に、動物も貧しい人も高貴な人も、生きているものの命はみんな尊い、と身につけた医術で誰でも助けようとする主人公に胸が熱くなりました。
これこそが本来の医者のあるべき姿だと感じました。
本当に大切なことは、一つの命と真剣に向き合うこと。
命を差別せず、苦しんでいる者のために精一杯の力を注ぐ姿は、感動を受けずには見られません。
自分の子どもではないのに大切に育てた主人公の義父。
自らの命に代えてでも守った子どもの命。
危険を承知で大きな手術に挑む医師たち。
さまざまな人の想いと複雑な恋愛感情などが、物語の展開を面白くさせています。
時に笑えるエピソードもあり、楽しんで観られました。
主人公が成長していく様や、途中途中に出会う人々、物事の考え方に変化が起きてくる王室の人々など、見所が満載です。
第3位:「善徳女王」
韓国に興味を持った最初のきっかけはこのドラマでした。
とても長いお話ですが、主人公を取り巻く時代の変化や人々の変化など、とても面白く、時に感動するドラマです。
ハラハラドキドキ。
真面目な登場人物からおちゃらけ人物まで、いろいろな人物が出てきて前半は面白い物語が多いです。
しかし、何度も何度も死の恐怖や大切な人との別れを経験しながらも強く生きていく主人公の姿に感動します。
幼くして壮絶な経験をした主人公が、強い心で時代の頂点を目指していきます。
弱音を吐いたり自暴自棄になったりもしますが、そんな時に支えてくれる人の存在にも心温まります。
幼少期に出会い共に訓練や戦などを経験してきた人物との絆や、生き別れた双子の姉への尊敬、育ての母親の愛…。
特に、訳も分からず突然育ての母となった乳母が、主人公を大切に育て、自分の命を投げ打ってでも守り抜く姿に涙です。
時代の変化、気持ちの変化。
変わっていくものがたくさんある中で、ずっと変わらないものもある。
笑い、涙、感動の作品です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
素敵な韓国ドラマがたくさんありますが、今回は涙無しでは観られない韓国ドラマをご紹介しました。
いろいろな視点で描かれた韓国ドラマを、いろいろな視点から観てみてください。
それぞれの時代に、それぞれの想いを持って生きた主人公たち。
ドラマから感じること、学ぶことは多いと思います。
ぜひ観てもらいたいと思います。