色彩に酔いしれる!ビビットカラーで夢の世界にいざなうカラフル邦画ベスト3

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邦画と言うと、地味な映画を想像していませんか?しっとりしているのももちろん素晴らしい日本の映画です。


お金の問題とかで日本にアクション映画が少ないとかドキドキしないとか、そんな悲しいことは言わないでください。


ここでお伝えするのは邦画らしいしっとりさもない上、手に汗握るアクションシーンもない。


でも、最高にドキドキするカラフルで見るとまるで夢の世界に紛れてしまったかのような錯覚に陥る、中毒性の高い作品をご紹介します。





第1位:「ヘルタースケルター」

ヘルタースケルター
主演沢尻エリカ、監督蜷川実花でおくる漫画原作の作品です。


内容はかなり重く、1人のモデルや周りの人がどんどんと壊れていく様を世にも美しく描いていきます。


開始10分から胸倉をつかまれたように画面の方から目を離せなくなり、どんどん引き込まれていきます・見ているだけで魂の一部を吸い取られていくような恐ろしさがあり、一種のホラーであるとさえ感じます。


そこをただの怖いお話だけでは見せず、引き込まれる映像としているのは監督が用意した極彩色の舞台装置。


世界観を象徴する青い蝶が出てくるシーンはうっとりしてため息が出ます。


いかに恐ろしいシーンも目を背けずにいられるのはその豪華絢爛な世界観ゆえだと思いました。


沢尻エリカさんはこの作品の後にお休み期間を作ったと言われていますが「そりゃ、この役をやり終えたら誰だって疲れるだろう。」と思う体当たりの演技です。


色彩の美しさはナンバーワンですし、必ず心に残る作品になると思います。


しかし、残念ながら生理的に受け付けない人がいてもうなずける内容となっています。


覚悟を持って、見終わった後はゆっくりと休息をとることを考えてこの映画に立ち向かってください。


最近刺激が少ないなと考えている女性の方は是非お勧めしたいです。






第2位:「パコと魔法の絵本」

パコと魔法の絵本
日本にこんなファンタジー作品があったのかとびっくりするような作品です。


暖かい気持ちになりたい人にはこの作品がおススメです。


不器用なおじさんと無邪気な少女のパコ。


おじさんは病気で明日になったら記憶を失うパコの為、絵本の世界を見せてあげようとするお話です。


太陽を浴びてキラキラした葉っぱやお花たちは子どもが夢見た絵本の世界そのもの。


まるで、アトラクションに乗っているようなワクワクが止まらない世界の映像は美しいとしか言いようが有りません。


またジャンルはコメディーかもしれませんが、パコを喜ばせようとする仲間たちの必死さにだんだんと感動し、最後には号泣してしまう感動作でした。


さらに、注目すべきは豪華なキャスト人。


役所広司、妻夫木聡、土屋アンナに阿部サダオ、上川隆也、主役級の人がたくさん出ています。


そのすべての方たちが「こんな役が出来るの?」と驚くような役をしているのも魅力の1つです。


話の展開がシュールすぎてわかりづらい部分もありますが、そこは絵本だからさらりと考えないで見て頂いて全く差し支えないです。


子ども心を忘れてしまってワクワクできていないなと思う方、アミューズメントパークに行きたいけど時間がない方などの清涼剤としてお勧めしたい作品です。


第3位:「陽気なギャングが地球を回す」

陽気なギャングが地球を回す
この作品で活躍するのはカラフルなスーツを着た4人の銀行強盗。


華麗で爽快なやつらのエンターテイメント作品です。


原作は『ゴールデンスランバー』などの伊坂幸太郎さん。


原作ももちろん話がトントン軽快に進むのが魅力なのですが、映画は豪華キャストを使ってかなり見ごたえのあるまさしく『陽気な』作品になっています。


カラフルな衣装にも決して負けない役者たちの存在感はスタイリッシュで目を奪います。


派手すぎるシーンがあるわけではないのに最後までハラハラドキドキして気持ちをひきつけます。


特に見所なのは佐藤浩市の演じる響野の演説のシーン。


銀行強盗になぜ演説?と最初は疑問なのですが途中で納得します。


彼の演技は毎回笑ってしまいました。


ただ、原作を読んだ方は「え?こんな設定あった?!」とものすごく驚くシーンがあります。


私は気になるタイプではないのですがそういったことに厳しい方はあらかじめご了承ください。


最近むしゃくしゃしているあなたにはすごくおススメです。


放映時間は他と比べて少し短いですが、そうする事で気負わずにスカッと見ることができます。


普段、映画は見ないなと言う方も癖がなく、見たことのある俳優さんが出てくる作品なので安心して見ることができます。


まとめ

いかがでしたか?今まで見たことのなかった作品や思わず見たくなった作品はあったでしょうか。


最初に言ったように邦画はスケールが狭かったり、現実味のあるお話が多いと思われがちです。


しかし、ここで紹介した以外にもウキウキするような作品がたくさんあるのです。


あなたも色とりどりの映画を探して夢の世界に行ってみてはいかがでしょうか。







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