使いやすいdapはどうやって探す?6つのチェックポイント

DAP(デジタルオーディオプレーヤー)

dapとは、デジタル・オーディオ・プレーヤーのことであり、一般的にイヤホンなどを使う小型の製品を指します。

これを購入するときは、「なるべく使いやすいものが欲しい」と考えることも多いですが、本当に使いやすいものを見つけるには、適当な選び方をしてはいけません。

ポイントをチェックしながら、細かく見ていくようにしましょう。

>>高品質ハイレゾDAPおすすめランキング


対応フォーマットはどうなっているか

使いやすいdapを選ぶのであれば、対応フォーマットの確認は必ず行うようにしてください。

自分が使っている音楽ファイルの形式に合わない製品を選ぶと、再生できなくなってしまいます。

聴きたい曲がうまく再生できないようなものでは、使いやすいどころか、「なんて使えないアイテムなんだ」とがっかりすることになるのです。

そのような事態を防ぐためには、対応フォーマットを忘れずにチェックしておきましょう。

特に、音質を重視するなら、FLACやWAVがきちんと再生できるものを選ぶ必要があります。

FLACやWAVは、ハイレゾ音源によくあるファイル形式なので、できるだけ高音質な曲を聴きたいときは、見逃せないポイントです。

これを再生できない製品だと、ハイレゾの高音質を楽しめなくなってしまうので、必ず確認しておくことをおすすめします。

>>高品質ハイレゾDAPおすすめランキング


容量は十分にあるか

使いやすいdapを選ぶなら、聴きたい曲をすべて入れられるだけの容量も重要です。

容量が足りなと、入る曲数がかなり制限されるため、使いにくくなります。

例えば、外出先で音楽を聴くために、たくさんの曲を持ち出したくても、容量が小さいと、あまり持ち出すことはできません。

そうなると、本当に聴きたいものだけを厳選して入れることになりますが、その選別にやたらと時間をとられたりすると、「もっとたくさん入るものにすればよかった」と感じてしまうものです。

たっぷり容量があるものなら、気になる曲をどんどん放り込むような使い方が可能になるので、曲の優先順位で頭を悩ませなくても済みます。

そのため、たくさんの曲を一度に持ち出したい場合は、容量がどれくらいあるか、しっかり確認しておきましょう。

出し入れの手間を減らす

容量が小さいものだと、外付けHDDに保存されたものを出し入れするときは、不便に感じることがあります。

HDDの中の一部を容量満杯になるまで詰め込んだとしても、あとから別の曲が聴きたくなったときは、入れ替えを行わなければなりません。

その作業があまり頻回になるようだと、煩わしくなってしまうものです。

しかし、容量がたくさんあるなら、何度も出し入れを繰り返す必要はなくなります。

特に聴きたい曲だけでなく、「これもあとで聴きたくなるかもしれない」「大好きではないけど妙に気になる」といった微妙な曲まで、すべて入れておくことができるため、作業の手間は大幅に減らすことができるのです。

大量の音楽ファイルを所有している人は、必ず容量をチェックしておきましょう。

高音質には大容量を

音楽ファイルは、音質が良いものほどサイズが大きくなるものです。

そのため、ハイレゾ音源をたくさん聴きたい場合は、容量がとても重要なポイントになります。

MP3やAACが主であれば、それほど容量にこだわらなくても十分に使えたりしますが、FLACやWAVで聴きたいなら、かなり大きい容量が必要です。

容量が小さいものにハイレゾ音源を入れると、すぐ満杯になってしまうため、どうしても使いにくさを感じるようになります。

高音質でさまざまな曲を楽しむためには、大容量のものがおすすめです。

それなら、サイズの大きいハイレゾ音源であっても、たっぷり入れて持ち歩くことができます。

SDカードを使う

容量の大きいものを選ぶときは、値段もよく見て考えなければなりません。

たくさん曲が入る大容量のものは、値段も上がってしまうので、予算が少ないときは注意が必要です。

そんなときは、マイクロSDカードに対応した製品を選んでみましょう。

マイクロSDカードで容量を増やせるものなら、少し安いものを買っても、多くの曲を入れておくことができます。

便利な機能をうまく利用して、出費を抑えてください。

操作性に問題はないか

操作性は、使いやすさにかなり影響してくるポイントです。

再生や停止、ボリュームの調節といった基本的な操作につまずくようなものには、使いにくさを感じてしまいます。

例えば、自分ではきちんと操作しているつもりでも、妙に反応が遅かったりすると、使うたびにイライラしてしまうものです。

また、聴きたい曲をすぐに見つけられないときも、ストレスがたまってしまいます。

dapを選ぶときは、そうした操作性の悪さがないことをしっかり確認しておかなければなりません。

そのため、店頭で手に取って試すことができるようなら、必ずチェックしておきましょう。

スルスルと快適に操作できるものであれば、余計なストレスがなくなり、音楽鑑賞に集中できるようになります。

再生時間はどれくらいか

使いやすさを優先して選ぶなら、再生可能な時間についてもしっかり確認しておくべきです。

バッテリーの持続時間が短いものは、あまり長く使うことができないので、充電の回数が多くなります。

特に、動画再生機能がついたものには注意が必要です。

動画を再生するとバッテリーの消耗が激しくなるので、連続再生できる時間はさらに縮まることになります。

長時間の使用を快適なものにするためには、なるべくバッテリー駆動時間が長い製品を選ぶようにしましょう。

それなら、1回の充電で長く使うことができます。

とはいえ、多くの製品が30~50時間はもつようになっているので、普通に使うならそれほどデメリットになることはありません。

動画を再生しても、1日の中で何度も充電するようなことはめったに起こらないものです。

しかし、旅行などで何日も使うような場合は、何度か充電が必要になることもあります。

そんなときは、充電回数が少なく、できるだけ長く使える方が助かります。

普通より長く使うことが多そうな場合は、時間のチェックを忘れないようにしましょう。

ちょうどよいサイズになっているか

dapは基本的に小さいものですが、音質重視の製品の中には、少し大きめで重いものもあります。

そうしたものは、携帯していると使いにくさを感じる可能性があるので、サイズの確認もしっかり行うようにしてください。

コンパクトなものであれば、持ち歩くときも快適に使うことができます。

ポケットに入るくらいの大きさを目安に、できるだけ携帯しやすいものを選びましょう。

ノイズキャンセリング機能はあるか

使いやすさに注目して選ぶなら、雑音をシャットアウトできる機能も要チェックです。

ノイズキャンセイリング機能があるものは、周囲の余計な音が入り込むことを防いでくれるため、多少うるさい場所でも音楽を聴くことができます。

普通なら、できるだけ静かな場所を選ばないと集中できないものですが、この機能がある製品なら、バスや電車の中でも問題なく使うことができるのです。

場所の制限がなく、どこでも快適に聴けるものなら、使いにくさを感じるようなことはありません。

どんな機能があるのか、よく見てから購入するようにしましょう。

まとめ

使いやすいdapを購入したいときは、漠然と見比べるのではなく、ここで紹介したようなポイントを、ひとつひとつ慎重に確認してみることをおすすめします。

対応するフォーマットや容量、便利な機能などをしっかりチェックして、なるべくデメリットが少ないものを探していけば、本当に使いやすい製品を見つけることができるのです。