音楽を聴くならdap?それともスマホ?それぞれのメリット・デメリットをまとめてみた

DAP(デジタルオーディオプレーヤー)

パイオニア Pioneer デジタルオーディオプレーヤー private ハイレゾ対応 ブラック XDP-30R(B)

dapは音楽を聴くために多くの人に使用されてきました。

ですが最近では、スマホが普及したことにより、dapを使わずにスマホで音楽を聴くという人も増えています。

dapは音楽を聴くことに特化しているので、実はスマホより優れている点がいくつもあります。

ではdapは、どのような点でスマホで音楽を聴いた場合よりも優れているのでしょうか。

それぞれのメリット・デメリットを紹介していきます。

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dapを使用するメリット

まずはdapを使用することのメリットを紹介していきます。

音楽を聴くことに特化しているdapにはどんなメリットがあるのでしょうか。

高音質

dapは音楽を聴くことに特化している電子機器です。

そのため、常に音質を追及していて、よりよい音質で音楽が聴くことができるように開発されています。

最先端の音質を良くするための技術が取り入れられているので、高音質を実現しています。

dapを開発しているSONYなどのメーカーはスマホも開発しています。

そういった場合には比較的音質が良くなりがちですが、それでも本業であるdapには及びません。

スマホは電話やメール、アプリ、カメラなど様々な機能を搭載しています。

そのため、価格を抑えるために最先端の音質は求められていません。

dapでは最近、ハイレゾという技術が開発され、取り入れられています。

音楽をCDにする際には、容量の関係上入りきらない音などの情報がありました。

ハイレゾではそれらの入りきらなかった音を全て取り入れることができるようになっています。

そのためCDよりも音質が良く、音の太さや繊細さ、奥行き、圧力、表現力などが良くなっています。

これらの技術は一部のスマホには導入されていますが、主流なのはdapです。

小型である

dapはスマホに比べて本体が小型です。

スマホは音楽を聴くのがメインというわけではなく、電話やメールなどがメインの役割です。

そのため、画面を見て様々なことをしなければいけないので、機器も大きくなりがちです。

ですがdapは音楽を聴くためだけに使うものなので、小型になっています。

胸ポケットなどにも余裕で入るので、持ち運びの邪魔にはまったくなりません。

たくさんの曲が入る

最近になって様々な音楽データのフォーマットが開発されたことで、音楽データの大きさは非常に小さくなりました。

これに関してはスマホでも同じフォーマットを使用しています。

ですがdapは音楽のみを入れることになるので、たくさんのデータを入れることができます。

スマホの場合は、アプリなどで大容量が必要な場合も多く、それらと相談しながら曲のやりとりをしなければいけません。

操作が簡単

dapは音楽を聴くためのものなので、操作が非常に簡単です。

アルバムなどを選んでしまえば、ボタン一つ押すだけで音楽の再生や停止、次の曲へスキップするなどが行えます。

そのため、鞄やポケットなどに入れたままでも画面や機器を見ずに作業することもできます。

電池が長持ちする

dapでは音楽を聴くためだけに使用するので、電力消費が非常に少なくなっています。

そのため、一度充電すると長時間使えるものが多いです。

音楽を聴いているとき以外は省エネ状態になっているので、電池もほとんど消費しません。

dap独特の機能

dapには一部ですが、独特な機能を持っているものがあります。

例えば、取り込まれている音楽のボーカル部分だけ小さくし、オフボーカルの曲にしたりすることもできます。

まるでカラオケ音声のように聞こえるので、練習などをしたい場合には便利です。

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dapを使用するデメリット

dapのメリットに続いて、デメリットを紹介していきます。

音楽を聴くための機器だからこそのデメリットとなります。

スマホ以外にdapを購入する必要がある

dapは当然購入しなければ使用することができません。

スマホに比べると1台の値段は安くなっていますが、それでも数千円~1万円程度は必要となってきます。

そのため、スマホに加えてこちらも新しく購入するとなると、費用が必要になります。

PCがないと音楽を取り込めない

dapは基本的にCDをPCに取り込み、そのデータを受信することで音楽データを取り込んでいます。

そのため、新しい曲を取り込もうとすると、PCが必要になります。

CDが無くてもネットでデータを購入することもできますが、その場合にもdapでデータを購入することはできないので、PCは必須品となってきます。

PCを持っていないという場合には、曲を入れることができません。

音楽のダウンロードができない

dapはスマホと違い、ネットと繋がっていません。

そのため、dapでネットから音楽をダウンロードしてくるということはできません。

必ずPCを通さなければできないので、聞きたい音楽があるからと、気軽にネットで探してダウンロードするということはできません。

スマホで音楽を聴くメリット

ここからはdapの比較対象となるスマホについて考えていきます。

まずは、スマホで音楽を聴くことによるメリットです。

スマホ一台で完結する

dapの代わりにスマホを使用した場合、スマホ一台ですべて行うことができます。

dapを使用する場合、電話やメールなどをする際はスマホ、音楽を聴く時はdapと使い分ける必要がありますが、音楽をスマホで聞くとその必要が無くなります。

電話やメールが着た場合には、音楽に割り込んできてくれるので確実に気づくことができます。

また、dapの端末を購入する必要もなくなるので、その分費用も抑えることができます。

ネットに繋がっている

スマホはdapとは違い、常に通信を行っています。

そのため、ネットから曲を購入しダウンロードすることができます。

いつでも場所を問わずに、自分の好きなタイミングで楽曲を購入し、追加することができるので、聞きたい音楽がある場合にはすぐに対応することもできます。

また、定額制で音楽が聴き放題のサービスなども展開されています。

これらもスマホだと気軽に利用することができます。

スマホで音楽を聴くデメリット

最後に、スマホで音楽を聴いた場合のデメリットを紹介していきます。

電池の消費が激しくなる

スマホはdapに比べて、常に多くのアプリケーションなどが起動しているので電池の消耗が激しいです。

そこにさらに音楽を聴くことで、電池の消費が激しくなります。

音楽を聴いていて、気づいたら電池が残り少なくなっていたということもよくあるようです。

音質が劣る

音楽再生に特化しているdapには、やはり音質の面では劣ってしまうことが多いです。

そのため、低音の迫力や高音の伸びなどは表現しきれていないという場合が多いです。

特にライブ音源などでは、臨場感も大事になってきます。

こういった音楽では、その差はより顕著なものになってきてしまいます。

イヤホンジャックのついていない機種も

スマホによっては、イヤホンジャックがついていない機種もまれにあります。

そのような機種では、充電用のUSBポートにイヤホンを繋ぐためのケーブルを繋がなければいけません。

USBポートが埋まってしまうので、充電することができなくなるので、音楽を聴くか、充電をするかのどちらかしかできなくなってしまいます。

まとめ

SONYのウォークマンやAPPLEのiPodを筆頭としたdapは、音楽を聴くために開発された機器です。

それに対してスマホは、あくまで電話などの携帯としての機能がメインで、音楽を聴くのはおまけです。

そのため、音質などはdapが優れています。

音楽を聴くのが好き、音楽を聴くことが多いという方は、ぜひdapの購入を検討してみてください。

きっと日常の中にある音楽をより良いものにしてくれるでしょう。

参考URL・参考文献・根拠など

https://kakaku.com/pc/mp3-player/guide_0130/?lid=shop_pricemenu_guide_0130#Section1
https://officesv.com/dap/2705/
https://scheherazade-blog.com/dap