dapで使う高遮音性イヤホンを選ぶコツは?チェックポイント5選
dapで音楽を聴くとき、遮音性の高いイヤホンを使うと、周囲の雑音を抑えて聴きやすくしてくれます。
外に音が漏れることも防いでくれるため、安心して音楽を楽しめるのです。
ただし、高遮音性イヤホンを使うなら、適当に選んだりしないでください。
本当に遮音性の高い製品を手に入れるためには、チェックポイントをよく見て、慎重に選んでいきましょう。
通常のイヤホンかイヤーモニターか
dapとセットで使うアイテムとしては、通常のイヤホン以外に、イヤーモニターという選択肢もあります。
イヤーモニターは、主にプロのミュージシャンがライブなどで使うアイテムです。
これを装着することにより、大きなステージでも他の楽器の音をきちんと聴きとり、思う存分動き回ることができます。
そして、もうひとつの重要なメリットが、遮音性の高さです。
通常のイヤホンよりもかなり高い遮音性をもっているため、音楽鑑賞でも便利に使うことができます。
そのため、遮音性の高さにとことんこだわるなら、イヤーモニターを選んでおいた方が満足できる場合もあります。
高遮音性イヤホンを選ぶときは、普通のイヤホンにするかイヤーモニターにするか、よく考えて決めるようにしましょう。
プロ限定のアイテムではない
イヤーモニターは、「プロ専用の業務用アイテム」といったイメージが強く、一般人が手を出すにはハードルが高いように感じてしまうこともあります。
しかし、実際にはそれほど身構える必要はありません。
仕事だけでなく、音楽鑑賞に適したモデルも増えてきているので、プロでなくでも快適に使うことができます。
鑑賞するだけでなく、自分で音楽制作をするときも役立つアイテムなので、そちらの用途も考えているなら、しっかりチェックしておきましょう。
イヤーモニターの臨場感
イヤーモニターを使ったときは、通常のイヤホンよりも臨場感が強くなります。
楽器の音などをしっかりと再現してくれるため、かなりリアルな音を楽しむことができるのです。
そのため、高音質を優先したいときも最適なアイテムになります。
遮音性だけでなく、音質のよさも重視したい場合は、イヤーモニターの購入を検討してみましょう。
値段に注意
イヤーモニターは便利なアイテムですが、選ぶときは値段をよく見ておいてください。
業務用以外のモデルもあるとはいえ、通常のイヤホンより値段は高くなっています。
値段に見合った高性能ではありますが、使える予算が少ないときは注意しておきましょう。
イヤホンの形状
普通のイヤホンにしてもイヤーモニターにしても、どのような形状をしているか確認しておくことは、とても重要なポイントになります。
イヤホンの形状には、遮音性の高いタイプと低いタイプがあるので、間違えると周囲に人がいる場所では使えません。
電車やバスの中で遮音性の低いイヤホンを使っていると、dapの音が漏れ出し、迷惑をかけてしまう可能性があります。
音を大きくしすぎなければ、ある程度は抑えられますが、できれば音漏れしにくいものを使いたいものです。
そのためには、形状をしっかりチェックして、遮音性の高いタイプを選択してください。
カナル型で密閉
遮音性が高いイヤホンやイヤーモニターを探すなら、耳穴にイヤーピースを入れるタイプに注目しましょう。
そのタイプはカナル型と呼ばれており、音が通りにくくなっています。
耳穴にすっぽりと入れ込む形なので、ぴっちり密閉することができ、外に漏れることもなければ、雑音が入りすぎることもありません。
そのため、人が多い場所や、周囲がうるさい場所で使うにはおすすめのタイプです。
遮音性を重視するなら、この形状を見落とさないようにしてください。
インナーイヤー型は屋内向け
インナーイヤー型は、カナル型のように耳穴に入れるのではなく、穴の入り口にはめるタイプです。
あまりきっちり密閉しないので、開放感は高くなっていますが、遮音性の方は期待できません。
音量を上げると外に漏れる可能性が高いので、誰かの迷惑になる場所では使わないようにするか、かなり小さめの音で再生する必要があります。
また、周囲の音も入りやすくなるので、いろいろな音が溢れている場所では、快適な音楽鑑賞ができなくなります。
外で使うには向いていないタイプなので、なるべく部屋の中で聴くときに使うようにしましょう。
耳に合うサイズ
遮音性の高さを求めてカナル型の製品を選ぶときは、イヤーピースのサイズをきちんと確認しておくことが大切です。
耳穴に入れ込むタイプなら密閉しやすいとはいえ、うまくフィットしなければ、本来の遮音性は発揮できません。
大きすぎたり小さすぎたりすると、装着したつもりでも、いつのまにか抜けそうになっていたり、ずれていたりするものです。
そうなると、隙間から音漏れしてしまいます。
イヤーモニターを選んだとしても、きちんと装着できないようでは、値段分の働きをしてくれない可能性が高いのです。
確実に高遮音性アイテムを手に入れるためには、自分の耳に合ったサイズを選ぶようにしましょう。
隙間なくぴったりとフィットするものなら、簡単に隙間ができることはありません。
イヤーピースは単体でも購入できるので、付属しているものが合わないときは、別売りを試してみてください。
ノイズキャンセリング機能
ノイズキャンセリング機能は、周囲の邪魔な音をカットして、音楽を聴きやすくしてくれます。
そのため、遮音性の高いアイテムを選ぶなら、忘れずにチェックしておきましょう。
余計な音を抑えることができれば、より遮音性を高めることができます。
耳の負担を軽減
ノイズキャンセリング機能は、イヤホン難聴を防ぐためにも利用されるものです。
雑音が多すぎるときは、音楽が目立たなくなるため、必要以上に音量を上げてしまうことがあります。
大音量にしておけば、細かい音まではっきりわかるようになりますが、その代償として、耳には大きな負担がかかります。
音量の上げすぎによる難聴を防ぐには、高い遮音性が必要になるため、ノイズキャンセリングはとても助かる機能なのです。
健康のためにも、遮音性アップのための機能を見逃さないようにしましょう。
NGな使い方
ノイズキャンセリングは優れた機能ですが、使い方を間違えると危険な面もあります。
NGとなるのは、外を歩いたり走ったりするときに使ってしまうことです。
そんなときに周囲の音をシャットアウトしていると、車や自転車が近づいてきても、まったく反応することができません。
周りの危険を察知できない状態では、事故に巻き込まれてしまうこともあるので、使う場所はきちんと選ぶようにしてください。
安すぎない値段
遮音性の高い製品を探すために100円ショップを利用するのは、あまりおすすめできない方法です。
安すぎるものは遮音性に力を入れていないことも多いため、安易に購入すると失敗する可能性が高いのです。
安いものがすべて悪いわけではありませんが、基本的には値段相応の品質であることを忘れないようにしましょう。
確実に遮音性の高いものを購入するなら、安さだけを優先したりせず、慎重に選ぶようにしてください。
まとめ
dapに遮音性の低いイヤホンを使っていると、周囲の雑音がやたらと混ざり込んでしまい、イライラすることがあります。
音漏れがひどいときも、使う場所が制限されてしまい、ストレスを感じることになります。
そうしたデメリットを回避するためには、ここで紹介したポイントをチェックして、遮音性の高いアイテムを見つけましょう。
雑音や音漏れを防ぐことができれば、快適に音楽を楽しめるようになります。
参考URL・参考文献・根拠など
https://sakidori.co/article/48416
https://sakidori.co/article/44345
https://goocho.jp/2802
https://sakidori.co/article/96951
https://my-best.com/6933