dapで細かい音が聞こえないときはどうする?細部まで味わうための4つの対策

DAP(デジタルオーディオプレーヤー)

dapは、小型で持ち運びやすい音楽プレーヤーであり、どこにいても好きな曲を楽しむことができます。

ただし、周囲の音がうるさい場所では、少し注意が必要です。

周りの音が多いと、曲の中の細かい音が埋もれてしまい、よく聞こえない状態になってしまうのです。

それでは、せっかくお気に入りの曲を持ち出しても、じっくり楽しむことができません。

音楽を深く味わうためには、聞こえやすくなる対策に注目してみましょう。

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密閉できるイヤホンで聴く

周囲の音が多くて音楽が埋もれてしまうなら、できるだけ余計な音が入らないように、しっかりと耳を塞ぐ必要があります。

そこで注目したいのが、装着したときに密閉できる高遮音性アイテムです。

例えば、窓もドアも閉め切った部屋の中では、外の音が少し遠くなります。

音が入りにくくなるため、内側が静かになるのです。

逆に、窓を開け放っていると、外の音はたくさん入ってくるようになります。

dapで音楽を聴くときも、その点を考慮して、密閉できるものを選ぶようにしましょう。

雑音が入りにくい状態にしておけば、音楽だけに集中することができます。

カナル型

外の音が入りにくい遮音性の高いイヤホンを探すなら、イヤーピースを入れるタイプがおすすめです。

イヤーピースを耳穴に入れるものは、カナル型と呼ばれており、装着するとぴっちり密閉してくれます。

隙間なく耳穴を塞ぐため、簡単に外の音が入ることはありません。

それなら、音楽を邪魔するものがなくなり、細かい音までよくわかるようになるのです。

イヤホンのタイプとしては、耳穴の入り口に引っかけるインナーイヤー型もありますが、遮音性はあまり期待できません。

カナル型ほどしっかり密閉できないため、周囲の音が入りやすくなります。

雑音対策を優先したい場合は、インナーイヤー型よりもカナル型にしておきましょう。

音漏れ対策にも

カナル型のイヤホンを使う対策は、外に出て行く音を抑えることもできます。

遮音性が高いということは、入ってくる音だけでなく、漏れ出る音も少なくなるということです。

そのため、めちゃくちゃな大音量で再生したりしない限り、簡単に音漏れすることはありません。

これは、バスや電車で音楽鑑賞をしたいときに便利です。

そうした場所で音楽を聴いていると、漏れていないか気になることがあります。

すぐ近くにシャカシャカうるさい人がいると、誰でも不快に感じてしまうものです。

下手をすると、怒った乗客とトラブルになることもあります。

そうした失敗を避けるためには、遮音性の高いカナル型イヤホンを選んでおきましょう。

普通に使っていれば、静かに音楽を楽しむことができるため、誰にも迷惑はかかりません。

音量の上げすぎを防ぐ

細かい音がよく聞こえないときは、音量を上げて解決しようとすることがあります。

しかし、それはよくない方法です。

周りの音が大きい場合、それに負けないくらいの音量にしてしまうと、耳に負担をかけることになります。

そんな状態で音楽鑑賞を続けていると、難聴になってしまうのです。

雑音の対策をするなら、無理に音量を上げるのではなく、邪魔な音を減らした方が安全です。

カナル型で音の侵入を防いでおけば、適度な音量でもよく聞こえるようになるため、耳に負担はかかりません。

音の聞こえやすささけでなく、耳の健康もよく考え、適切なイヤホンを選びましょう。

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密閉できるヘッドホンで聴く

dapで音楽を聴くときは、ヘッドホンを使うこともあります。

そのときも、やはり遮音性が重要になります。

ヘッドホンは、イヤホンと違って耳を広く覆いますが、だからといって遮音性が高いとは限りません。

より密閉できるものを選び、周囲の雑音をしっかり防いでいきましょう。

密閉型

遮音性の高いヘッドホンを探すなら、メッシュがあるものは避けておきましょう。

ハウジング部分にメッシュを使い、穴を多くしているものは、音が入りやすくなります。

そうした隙間が多いものは、開放型と呼ばれており、雑音対策には向かないタイプです。

音楽の邪魔になる音をしっかり防ぎたいなら、穴のない密閉型を選んでおきましょう。

密閉型なら、カナル型とヘッドホンと同じように遮音性が高くなっているため、曲だけが際立つようになります。

低音をじっくりと

密閉型のヘッドホンは、低音に強いアイテムです。

雑音を抑えれば全体的に聞こえやすくなるものですが、低音を重視したいときは、特におすすめなタイプなのです。

EDMやヒップホップを聴くことが多く、「低音の響きが強く感じられるアイテムを使いたい」と考えているなら、密閉型を試してみてください。

耳の隙間をなくす

カナル型イヤホンや密閉型ヘッドホンは、雑音対策に最適なアイテムですが、使い方には注意が必要です。

きちんと装着できていない場合、うまく雑音を軽減できないことがあります。

これは、アイテムと耳との間に隙間ができることで、本来の遮音性が低下してしまうためです。

確実に雑音を防ぐためには、常に正しく装着しておきましょう。

ぴったり耳にフィットしていれば、余計な隙間がなくなり、静かな音楽鑑賞ができるようになります。

ぴったり合うイヤーピース

イヤホンを使うときは、必ずジャストフィットなイヤーピースを選んでください。

サイズの合わないものを使っていると、ずれやすくなってしまいます。

付属する種類が多いものを選んでおくと、自分に合うサイズが見つけやすくなるので、購入するときはしっかり確認しておきましょう。

付属品がどれも合わないようなら、別売りのイヤーピースもチェックしてみてください。

コードの引っかかりを防ぐ

手を動かしたときにコードが引っかかると、イヤホンやヘッドホンが動いてしまい、隙間ができたり外れたりすることがあります。

密閉された状態を崩さないためには、ワイヤレスで使えるタイプも視野に入れておきましょう。

Bluetooth対応のものは、コードなしで接続することができるため、引っかかるものが一切ありません。

それなら、「うっかり引っ張ってしまった」という失敗も回避できるのです。

周りの音を消す

細かい音がしっかりわかるようにするためには、ただ密閉するだけでなく、周囲の音を消す方法も組み合わせてみてください。

邪魔な音を減らすことで、より曲が際立つようになります。

ノイズキャンセリング機能は雑音をかき消すことができるので、高遮音性アイテムと一緒にうまく使っていきましょう。

逆の音波

ノイズキャンセリング機能は、小型のマイクで周囲の音を把握し、それと逆の音波をぶつける仕組みになっています。

これが、雑音の消去を可能にするポイントです。

逆の音波を当てると、うまい具合に相殺することができるため、曲に入り込む雑音はなくなります。

マイクで拾った雑音にだけ逆の音波をぶつけるので、音楽の方が小さくなるようなことはありません。

曲だけが強調される状態にして、細部までじっくり味わえるようにしましょう。

使う場所は選ぶ

ノイズキャンセリングは魅力的な機能ですが、本当に必要な音まで消してしまうこともあるため、使う場所はよく考えるようにしてください。

散歩やランニングをするときに使っていると、危険を知らせる音に反応できない可能性があります。

車や自転車の音がかき消されてしまい、自分に接近していても、気づくことができないのです。

ノイズキャンセリングは、そうした危険のない場所で使うようにしましょう。

音を消しても安全な場所なら、思う存分音楽の世界に浸ることができます。

まとめ

周りがうるさいと、高音質な曲を再生していても、いまいち楽しむことができません。

しっかりと再現されたはずの細かい音が、雑音に埋もれて聞こえなくなる可能性が高いのです。

そうなると、好きな曲を流していても、ストレスを感じることがあります。

音楽の世界を堪能するためには、ここで紹介した対策を試してみてください。

周囲の音をできるだけ省くことができれば、音楽だけが際立ち、じっくり楽しめるようになります。

参考URL・参考文献・根拠など

https://arma-search.jp/article/good-earphone
https://moov.ooo/article/5c247f28c880a7638277c480
https://sakidori.co/article/48416
https://www.denon.jp/jp/blog/3994/index.html
https://www.tentecomai.com/entry/merit-demerit-of-wireless-earphone
https://time-space.kddi.com/ict-keywords/kaisetsu/20160427/
https://www.radius.co.jp/blog/running/