「純愛」について考えさせられる洋画ベスト3
純愛映画はいくつになっても見る価値がありますね。
熟年夫婦やマンネリカップルには特におすすめです。
純愛映画をみると、忘れかけていた何かを思い出させてくれます。
胸ときめいたあの頃を思い出せば、隣にいる彼・彼女を再び愛しく思えるはず・・
また、まだ彼氏・彼女がいない人にとっても、「純愛」とは何か考えさせてくれるでしょう。
第1位:「コールドマウンテン」

二コール・キッドマン主演の純愛映画です。
この映画を見ると、戦争中は自由にならない恋愛があったのだということを改めて考えさせられます。
また、その周囲で起こっている理不尽なことにも、目を覆いたくなります。
暴力・殺害・離別・・そんなことが戦争中は常だったのだいう事が分かります。
そして、この映画の恋人同士を見ていると、会いたくても会えない時間の中で互いを思い、愛を貫くことがどれほど美しいものか知ることができます。
再会を果たし、二人の愛はより熱くなっていきますが、二人が愛し合うことができた時間の短さが切ない映画です。
「やっとの思いで会えたのだからこそ、これから先の人生は共に歩んでいける・・」映画を見る側はそんな思いで見ていました。
結末は、そんな期待を裏切るものでしたが、それでもなお、永遠に続く愛があるのだという事を知り、これこそが本当の愛なのだと教えてくれるものでした。
純愛映画の代表作として多くの人に薦めたい、そんな映画です。
第2位:「ゴースト・ニューヨークの幻」

恋愛映画の代表作といえば、この映画をあげる人が多いのではないでしょうか。
映画を見た人は、映画の主題歌「アンチェインド・メロディ」を聞けば、感動シーンを思い出すことができるでしょう。
亡くなった彼がゴーストとなって彼女の前に姿を現す映画ですが、それはホラー的な現れかたではなく、突然の死を現実のものとして受け止められない彼と彼女が、亡くなった後も再会し、互いに「死」を受け止めようともがく姿が切なくも美しい映画です。
「純愛とは、時として思わぬ形で現れるものなのかもしれない・・」とゴーストの存在を信じることが出来ます。
しかし、そんな日々も終えなければいけない時がくるのですね。
亡くなった人を供養するためには、死を受け止めなければいけないのです。
世界には恋人や最愛の人を亡くし、悲しみから抜け出せないで居る人がたくさんいます。
そんな人に、この映画は温かい光を照らしてくれることでしょう。
美しい純愛映画だと思います。
第3位:「ラブ・アクチュアリー」
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この映画は、数組のカップルが登場する映画です。
そのめ、見ている人を飽きさせません。
思うように行かない恋や、少年が少女に抱く恋心・・そして熟年夫婦に訪れる不倫の危機とその結末など・・どれも目が離せません。
このように考えると、恋や愛はいつ訪れるか分からないものだと感じます。
この映画の中では、9つのストーリーが繰り広げられています。
その中で、19人の男女が関わっています。
そして最後には、その全ての人が笑顔で終わるというところが清々しい映画となっています。
ドロドロした恋愛や人をキズつける結末にならないところが救われます。
特に家庭を持つ人が誰かに恋心を抱いてしまったときなどは、その心にブレーキをかけるのがとても難しくなってくるでしょう。
これは、経験者にしかわからないものだと思います。
それでも、この映画では夫婦が冷静にお互いを見つめ直していくところがステキです。
これも、まさしく純愛なのではないでしょうか。
複数の純愛に心が癒される映画です。
まとめ
このように、純愛映画はわたしたちに忘れかけていた事や、再確認すべきことを教えてくれます。
そして、「純愛とは何か」について考えることは、年齢を問わす大切な事だと思います。
互いを思いやる気持ちが、どんなカップルにも無くてはいけないもので、長続きの秘訣だということがわかります。
長年連れ添ったカップルにこそ、純愛映画を見て欲しいと感じます。