ロバート・ロドリゲス監督のB級センスたっぷりの洋画ランキング
皆さんロバート・ロドリゲス監督って知ってますか?あのクエンティン・タランティーノの盟友にして、映画オタク、B級ラテンアクション映画に大物俳優を起用できる手腕を持ち、脚本、音楽も手掛ける奇天烈映画界(メジャーな作品も作ってます。
)のすごい人です。
私の敬愛するロバート・ロドリゲス監督の作品ランキングです。
第1位:「マチェーテ」

一番はハリウッドを代表する2大マニアック俳優の一人ダニー・トレホ(もう一人はスティーブ・ブシェミ。
)が主演していることです。
ダニー・トレホはロバート・ロドリゲスの従兄弟で、ロドリゲス作品の常連で、作品を見たことがある人なら一度見ただけで二度と忘れられない強面ビジュアルが印象の俳優さんで、この作品で初の主演。
ストーリーは勧善懲悪、起承転結がはっきりとした。
わかりやすいもので、悪の親玉がスティーブンセガールで、警察官だったトレホが嫁子供を殺され復讐に燃える。
復讐を果たすまでにセックス、乱闘、セクシーバイオレンスと入り乱れ、最終決戦はロドリゲスお得意の訳のわからん武器(今回はバイクにものすごい数の銃を付けた変な乗り物で、セガール一味を蹴散らす。
)で部下を倒し、セガールと1対1の戦いをして勝利しエンディングです。
ロバートデニーロ、リンジーローハン、ジェシカアルバといった脇を固めるキャストも魅力で
す。
この作品を見て面白いというセンスを持ち合わせていれば続編のマチェーテ・キルズもどうぞ。
第2位:「デスペラード」

2位はアントニオ・バンデラスをメジャーにした作品デスペラードです。
もともとロバートロドリゲス監督が若い時に制作したエルマリアッチという作品の続編という形なのですが、前作を見なくても話はわかります。
このストーリーも勧善懲悪、復讐劇というのがはっきりしていてわかりやすいストーリーとなっています。
昔恋人を殺された弾き語り流しの男バンデラスが殺したギャングに復讐する話で、バーで銃撃戦を打ち合ったり、新たな恋人を殺されたりと、ギャングに対して復讐心を高めていき、物語はクライマックスのギャングとの対決へと進んでいきます。
するとどこからともなくバンデラスの仲間が二人登場。
ここでロドリゲス監督おなじみ訳のわからない武器が登場します。
(今回はギターケース型マシンガンとギターケース型ロケット砲)この武器を使ってギャング一味を蹴散らします。
そして最後にギャングのボスと対峙し勝利してエンディングを迎えます。
先ほどのスティーブブシェミも出演してます。
この作品が面白いと思ったら続編レジェンドオブメキシコもどうぞ。
第3位:「フロムダスクティルドーン」
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ジョージ・クルーニー主演の作品です。
強盗と殺人をしまくるならず者兄弟の兄をジョージ・クルーニーが演じ、弟役はクエンティン・タランティーノが演じています。
ストーリーは前半と後半がまるで違います。
前半はギャングもので人質を殺しただめな弟を叱責しながらもメキシコに逃げるという逃亡劇のようなストーリーだが、到着したバーが吸血鬼の巣窟でそこからホラーアクションに様変わりする。
タランティーノは殺され、クルーニーもヴァンパイアと対決しまくり、吸血鬼に殺された者も吸血鬼となる始末で最初から見ていると何の映画を見ているのかわからなくなる感じになります。
ミラーボール武器は最強です。
ロドリゲス監督らしいといえば一番らしいかもしれません。
ラストはこのバーはヴァンパイアの巣窟でここに集まる男の刈り場だったという話だったと思います。
この作品が面白いと思ったら次回作フロムタスクティルドーン2もどうぞ。
このセンスはなかなかです。
まとめ
以上がロバートロドリゲス監督の作品ランキング3です。
一般受けするかどうかはわかりません。
このセンス感覚がわかる人はすべての作品を見たほうがいいと思います。
キャストもマニアックでストーリーもハチャメチャで、たしかにB級です。
その中で笑いあり暴力ありセックスありの簡潔簡単ストーリー、クドカン作品にも通鶴ものがあると思います。
是非どうぞ。