富への欲望、不倫、真実の愛、倍返しで復活、何でもありのオススメ韓国ドラマランキング
韓国ドラマで取り上げられるテーマの多くに「異母兄弟」や「出生の秘密」とややその後ろに「不倫」や「財産の相続」や「叶わぬ真実の愛」があります。
そのため、貧困から一転、大富豪になる、強欲で無慈悲な金持ちがが世間によって裁かれるストーリ展開がありそこが魅力で虜になっている方もいらっしゃると思います。
ご紹介するのはそんなメロドラマ風の作品3作です。
第1位:「オ・ジャリョンが行く」
チキントッポギの屋台を始めた中流家庭の兄弟と大規模総合商社の一族との間に繰り広げられるメロドラマです。
純粋で誠実な青年オ・ジャリョンは兄と屋台を始めます。
味を研究して人気が出ると総合商社に特許を先にとられ営業が出来なくなります。
そんな商社の副社長はアメリカ留学時代の恋人との間に子供が出来ましたが貧しい生い立ちの彼は財産目当てに社長の娘と結婚し、恋人と縁を切ろうとします。
しかし、子供の将来を考え恋人はなかなか別れず、副社長の秘書として働き始めます。
そんな時、副社長の妻が不妊症と診断され実子を他人の子として迎え入れようとします。
元恋人は子供の将来のため納得しますがその後不慮の事故で亡くなってしまいます。
一方、屋台がなくなったオ・ジャリョンは激しく落ち込みます。
屋台に通っていたお客の女の子に励まされ、付き合いだします。
その女の子はオ・ジャリョンから屋台を奪った会社の末っ子令嬢で副社長の義理の妹でした。
初めは格差婚に家族は反対するも、実はオ・ジャリョンは立派な富豪の息子で、事情があって中流家庭に養子に出されていただけとわかり、めでたく結婚できます。
しかし、副社長と出世争いをすることになり、屋台の件もあって仲良くできません。
そんな時、社長が運転中に心臓発作を起こし単独事故で亡くなります。
実は副社長の不実の子や財産目当ての結婚を知り、内々に会社や家族から退くよう話し合いをした帰りの事故でした。
副社長はまだ息のある社長を見殺しにし事実を隠し通していたのです。
しかし、道路に設置された防犯カメラで真実が明らかになり実刑を受けます。
副社長の妻だった令嬢はその後真実の愛を叶え、子供を儲けます。
オ・ジャリョンは社長になり、自分のチキントッポギとそれ以上の富を手にするとうラストです。
韓国ドラマの王道です。
オ・ジャリョンの初恋の相手は副社長のアメリカ留学時代の恋人だったので、はじめはオ・ジャリョンが純愛を貫くお話しと思いきや複雑な展開に変わりますので、副社長の行動に注目して見て下さいね。
第2位:「私だけのあなた」
夫の不倫、隠ぺい、裏切りから妻が這い上がる物語です。
内容はドロドロのメロドラマですが、主人公となる妻は健気な女性ではなく、韓国の元気で明るい女性なので終始コメディのように笑えます。
メロドラマというよりはコメディタッチで描かれているので、メロドラマは苦手という方でも韓国ドラマらしいテーマを楽しめる作品だと思います。
主人公は夫に不倫をされ、裏切られただけではなく捨てられます。
しかし、あらゆる逆境を乗り越えてシューズデザイナーとして成功し、今までの苦しい不幸な出来事の倍幸せになるサクセスストーリ^でもあります。
若くして妻になった女性が離婚を機に社会復帰するのは日本でも難しいと思います。
特技がない、自信がないと思う人が大半ではないでしょうか?離婚直後は傷ついて立ち直れないでいることもあると思います。
しかし、自分にとって良い面を一つ一つ見つけ出していく中にいつの日か離婚したことも含まれる日が来ると思うのです。
新しい素敵な出会い、自分の得意な分野でお金を稼ぐ仕事を手に入れていくうちに自信が持てる日が来ると思うのです。
独身の人もたくましく生きる方法を韓国ドラマを参考にしてみませんか?
第3位:「愛の群像」
日本における韓流ブームの火付け役と言えば、「冬のソナタ」で有名なぺ・ヨンジュンさんではないでしょうか?ヨン様ファンの方であればこの作品もご存じだと思うのですが、久々に若いヨン様をもう一度見てみませんか?1999年製作のラブストーリーです。
「冬のソナタ」のイメージでは一途で純粋なヨン様ですが、この作品では富や名誉を求めてやまない欲深い青年です。
そんな彼が愛について考えるきっかけになる2人の女性が現れます。
一人は彼の欲望を満たしてくれる財閥令嬢との出会い。
もう一方は財産とは無縁の女性教師です。
この女性教師とは一緒にいることで安らげるという魅力があります。
なぜ、両極端なタイプの女性に惹かれるかというと、主人公の育った環境に起因します。
幼い頃、父親が亡くなり、母親は主人公とその妹を捨て蒸発します。
裕福な生活とは無縁でしたが、周囲の人間の善意で兄妹は生かされてきたのです。
不遇な生活や貧しさから富に憧れを抱くのは無理のない事です。
更に、主人公は物語の後半で脳に悪性腫瘍ができ、余命宣告されます。
人生の終わりに欲が消えると聞きますが、主人公も真実の愛を見つけます。
命が尽きる時まで愛する人と暮らす幸せをかみしめる主人公を通して生きる事、愛する事を少し掘り下げて考えさせられる韓国ドラマです。
名作と言われる作品なので、知らなかった方は是非ご覧ください。
まとめ
親切で優しい人は、それだけ人をよく観察しています。
優しさはや親切ほど、相手への力加減が重要だからです。
人によっては無用な押し付けと思われてしまいます。
観察眼があると、しばしチャンスや損得の岐路に立たされる機会が多いと思います。
その時、自分の望むものの本質が何か見極めておく洞察力が必要だと思います。
富や名誉を欲するのは悪いことではありませんがやり方が問題です。
人の上に立つ人の観察眼や洞察力は基本的に優しさと親切心から培われたものだと思います。
泥沼のメロドラマと言ってしまうと軽くなりますが、韓国の人ならではの人好きで情の厚さや礼儀正しさから生まれる物語という側面もあると思います。
韓国ドラマの魅力の一つではないでしょうか?