親の無償の愛に感動必至!子育てに悩んだら観て欲しい洋画ベスト3ランキング

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優しい両親に育ててもらったのに思春期には人並みに反抗期があり、親に暴言を吐き、とにかく親が大嫌いな時期があった私。


現在は見事に形勢逆転し、自分の子供の反抗期にイライラさせられっぱなしです。


そんな時、ふと自分の反抗期の時期を思い出し、今更ながら親に申し訳なく思ったりします。


親の愛ってもっと大きなものでなければ…と自分の子育てを反省しちゃったり。


そんな時に観たいのがこの映画です。





第1位:「ファミリー」

Who Will Love My Children

古いアメリカ映画です。


実話が基になっている映画です。


子だくさん&父親の稼ぎが悪い家庭の母親がガンで余命宣告されてしまいます。


そこで子供達を今後どう育てるか…母親はある思い切った決断をします。


里親を募集し、自分自身でその里親候補達を面接・子供との相性のチェックなどをするのです。


離ればなれに里子に出される子供達の困惑、ひとり残される父親の苦しみ、そんな父に反発する長女、大事な子供を手放す母親の辛さ。


どの気持ちも分かる!とにかく泣ける!!
気丈に振る舞っていた母親が子供達を手放した後1人ひそかに泣くシーン、飲んだくれのちょいダメな父親が、妻の為にただ一つ自分の手元に残った【家族の幸せの象徴】と言える楽器を質に入れるシーンは涙無しではいられません。


古い映画なので画像も古いのですが、それがまた味わいがあるったら。


アメリカの田舎に住まう一家の、どこにでもあるささやかな幸せになごみます。


そしてその幸せがはかなく消えていくのは本当に辛いです。


残された子供の人生の為に、死にゆく親が出来ることとは何だろう、と考えさせられます。


この映画が特に良いのは悲しみの中にも救いがあること。


きっと子供達は幸せに育っていくだろうし、父親も淋しくはなるけどいつだって「家族」が近くにいてくれるのを感じるだろうエンディングはホッとします。


また、ラストシーンには喜びが…!!ここでもう号泣!!超感動!!
ハンカチいいえ、タオルをご用意の上ご覧下さい。





第2位:「ロレンツォのオイル/命の詩」

ロレンツォのオイル/命の詩 (字幕版)

アメリカの映画です。


副腎白質ジストロフィーという難病の息子の為に、医学的には全くのど素人の両親が自ら特効薬を見つけ出すというストーリーです。


正直、そこまで聞いただけでは物語として無理ありすぎ!といった感がありますが、なんとこの話は実話が基になっているのです。


医者達が匙を投げる中、ええい!こうなったら自分で研究してやる!という、まさに死にものぐるいの独学のシーンは親の愛情ってすごすぎる…と驚愕します。


周囲に理解されず辛い思いをしても、とにかく子供を救いたい!諦めない!
本当に治療薬を見つけ出すその努力の様子は、まさに鬼気迫るものがあります。


ラストの幸福感はたまりません。


実際、「ロレンツォのオイル」と名付けられた薬があるそうです。


そのオイルについては映画公開後、色々物議をかもしたそうですが、現在は一定の効果が認められているとのこと。


常識を打ち破る親の愛情。


素人が見つけ出した治療薬。


驚きとともに感動で泣ける映画です。

第3位:「ステラ」

Stella (1990)

名女優ベッド・ミドラー主演の映画です。


母娘の愛情がテーマ。


ちょっとだらしない感じの、でも陽気な母とそろそろ一人前になる生意気盛りの娘。


喧嘩したり仲良くしたりしながら2人で暮らしてますが、娘の将来の為に母親は娘を別れた娘の父親の所へと追い出します(娘の父親は裕福な、きちんとした家庭の男性です)。


優しく「貴女の為だから」なんて送り出しません。


娘に辛くあたって嘘をついて、自分を嫌うように、里心が起きないように突き放すのです。


観ているこちらの心が本当に痛くなるほどに。


娘を傷つけてまで追い立てなくったっていいじゃん!自分自身を悪役にしなくてもいいじゃん!と思ったりもしますが、この母親にとってはそれが最良の方法なんだろうな…。


自分の存在・現在の環境が娘の将来の壁になるとしたら、自分ならどうするだろう?こうやって絆を断ち切ってまで送り出せるかな?とすごく考えてしまう映画です。


ラストシーンで母親はこっそり娘の幸せな姿を泣きながら、でも満ち足りた笑顔でみつめます。


どうみてもホームレスになっているのに、もう二度と会えないだろうに、あの母親が娘を見つめる瞳こそがこの映画の全てなのです。

まとめ

どれもこれも、涙無しにはいられない感動作です。


それに、親が子供の為に出来ることってなんだろう、何を望むべきなんだろう、と自分に問いかけるきっかけになります。


出産時には「元気に生まれてくれたらそれで良い」とだけ願っていたはずなのに、子育てをしているうちにどんどん望むものが大きくなってしまう。


そんな自分を反省して子育ての原点に帰れる映画です。


少しくらい邪険にされたって、反抗されたって親として本当に大事な事は何なのかを忘れずにいるための三作です。







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