思わず一緒に歌ってしまう洋画ランキング

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皆さんには、何度も観たくなる映画ってありますか?
私は、たいていの映画は一度観たらもう二度と観ないってことがほとんどです。


観終わって良かったなと思った映画でも、その後に一回か二回観ればいい方です。


そんな私にも、小さい頃から何度も繰り返し観ても飽きない映画があります。


それらの共通点は、劇中で主人公たちが歌を唄っている映画です。


英語の曲なのに観ていると、知らず知らずのうちに全身でのりながら一緒に口ずさんでしまいます。


今回は「思わず一緒に歌ってしまう洋画ランキング」をご紹介します。





第1位:「サウンド・オブ・ミュージック」

サウンド・オブ・ミュージック (字幕版)

厳格な家庭で育ったトラップ家の子供たちの家庭教師となった修道女見習いの主人公・マリアが、その持ち前の明るさと歌で一家に受け入れられていくという映画です。


ミュージカル映画なので劇中の歌の数がとても多く、歌とともにストーリーが進んでいきます。


けれども、不思議と違和感なく観ることができます。


主人公・マリアを演じるジュリー・アンドリュースを筆頭に、登場人物全員の歌声がとても素敵です。


有名なドレミの歌をはじめとする曲も、一つ一つがその場面の登場人物の心情にぴったり寄り添っている印象を受けます。


私が初めてこの映画を観たのは小学生の頃で、次に観たときは二十歳くらいだったのですが、映画の歌をきっかけにそれまで忘れていた子供の頃に観たときの記憶がぶわっとよみがえったのを覚えています。


それほどこの映画には、魅力的で素晴らしい歌ばかりあります。


その中でも私が一番好きな歌は、「Sixteen Going On Seventeen(もうすぐ17歳)」です。


トラップ家の長女・リーズルが夜にこっそり恋人と会っているときの歌なのですが、胸がきゅんとなります。


恋って素敵だなと思わせてくれる一曲です。






第2位:「天使にラブ・ソングを・・・」

天使にラブ・ソングを・・・(吹替版)

ある事件に巻き込まれギャングに追われる身になった歌手の主人公・デロリスが、身を隠していた修道院でひと騒動起こすという映画です。


この映画はミュージカル映画ではなくコメディ映画なので、唄われる曲数は少ないです。


けれど一曲一曲が強烈なインパクトをもっています。


主人公・デロリスが聖歌隊に参加して、それまでの格式高い讃美歌をロックやスイング、ジャズ風にアレンジしていくのですが、原曲とのギャップがすごいのです。


なによりも歌っている聖歌隊の人たちがめちゃくちゃ楽しそうで、観ているこちらも体を動かさずにはいられません。


その中でも一番ノリノリになる曲は、「Hail Holy Queen」です。


デロリスが聖歌隊に入って初めて歌う曲です。


デロリスが来るまでの聖歌隊の歌はお世辞にも上手いとは言えないものでした。


この曲は、聖歌隊の人たちのデロリスの指導によってそれまでの自分たちの殻を破り、ためらいながらも歌う喜びを知っていくという心情がよく表れています。


この映画にはまった人には、続編の「天使にラブソングを・・・2」もおすすめです。


第3位:「ドリームガールズ」

ドリームガールズ (字幕版)

成功を夢見てニューヨークに来たコーラスグループのエフィ、ディーナ、ローレルの三人組が大スターのバックコーラスとしてデビューした後、それぞれ成功と挫折を歩んでいくという物語です。


主人公たちがコーラスガールということで、歌メインでストーリーが進んでいきます。


登場人物がセリフの途中で急に歌いだすのでびっくりしますが、これぞミュージカルの王道って感じです。


名曲ぞろいですが、この映画は曲よりも登場人物たちの歌声が魅力的です。


まずコーラスガール三人の臨場感のある歌声、ハーモニーは圧巻です。


歌手であるビヨンセの伸びのある美声はもちろん、この映画で実力を見出されたジェニファー・ハドソンの迫力のある歌声は鳥肌ものです。


そして、女性陣に負けず劣らず男性陣の歌声も素晴らしいものがあります。


ジェイミー・フォックスの甘い歌声にうっとりしたのもつかの間、ほかの作品ではなかなか聴けないエディ・マーフィーの歌声にもびっくりします。


エディ・マーフィー、こんなに歌が上手かったんだ。


登場人物それぞれの歌声がそれぞれのキャラクターにぴったり合っているので、歌で心情を表すシーンでは心に訴えかけてくるものが大きいです。


そのためか初めてこの映画を観た後は、映画とは違う何かもっとすごい大作を観たような心持ちになりました。


私の一番好きな曲は、「Dreamgirls」です。


コーラスガールの三人によって映画の前半と後半の二度歌われます。


前半の成功をつかんだ頃の歌の印象とは違い、いろいろな挫折を経て再び三人で歌ったラストの一曲は感慨深いものがあります。


まとめ

「思わず一緒に歌ってしまう洋画ランキング」をご紹介しました。


この記事を書きながらも思わず唄ってしまいました。


歌が魅力的だと映画自体も名作なものが多いですよね。


それとも映画が名作だからこそ登場する歌に魅力を感じるのでしょうか。


ご紹介した三作品は、これからも私の人生でことあるごとに観返されることになると思います。


皆さんもこれらの映画をご覧になるときは、ぜひ口ずさみながら観てみてください。







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