堤真一が出演しているグッドな邦画ランキング

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堤真一が出演している邦画は数多くありますが、いつも重要なキーマンを演じます。


独特のオーラを持っていて特徴のある声をしているのでTVでもCMでも存在感が半端ありません。


主演でも格好いいオーラはありますが助演であってもその声が聞こえると言葉が印象に残るのはセリフに心が籠っているからです。


それでいて主演が大事なセリフを言っている時は存在を強く尊重しないすごい役者だと思います。


その堤真一が出演している作品をランキングにしました。





第1位:「プリンセス・トヨトミ」

プリンセス トヨトミ

作品タイトルを見た時、時代劇かと思って見たら現代物の作品で拍子抜けました。


この時は戦国の話にハマっていたので出演している役者たちが戦国の重要人物と同じ苗字を名乗っている事に驚きました。


大阪国とか総理大臣とかあまりに現実離れしすぎていて楽な気持ちで見る事ができました。


この作品のおすすめの場所は『太閤』というお好み焼き屋で綾瀬はるか演じる鳥居が何枚もお好み焼きを食べてケロッとしているところです。


まるで大食いの人のように食べる鳥居にすごいなと思って笑ってしまいました。


ラスト手前で大阪国の国会議事堂の前に大阪の人間が集まっているシーンは圧巻です。


映画として見ているのに何人のエキストラを使ったんだろう、と思いながら実際あんなに囲まれた状態で立っている堤演じる松元は肝が凄いと思いました。


敵地に一人でいるようなものなのに物怖じしない強気な態度は堤真一だからできるものだと思います。


緩そうに見えて大きな男な堤真一の魅力を最大限に見せてもらった気がします。





第2位:「クライマーズ・ハイ」

クライマーズ・ハイ [DVD]

タイトルを見た時、どんな話だろうと思って見ていたら、かの有名な日本航空123便墜落事故のお話しで驚きました。


実際にも坂本九が乗っていたという事で当時子供だった私でも知っている有名なニュースです。


この映画は堤真一ではなく堺雅人目当てで見に行ったのですが、心痛な面持ちで報道を演じる堤真一の凄さに息を飲み込みました。


目が離せなくなる強さを演じているところにドキドキしました。


あの現場に入った堺雅人演じる佐山が見た悲惨な光景、それを休みもしないで文字にして国民に事故を教える姿勢。


その文面から事故の酷さが伝わってきて余計に震えてくる。


事故をそのまま伝えるのではなく、心の痛さを伝える報道は当時の当事者たちの悲痛さも伝わってきました。


大きな事故ですべての報道がこのニュース一色に染まっている中、他ではしていない情報をと人間が行き来する、今のように生放送で映像が送れるわけではない時代。


情報の伝達をするのは人間の足でしかなく疲れ切っているその演技も凄くて思わず拳に力を込めてしまいました。


この作品は実際にあった事を映像化したものなのでリアリティも凄く絶対に一見の価値ありです。

第3位:「SP 革命編」

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TVの深夜放送で始まった連続ドラマの劇場版です。


主演ではありませんが、堤真一の役どころは重要で、SPの味方だったはずなのに敵になっているという本当に重要な役。


主演でないけど岡田准一演じる井上といい関係を見る事ができました。


これは野望編、革命編の二部作からできていますが革命編の方では堤真一演じる尾形の過去も盛り込まれていて作品としては満足できました。


そして国会議事堂でのアクションも文句なく格好良く、銃の弾が発砲されるシーンもスローで撮影されているので余計にスピード感が増していて格好良かったです。


SPはここまでしていいのかと思いながらも的確に敵だけを撃ち抜いていくSPは全員が腕もよく仕事熱心で凄いです。


そしてラストの尾形と井上の対峙は緊張感が凄く伝わってきてゾクゾクしました。


あの緊張感を見る事ができるのは映画ならではだと思います。


信頼しあった相手だからこそ、銃を向けあう悲しさを知っている。


その絆にやはり感動を見せてくれました。

まとめ

堤真一は華のある役者ではありません。


それでも主演に華を見せる事もできて主演の時は作品に合わせた演技をしてすごい役者です。


独特の雰囲気で自分を主張しずぎず、それでも自分の存在をしっかり見る人に植え付ける。


それは大事な事だと思います。


堤真一の演じている役は堤真一でないと違和感のあるような役ばかりです。


そんな存在である堤真一の演じるほかの映画も見たくなる。


そんな役者の堤真一をもっと見てほしいと思いました。







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