予告編を見て絶対に見たいと思える邦画ベスト3
映画を見に行くと必ず予告編があります。
それを見て、この作品は映画館の大きなスクリーンで見たいと思った映画をランキングにしました。
予告を見ただけで、大して興味なかったのに見たいと思わせてくれる邦画はなかなかあるものではありません。
私が見たいと思った作品は映画を見た後に原作本まで買ってしまったものばかりです。
そして映画の方が好きかもしれないと思った作品です。
第1位:「天空の蜂」
これは本当に凄い作品です。
映像化不可能と言われていた作品だという事でしたが、映画を見る限り凄いとしか言いようがありませんでした。
よいしょよいしょの迫力が邦画とは思えない程です。
キャストもよく役に合っていて本当にそのキャストが自分の意志でそのセリフを発しているようでゾクゾクしました。
友情、頭脳戦、過去の過ち、いろいろなものが入り混じっていて難しい話ではあるものですが、最終的には大事にはならないように計画されたものでホッとしたものです。
おすすめのシーンは主演、湯原の息子高彦がビックBに乗って勝手に動いてしまったのに燃料がなくなったら落ちるしかないという状態で光を使ったモールス信号で湯原とやり取りをする場面。
そして空中で脱出作戦を決行するするシーンは手に汗を握ります。
格好良くてハラハラして、息子の度胸に凄いなと思いながらあまりの恐怖に漏らしてしまったのに誰にも言わないで、と言うところは実に可愛らしい。
そして最後は原子力発電所を護り全てが終わった時、ガッツポーズを取ってしまいました。
原作とは少し違うところがありますが、映画は見やすく分かりやすい内容になっていたと思います。
第2位:「藁の楯」
これはスピード感のある作品です。
でもふざけた話を映像化したなとも思いました。
凶悪な殺人犯である清丸を殺してほしいという広告が出たのに皆がざわめきます。
殺したら10億払うといわれたら犯罪だと分かっていても皆が狙っていく事は明白。
そして事実上狙われた清丸にSPが付き警護する事になって、その護送中に仲間が何人も殺されてしまいます。
そこまでして人は金を欲するのです。
そんな中でSPとして仕事を全うしようとする主演の銘苅は仲間を失いながらも必死に清丸を護送します。
自分のせいで仲間が死んでいるというのに清丸は疲れただの一緒にいる人間がおばさん臭いだの我儘を言って、最後の仲間が清丸の手で殺されたのにブチ切れて殴ってしまいます。
拳銃を突き付けて殺す寸前までいったのに思い止まって護送し終わったのにそれだけでは終わっていなくて、最後には刺されてしまうのに清丸には法の罰を受けてもらう事を選んだ銘苅は凄いと思いました。
原作も読みましたが内容が大分違って、これも映画の方が見やすかったなと思いました。
第3位:「DEATHNOTE」
デスノートは元は漫画が原作との事で実写版は賛否両論あるのではないかと思いました。
私は実写版にしたのは成功なのではないかと感じました。
この映画の後にTVドラマ化もしましたが原作に忠実なのはTVドラマの方だと思いましたが藤原竜也を主演に添えての演出なら合っていると思いました。
藤原竜也も独特の空気を纏っています。
昔はいい役ばかりだったのですが最近は悪役も演じるようになって、それがまた何とも言えない空気で合っているのかもしれないねと思います。
少し怖い空気を纏って、いい人っぽいのに悪人だった系の役が似合っているのでこの先もこういう役柄のオファーがくるかもしれません。
でも印象に強く残るのでこういう役しか知らない人は勘違いしてしまいそうなくらいにあっていました。
みどころはLとの勝負ですね。
互いの出方を見ながら言葉を選んで勝負を仕掛けていくところはハラハラします。
そしていつバレるのかと思いながら最後まで見ても続編に続くで少し残念ではありますが、ラストのLが笑ったところはゾクッとしました。
漫画とは違った魅力が詰まって映画独自の設定やオリキャラも出てきてこれはこれで面白い作品になっていると思いました。
まとめ
映画の予告はインパクトがないと見たいという気持ちにはさせてくれません。
いつもは何となく流して見ているものですがこの3作品は目に留まったものです。
そして本編も予告編に負けない素晴らしいものでした。
DVD化する時にその予告編も入れてくれるとありがたいのですがそうはいきません。
挙げた作品はどれも人が死んだりして少し怖い感もありますがそれ以上に作品内容が素晴らしいものです。
多くの方に見て欲しいと思いました。