これが男だ、男の洋画ベスト10ランキング

洋画ランキング




第10位 「ロッキー」

ロッキー(特別編) [DVD]

「頭が良くないなら、体で勝負」という発想が男らしくていいですね。


その腕節の強さで、自分がどこまで行けるかを証明するロッキー。


負け犬の遠吠えで終わらない、体を張った存在証明が美しいです。


当時しがない脇役俳優でしかなかったスタローンが脚本を書き、自ら主演した人気シリーズ第一作。


アカデミー作品賞ですよ。





第9位 「華麗なるギャツビー」

華麗なるギャツビー [DVD]

人生の裏街道を歩き、成り上がった男。


夢の女性を手に入れたと思った途端に、夢は手からこぼれていきます。


フィッツジェラルドの原作をかなり忠実に映像化したのは、フランシス・フォード・コッポラ監督。


ロバート・レッドフォードがきれいすぎるという声はありますが、まあ許しましょう。


これは男のロマンです。

第8位 「アパートの鍵貸します」

アパートの鍵貸します [DVD]

上司に逆らえないのが、サラリーマンのつらいところですよね。


上司の浮気のために、どうぞ使ってくださいと自分のアパートの鍵を貸してしまうのです。


しかもその浮気相手は、憎からず思っている女の子。


これは切ないシチュエーション。


男のペーソスを味わいたかったら、この作品がいちばん。


古い作品ですが、今見ても十分楽しめます。

第7位 「大脱走」

大脱走 [Blu-ray]

ナチスの収容所から脱走をくわだてる囚人たち。


実話の映画化と聞いてびっくり。


こんな無謀かつ緻密な計画して実行した男たちを尊敬します。


スティーヴ・マックイーンの革ジャンとアーミーチノの着こなしは完璧。


男性ファッション誌にもこの映画のスチル写真がよく載っています。


男たちのあこがれです。

第6位 「タクシー・ドライバー」

タクシードライバー [ロバート・デ・ニーロ/ジョディ・フォスター] [字幕] [レンタル落ち]

このころのデ・ニーロは本当にすごみがありますね。


本物の狂気を演じることができる稀有な役者さんです。


ちなみにこの映画も男性ファッション雑誌でとりあげられることが多いですね。


タンカーズジャケットの着こなしのお手本として。


まあ、映画にはいろんな楽しみ方があります。

第5位 「クレイマー、クレイマー」

クレイマー、クレイマー コレクターズ・エディション [SPE BEST] [DVD]

イクメンなんて言葉がなかった時代にも、こんな映画があったのです。


子供の養育をめぐる、離婚した夫と妻の法廷での闘い。


子どもにとって、本当に必要なのは、母なのか、父なのか・・答えはでませんね。


母性と父性の違いをじっくり考えてみましょう。

第4位 「飛べ!フェニックス」

飛べ!フェニックス [DVD]

砂漠に不時着した飛行機をもう一度飛ばして帰還しようとする男たちの物語。


この映画には男しかでてきません。


しかも舞台は砂漠ですから、汗だらだら。


体臭が気になるなんて言っている軟な男は、絶対生きて帰れません。


男の映画を撮らせたら、天下一品のロバート・アルドリッチ監督の傑作です。

第3位 「真昼の決闘」

真昼の決闘 [DVD]

男は一人で立ち向かわなければにならない。


誰も助けてはくれない。


恋人にも相談できない。


まして逃げることもできない。


男は孤独ですね。


ゲーリー・クーパーはこの演技でアカデミー主演男優賞を獲得しました。


白黒映画ですが、古びない西部劇のマスターピース。


傑作です。

第2位 「ベニスに死す」

ベニスに死す [DVD]

男が惚れる男は、かっこいい男だけではありません。


絶世の美少年に切ない恋心を抱く初老の男。


気持ち悪いと言ってはいけません。


美にはどんな制約もないのです。


美しいものは美しい。


巨匠ルキノ・ビスコンティの最高傑作。


トーマス・マンの原作、マーラーの音楽、芸術を堪能してくださいね。

第1位 「カサブランカ」

カサブランカ [DVD]

「君の瞳に乾杯」なんて、普通の男が言ったら、「ナニ気取っているの、バカじゃない」となるのですが、ハンフリー・ボガードなら決まります。


決して二枚目ではないのですが、味がありますね、存在そのものに。


名セリフのマネなんかせずに、身を引くことのカッコ良さを学びましょう。

まとめ

映画は生き方のサンプル。


男の生き方ということで選んでみましたが、どうでしょうか。


「人は女に生まれない。


女になるのだ」という有名な言葉がありますが、男も同じですね。


さまざまな人生経験が、人を男にします。


ただぼんやり生きているだけではダメなんですね。






洋画ランキング