dap選びで失敗しないためのコツは?チェックしたい6つのポイント

DAP(デジタルオーディオプレーヤー)

Cayin N5ii デジタルオーディオプレーヤー ハイレゾ音源対応 N5ii-DAP

dapとは、デジタル・オーディオ・プレーヤーの略称であり、ハイレゾ音源も再生できる高性能な小型の音楽プレーヤーを指します。

これを選ぶときは、いくつかのチェックポイントを頭に入れておいてください。

適当に決めたりすると、予想外の使いにくさに困惑してしまうことがあります。

では、dap選びで重要となるポイントについて、詳しく説明していきましょう。

>>高品質ハイレゾDAPおすすめランキング


目的のファイル形式に対応しているか

dapを選ぶときは、自分が使っているファイル形式に対応しているかどうか、必ず確認しておきましょう。

音楽ファイルの形式には、MP3やAACなど、さまざまな種類がありますが、普段使っているものに対応していない製品を選ぶと、面倒なことになってしまいます。

例えば、FLACを使っているにも関わらず、それに対応していないdapを購入した場合、そのままでは再生することができません。

MP3やAACにいちいち変換してからでないと、音楽を聴けなくなってしまうのです。

普段使っているものをスムーズに再生するためには、どのファイル形式に対応しているのかきちんと確認して、適切なものを選ぶようにしてください。

余計な作業を挟まずにすんなり再生できるものなら、快適に使うことができます。

自分のファイル形式を確認

もし自分が使っている音楽ファイルの形式がわからないようなら、選ぶ前に必ず確かめるようにしてください。

再生したいファイルがどれなのかはっきりしないようでは、最適なdapもわからなくなってしまいます。

いろいろな種類を所有しているときは、本当に大切なものを優先して、できるだけ多くの形式に対応している製品を選びましょう。

>>高品質ハイレゾDAPおすすめランキング


高音質で再生できるか

dap選びでは、音質の良さもしっかりチェックしておきましょう。

音質に不満があるようなものでは、せっかく買ってもあまり使わなくなってしまう可能性があります。

特に、音質にこだわりたい人は、ハイレゾに対応していることを見落とさないようにしてください。

ハイレゾ音源は、通常の音楽ファイルよりも情報量が多く、より高精細で臨場感のある音になっています。

その音質はCD以上であり、聞き慣れた曲であっても、新鮮な気持ちで楽しむことができるのです。

WALKMANなら安心

音質でdapを選ぶなら、最もおすすめなのはソニーのWALKMANになります。

代表的なdapとしてはアップルのiPodもありますが、そちらは今のところハイレゾに対応していないので、音質優先の場合はあまり適していません。

WALKMANの方は、音質を追求した製品が多いことで有名なので、できるだけ高音質なものが欲しいなら、ぜひチェックしてみてください。

ノイズキャンセルイヤホン

音質優先で選ぶなら、本体だけでなく、イヤホンにもこだわってみましょう。

外で音楽を聴くときは、周りのいろいろな音が邪魔になることがあります。

バスや電車などでdapを使う人も多いですが、走行音などが気になってしまうと、せっかくのハイレゾ音源も、あまり楽しむことができません。

そんなときは、ノイズキャンセル機能を備えたイヤホンがあると助かります。

煩わしい雑音をシャットアウトしてくれるので、外で使うときでも、ハイレゾの素晴らしい音質をたっぷり堪能することができるのです。

そうした便利なイヤホンが同梱された製品もあるので、選ぶときは付属品についても確認しておきましょう。

ストレージの容量はどうなっているか

ストレージというのは、音楽を記録する部分のことであり、dap選びでは重要なチェックポイントのひとつになります。

この部分の容量が小さいものだと、すぐ満杯になってしまうので、見落とさないように注意してください。

特に、高音質にこだわるなら、容量は大きい方が便利です。

音質の良さとサイズの大きさは比例するため、ハイレゾ音源を入れたいときに容量が小さいものを選んでしまうと、持ち歩くことができる曲数はかなり少なくなってしまいます。

高音質なものをできるだけ多く入れたいなら、容量の大きいものから選ぶべきです。

ただし、容量が大きいと値段も上がることになるので、予算と相談しながら検討していきましょう。

外部メモリを使う方法も

dapの中には、SDカードを使うことで容量を増やせるタイプもあります。

それなら、とりあえず容量の小さいものを購入し、あとから増やすという方法も可能になります。

SDカードはそれほど高価なものではないため、予算が少ないときはおすすめです。

外部メモリに対応したものを選び、便利なアイテムをうまく利用していきましょう。

操作しやすくなっているか

dap選びで失敗しないためには、操作性にも注目しておきましょう。

高音質であることや、曲がたくさん入ることも重要ではありますが、操作しにくいものを選んでしまうと、快適に使うことはできません。

スキップやボリュームの調整など、dapを使うときの操作は意外と多いので、サクサクできるものにしておかないと、音楽を聴くたびにイライラさせられることになるのです。

操作性を確かめるには、実物を手に取ってみることが一番なので、ネットで気になる製品を見つけたときは、店頭にも足を運んでみてください。

ボタンの位置など、細かいところまでしっかりチェックしておけば、失敗を防ぐことができます。

どれくらい長く使えるか

dapを選ぶときは、「どこで使うか」ということも考慮しなければなりません。

もし外に持ち出すことが多いのであれば、連続使用時間が重要になってきます。

外出先では簡単に充電できないこともあるので、あまり長く使えないようなものを選ぶと、「せっかく持って来たのに聴けない」という事態に陥ってしまうのです。

それを防ぐためには、バッテリーの持続時間が長く、連続してたっぷり使えるものを選んでください。

充電があまり必要ないものなら、外出先でもバッテリーを気にせず音楽が楽しめます。

動画に注意

dapには動画を再生できるものもありますが、バッテリーを長持ちさせたいときは、あまり見ないようにしてください。

動画の再生が多くなると、連続使用時間が短くなってしまいます。

すぐに充電できる場所なら問題はありませんが、外出先だと意外なほど早くバッテリー切れになることもあるので、注意して使いましょう。

大きすぎたり重すぎたりしないか

dapは携帯して使うことが多いので、本体のサイズも忘れずに確認してください。

基本的に小型なアイテムではありますが、音質を重視したタイプだと、大きめのものがあったりします。

サイズが大きくなれば重量も増えてしまうため、そうした製品は少し不便に感じたりするものです。

我慢できる程度なら問題はありませんが、あまり使いにくいとストレスがたまることもあるので、選ぶときは慎重に考える必要があります。

何を優先したいか

失敗を防ぐためには、自分が優先したいポイントを明確にしてから選んでみてください。

最も優先したいポイントが携帯性なら、多少音質が下がっても軽いものを選ぶべきですが、高音質であることを優先したいなら、少しくらい重くても大きめのサイズにしておきましょう。

優先したいポイントがはっきりしていないと、迷ったときにいつまでも決められないことがあるので、事前に考えてから選ぶことをおすすめします。

まとめ

dapにはいろいろな種類があるので、なんとなく選ぼうとした場合、かなり迷ってしまう可能性があります。

たくさんある製品の中から、自分にぴったりなものを見つけ出すためには、ここで紹介したようなチェックポイントを確認してみましょう。

対応するファイル形式や操作性など、重要なポイントをよく見て選ぶようにすれば、購入すべきものが自然と見えてきます。