女性に観てほしい!桜の季節 春に見たい邦画ベスト3ランキング
新しい学年、新しい職場、新しい仲間..多くの人にとって、春は今までとは少しだけ環境が変わる季節ですね。
新しいものに囲まれて楽しく刺激のある毎日ですが、少し無理をしている自分に気づいて疲れてしまう時もあるかもしれません。
等身大の自分に戻って、ちょっと一息つきたいあなたにオススメの邦画ベスト3を紹介します。
おすすめ邦画 第1位:「4月物語」
1998年に制作された岩井俊二監督、松たか子主演の映画です。
岩井俊二監督といえば、柔らかい映像と共に若者の日常を細やかな目線で描いている監督ですね。
ほんの些細な日常の出来事、ふとした時の感情を繊細に表現している様子は、まるで女性の監督に作られた映画のようです。
また、まだ初々しい松たか子の演技も、上京したての女子大生役とうまくマッチしていて、これから始まる学生生活に対する不安と希望を自然体で表現しています。
舞台は東京の「武蔵野大学」。
桜の花びらが満開に咲き誇る中、北海道から引越しトラックで主役・卯月(松たか子)がアパートへ引っ越してくるところから始まります。
憧れの先輩を追いかけて受験した大学で始まるキャンパスライフ、慣れない都会の生活、不思議な雰囲気のご近所さん。
4月から始まった卯月の日常が優しい映像で綴られます。
新しい土地で大学へ入学した方、新社会人になった方、少しだけ昔の自分に立ち戻りたい方。
そんな方々に贈る穏やかなひと時が、この4月物語にはつまっています。
おすすめ邦画 第2位:「阪急電車」
2011年に制作された三宅喜重監督、中谷美紀主演の映画です。
三宅監督は関西出身で、数多くのドラマ制作に携わっており、この阪急電車が初監督作品となります。
兵庫県宝塚市の阪急宝塚駅から、兵庫県西宮市の阪急今津駅を結ぶ片道14分の路線を舞台にした群像劇です。
物語は阪急今津線のホームに立つ、強いけれど悲しい表情をしたウェディングドレスの女性・翔子(中谷美紀)の姿から始まります。
翔子が乗った電車には、老婆・時江(宮本信子)とその孫・亜美(芦田愛菜)が乗っており、翔子の様子に何かを察した時江が優しく声をかけます。
同じ電車に乗り合わせた人々誰もが辛いことや、うまくいかない事、人には言えない事を抱えています。
彼氏のDVに悩む女子大生、セレブの奥様グループに馴染めない主婦、大学受験を控えた女子高生、そんな人々が少しだけ勇気をもらって前に歩き出していく映画です。
誰かに背中を押してもらいたい時はありませんか?こんな事で悩んでいるのは自分一人ではないと思いたい時はありませんか?そんな時、この映画は優しくあなたを応援してくれます。
おすすめ邦画 第3位:「下妻物語」
2004年に制作された中島哲也監督、深田恭子、土屋アンナ主演の映画です。
中島哲也監督は当初CM作成会社に勤めており数々のCMを手掛けました。
その後フリーとなり映画制作を開始し、この下妻物語で注目を集めました。
以降は『嫌われ松子の一生』『告白』『渇き。
』等、数々の話題作を手掛けています。
舞台となるのは茨城県下妻市。
かなりのどか、はっきり言って田舎の下妻に住むロリータファッションが大好きな高校生・竜ヶ崎桃子(深田恭子)と、原チャリに乗るレディースの白百合イチゴ(土屋アンナ)が出会い友情を深めていく物語です。
田舎ならではの畑に囲まれた景色の中で進んでいく物語と、二人をとりまく個性の強い出演者達により、あっという間に下妻物語の舞台へ引き込まれるでしょう。
また主題歌は、Tommy heavenly6が担当しており軽快でスピード感溢れる曲も映画の内容によく合っています。
笑えて、スカッとして、でもちょっと泣ける下妻物語は、明日から始まる1週間を頑張る勇気をくれる映画です。
まとめ
如何でしたか?皆さんの心にグッと響きそうな映画はありましたでしょうか。
人間の気持ちは複雑なようで実はとても単純だったりして、映画1本に応援されたり慰められたりしますよね。
落ち込んだり、悔しかったり、嬉しかったり...山あり谷ありの慌ただしい毎日が、素敵な映画との出会いで少しでも楽しいものになりますように!
コピペチェックをする