電子タバコ(VAPE)アトマイザーの種類と違いを知っていますか?
電子タバコ(VAPE)のアトマイザーには、大きく4つの種類に分かれます。
この4つの違いについて知っていますでしょうか?
違いを知らないと、MODに適したアトマイザー選びも出来ません。
更に、事故などの危険にあう可能性も高まります。
VAPEを楽しむ為にも知識をしっかりつける必要があります。
今回は、アトマイザーの種類と違いについてご紹介していきます。
目次
クリアロマイザー(clearmizer)
クリアロマイザーは、初心者の方から上級者まで幅広く使われています。
名前の由来は、「クリア」は、タンクのガラス(パイレックスガラス)の事を指します。
クリアロマイザーの最大のメリッドがリキッドを充填させるだけで吸えるという手軽さです。
ビルドも不要で品物が到着後、コイルを装填してリキッドを充填させればVAPEを楽しめるのです。
コイルは、基本的にセットに付属されています。
タンクは、ガラス等の透明なタンクなのでリキッドの量も見てすぐ分かるので空吸い回避する事が出来ます。
クリアロマイザーの構造
クリアロマイザーは、リキッドがコイルの方へと流れていき熱せられたコイルがリキッドを液体から蒸気にしてくれる構造となっています。
メリット
- ビルドが不要。
ビルドが不要なので、初心者の方には是非初めにお使い頂きたいです。
安全性の面でもビルドが無い分確保されており、安心してお使い頂けます。
- コイルの交換が簡単。
コイルは、基本的には溝にはまっているだけなので抜くだけで取れます。
- リキッドの量が目で見て分かる。
デメリット
- アトマイザーの種類によって、液漏れしやすい。
タンクのガラス部分がはめ込み式の物が多いので、しっかりとパッキンの部分にはめこまないと液漏れする場合があります。
- ビルドが出来ない分、自分好みのカスタマイズが出来ません。
- コイル交換を頻繁にやらなければいけない。
コイルは、常にリキッドに触れているの、劣化が早いです。
なので、頻繁に交換しなければいけません。
RTA(Rebuildable Tank Atomizer)
RTAは、クリアロマイザーの性能そのままにビルドデッキが追加されたモデルになります。
基本的には、上にリキッドを入れるタンクと・下にビルドが出来るビルドデッキが搭載されています。
RDAのタンク版ともいえます。
ビルドが必要な分、中級者から上級者向けです。
クリアロマイザーのメリッドを活かして、ビルドにより味や煙の量なども調整出来るのでとても使い勝手いいアトマイザーになっています。
RTAの構造
RTAとクリアロマイザーとコイルかビルドかの違いだけでほとんど相違はありません。
リキッドを入れると下のビルドデッキにもリキッドが流れ電源を入れるとビルドしたコイルが熱せられリキッドが蒸気になる構造となっています。
メリット
- ビルドが可能。
ビルドが出来る事によって、煙や味の濃さの調節が出来るようになります。
- コイルが搭載されていない。
コイルが無い分コイルを毎回購入する必要が無くなります。
- クリアロマイザーと同じでリキッドの量の確認が出来る
デメリット
- ビルドをしなければいけない。
ビルドが出来ない人にとっては、向きません。
- メンテナンスが大変。
定期的にコットンとコイルは変える必要があります。
RDA(Rebuildable Dripping Atomizer )
RDAは、タンクを搭載していません。
ビルドデッキのみのアトマイザーになります。
上級者の人はほとんどこちらを使っている方が多いです。
なぜかというと、自分好みにビルドが自由に出来、煙や味の濃さもクリアロマイザーと比較しても全く違います。
RDAは、メカニカルモッドの他にもテクニカルでも使用が出来る物もあるので多様性があるのも人気の秘密ですね。
RDAの構造
RDAは、ビルドデッキと外カバーがあり吸い口があるだけなので、ビルドしたコットンにリキッドを含ませてそのまま熱することによって蒸気になる構造になっています。
メリット
- コンパクトなタイプが多い。
タンクがない分とてもコンパクトなタイプが多いです。
- 味・煙の量が調整出来る以前に、味も煙もとても濃く多いです。
- 多様性がある。
先述したように、自分好みのカスタマイズ・メカニカルとテクニカル(コンタクトピンによって)MODでの使用も出来ます。
デメリット
- 上級者向き。
ビルドが出来る事は勿論ですが、それに加えて専門的な知識と注意事項を知っていなければいけません。
- タンクが無い。
タンクが無い分、リキッドがなくなったらコットンに染み込ませての繰り返しなので出歩く際には、リキッドは持ち歩かなくてはいけません。
RDTA(Rebuil Dable Tank Atomizer)
RDTAはクリアロマイザー・RTA・RDAの良さだけを引き出したアトマイザーです。
RDTAは、上段にビルドデッキが有り下段にタンクが付いています。
見た目的には、RTAとタンクとビルドデッキが逆になっただけですが仕組みに大きな違いがあります。
その違いは、「RDTAの仕組み」で後述します。
RDTAの構造
RDTAは、上段のビルドデッキからウィックをタンクの方に接してあげる事によってリキッドをウィッグからコイルの方へと供給します。
そして、コイルを熱する事によって蒸気になる仕組みとなっています。
メリット
- アトマイザーのいいとこ取り。
性能や味の濃さ・煙の濃さ、調整などはRDAで構造は、RTAとクリアロマイザーを最大限に生かしています。
デメリット
- RTAよりも漏れやすい。
RDTAは、穴を塞いでいるのがコットンな為、逆さまにした時などは漏れやすいです。
- 手軽に扱えない。
構造が複雑な為、各それぞれのアトマイザーの特徴を理解していないとトラブル等が発生する場合があります。
注意事項
ここまで4種類のアトマイザーを紹介してきました。
しかし、アトマイザーの種類や商品の種類によって電子タバコ(VAPE)のメカニカルモッドとテクニカルモッドに合うアトマイザーは、分かれます。
メカニカルモッドに関しては、事故等も起きているのでちゃんとした知識をつける事から始めましょう。
メカニカルモッドは、アトマイザーに付いているコンタクトピンの出ている長さによって合うタイプが分かれるのがあります。
更にメカニカルモッドには、クリアロマイザーの使用は、推奨出来ません。
何故かというと、メカニカルモッドにも推奨のW数があるので、ビルドによって調整出来た方が安全面でも、吸口も断然に変わってくるからです。
テクニカルモッドでもやはり推奨のW数があるので気を付けなければいけません。
おすすめするアトマイザーの種類のランク
- クリアロマイザー:初心者~中級者
- RTA;初心者から上級者
- RDA:中級者から上級者
- RDTA:上級者
4つの種類は、初心者人は好み合わせるのでなくしっかり自分の知識に合わせてアトマイザー選びをしましょう。
上級者の人は、逆に慣れているからといって無理なセッティング等をせず安全面に気を配ってVAPEを楽しみましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
各アトマイザーのメリッドもデメリッドもお分かり頂けたと思います。
しっかり、自分のMODに合うアトマイザーの種類を知ってから好みのアトマイザー探しましょう。
又、電子タバコを専門に配信しているYouTuberもいるので是非チェックして見てください。
タバコが吸う環境が少なくなってきている現在、VAPEに変えてみては、いかがでしょうか。