電子タバコ「VAPE」のリキッドミックスについての考察

VAPESTEEZ 電子タバコ リキッド 10ml Ice Menthol USA Mix VSLQ

人気の電子タバコ「VAPE」にある程度慣れてくると、やってみたくなるのがフレーバーのミックス。

筆者は数十種類のリキッドを揃えて、様々な内容に挑戦してきました。

そこで、フレーバーミックスに関することの基本などに触れていきたいと思います。

リキッドのまとめ買いを検討中のかた、はじめてミックスに挑戦したい方は必見。



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フレーバーミックスの基本

まずは、フレーバーミックスの基本から押さえていきましょう。

これさえ覚えておけば「とんでもない味にはならないだろう」というベーシックな知識です。

基本は2種類から試す

ミックスに挑戦する場合、出来るだけ味がシンプルなものを2種類混ぜることから始めたほうがいいです。

もっとも、1番注意したいのは「一度も味わったことのないフレーバー」。

水タバコ用のフレーバーでもありがちなのですが、鼻で嗅ぐ香りだけでは、タバコとしての味はほとんどわかりません。

一度単体で味わってみて、出来れば同系統のものを数種類試すのがおすすめです。

最初は同一メーカーのものから

まず間違いないのは、同一メーカーのもの同士のミックス。

大抵は似たようなフレーバーを揃えているので、味気なく思うこともありますが、 メリットは他にあります。

ベイプ中級者〜上級者ならご存じかと思いますが、リキッドにはPG/VGと呼ばれるものがあります。

この比率が違うもの同士を組み合わせると、煙が濃くなりすぎる・逆に薄くなりすぎることがあるので、思った味が出ないことも。

メーカーごとにPG/VGの比率は統一する傾向にあるので、思い描いている味を実現することがたやすくなります。

とりあえずミックスに挑戦してみたい!

という人は、ここから始めていきましょう。

もし、同一メーカーでフレーバーを揃えることが難しければ、リキッドごとにPG/VGの比率を明示している電子タバコ専門ショップなどでの購入をおすすめします。

近い比率のものを探して購入すれば、まず大きな失敗はないかと考えられます。



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1つあると便利なもの

筆者の経験で、これだけは持っておきたい・フレーバーの種類を紹介します。

ミントフレーバー

VAPESTEEZ 電子タバコ リキッド 10ml Ice Menthol USA Mix VSLQ

苦手な人でなければ持っておきたいのが、ミントのフレーバー。

これが実は難しいところで、海外製と国産のもので、大きく味がことなる傾向にあります。

筆者の経験上、

  • 海外製:ミントというよりもメンソール感が強い
  • 国産:メンソール感はほとんどなく、自然なミントの味に近い

こういった傾向があるように思われます。

メンソール感の強いタイプのフレーバーは、ミックスしたときにケミカルな味わいが強く出ることが多く、好みが別れます。

「ミント味」に近いものに関しては、ミックス相手の特徴的な味わいに隠れてしまうことが多く、配合の調整に少し経験値が必要でしょう。

国産のリキッドだと、柑橘系のフレーバーにミントが入っていることが多いので、それを基準にミックスを試してみるのがベスト。

メンソール・ミント系フレーバーには他にも利点があり、単体で吸うときに「ベイプ本体の煙の感覚」が分かりやすいところです。

フレーバーミックスをするときだけでなく、新しい本体を買ったときに重宝します。

筆者は、純メンソール系・ミント系の両方を持っています。

カルダモンフレーバー

イギリス系のメーカーでいくつか出ているのですが、カルダモンフレーバーもハズしません。

簡単に言えば、「生姜のスパイシー感をすこし焦がした感じ」なのですが、煙のベースノートとしては安定のポジションです。

ミントを除くほとんどのフレーバーと相性がよく、「大体これを使っておけば美味しい」とまで言う人も。

難点なのが、入手しにくいこと…取り扱っている国内業者が少なく、筆者は個人輸入しています。

もしくは、すでにミックス済みのフレーバーならばまだ入手が簡単なので、それで代用すると言う手もありますね。

ジュース・フルーツ系について

ジュース系・フルーツ系で1番の問題になるのは、「ケミカル臭」です。

意外と純粋な味になりやすいのが「コーク系」で、筆者がもっとも難しいと考えているのが「チェリー系」。

ベリーや柑橘系はほとんど外れがなく、すでにミックスされていてパッション系の味になっているものは、とても使いやすいです。

ケミカル臭対策としては、柑橘系とのミックス・後述するチョコ/ナッツ/バニラ系とのフレーバーミックスですが、それでも気になると言う人はやはりいるようです。

ベーシックな味わいのフレーバーは海外発信のものがほとんどですが、出来れば国産のものから選ぶと、自然な味わいに辿りつけますね。

3種類ミックスへの足がかりにもなる類ですが、これに関しては国産ですでにミックス済みのものから、鼻を鳴らしていくと良さそうです。

筆者がおすすめするのは、

  • ドラゴンフルーツ
  • グレープフルーツ
  • グァバ
  • コーク

この辺りにはハズれがありません。

ぜひお試しを。

チョコ・ナッツ・バニラ系について

いわゆる「タバコ味」は、これらのフレーバーがベースに来ます。

ただ、紙巻きたばこからの乗り換えだと「これはタバコじゃない」という評価がつきやすく、レビューも全体として低めになるのがこの種の特徴。

ここは「ベイプだ!」と割り切って、ミックスで楽しむことを筆者はおすすめしたいです。

第1におすすめしたいのが、いわゆる「タバコフレーバー」の同系統ミックス。

ベイプ導入編として、雑味のない純粋なアロマを感じることができるので、紙巻きたばこの愛煙家におすすめするときはこれがベスト。

タバコフレーバーについて付記すると、海外と国内で随分と意識が違うようで、自分で吸ってみないと分からないことが多数あります。

基本的には甘めなのですが、海外製のものは甘ったるく・国産のものはキリッとした味が多いように感じます。

慣れて来た段階でおすすめしたいのが、ミント系とのミックス。

メンソールが苦手な人なら、タバコフレーバー:ミントフレーバーを8:2くらいから始めるといいと思います。

ニコチンが入っているような、擬似的な喉越しが出るので、とてもおすすめできます。

ただ、ミントの入れすぎにはご注意を。

煙が軽くなりすぎたり、ケミカル臭が出てきたりしてしまうことがあります。

最後に、「3種類ミックス」にも合うのが、この系統フレーバーの特色であるということも付け加えたいと思います。

味が前面に出すぎるので、ジュース・フルーツ系の中からお好みのフレーバーをベースに、少しずつ加えていくというのがいいでしょう。

ミントやメンソールは、喉越し用に「ほんのちょっぴり」加えるのがポイントです。

香りが口のなかで変化していくのを楽しめるので、ゆっくりと・深く味わいたい人には大いにおすすめ。

フレーバーミックスに迷ったときは

だんだんと迷いが生じると思いますが、そんなときにご相談相手としておすすめしたいのは「水タバコ屋さんの店員さん」。

近年急増している水タバコカフェですが、伝統的な中東の味は日本だと不人気なので、タバコフレーバーのミックス研究が進んでいます。

人気店の店員さんはよく鼻が利くので、水タバコの体験がてら、気軽に尋ねてみてください。

まとめ

VAPEに慣れてくると、一度は試してみたいのがフレーバーミックス。

数ある電子タバコのなかでも、できるのはリキッドタイプのものだけです。

多くの失敗や経験を元に「自分の好きな味」が出来上がります。

その過程をも楽しめるのが、醍醐味と言えるでしょう。

ミックスに関しては様々な情報がありますので、ご興味のある方はより多くの経験談・レビューを参照してみてください。