BCAAはどんな摂取方法で効率的に効果を得られるの?
近頃特に運動する人の間で話題になっているのが、BCAAです。
積極的に摂取している人も、増加していますね。
しかしこのBCAAと言うサプリ、一体どんな効能があっていつ摂取すれば一番効果的なのか、それを知らないとせっかくのサプリも効果がイマイチになってしまいます。
BCAAの必要な人はどんなタイプで、どういう摂取方法をすれば効果が出るのか、これは知っておきたいですね。
大体BCAAってどういうサプリ
BCAAは動物性蛋白質に多く含まれています。
例えば牛乳や牛肉、卵や鮪の赤身などですね。
つまり食べ物から摂取するのも、そう難しくはないのです。
血中のBCAA濃度を保つには、約2000ミリグラムのBCAAが必要になります。
これを食事でと言うと、牛肉なら70グラムが目安ですね。
鶏卵なら2個、牛乳なら2杯です。
これなら簡単に摂取できるだろうと思ってしまいますが、とは言え食の好みもありますし、義務としてとなると続けづらくもなります。
また食物アレルギーで、動物性蛋白があまり身体に合わないという人も、いないではありません。
なのでできれば、特に普通の人よりも運動量の多いアスリートやダンサーなどには、BCAAをサプリで摂ることもおすすめしたいのです。
BCAAって筋肉と関係あるならプロテインとの違いは
身体のことに興味のある人、特に筋肉に関して興味のある人なら、筋肉作りにプロテインとすぐ答えが返ってくるものです。
プロテインの摂取はきちんとしているので、それならBCAAは特に必要ないいのでは、と考える人もいますね。
しかしこのプロテインとBCAA、ともに筋肉のために大切な栄養素ではありますが、いささか役目が違っています。
プロテインはどういう役目
プロテインの役目は、一言で言ってしまえば筋肉を作ることです。
勿論これも、食べ物で普通の摂取は可能です。
タンパク質に含まれるアミノ酸ですので、普通に肉など食べていれば補給は可能です。
しかしアスリートなど特に筋肉を必要とする人などは、普通の食べ物による摂取量では間に合いません。
そういった場合に大きく役に立ってくれるのが、プロテインなのです。
効率的に筋肉を作りたい、増加させたい人にはおすすめですね。
BCAAの役目はどんなもの
筋肉を作るプロテインがあれば、特に問題なさそうに思えます。
しかしその筋肉、場合によっては減ってしまうこともあるのです。
使わなければ減るのは当たり前ですが、使いすぎても減るのが筋肉です。
運動のし過ぎなどで、足りなくなったエネルギーを補給するのに、筋肉が使われてしまうことがあるのです。
例えば、運動前に食事を目一杯してからという人、まずいませんね。
その運動が軽ければ、特に問題はありませんが、長時間に渡ったり運動自体がハードな場合、糖質が枯渇してしまいます。
そうなると身体はエネルギーを何とかしようと、筋肉を分解してエネルギーに変換してしまうのです。
分解された筋肉は、つまり消えてしまうわけです。
運動しても筋肉がつかない、減った気がするなどという場合、こういった状況が疑われます。
その筋肉を維持するために必要なのが、BCAAなのです。
プロテインが筋肉を作るなら、BCAAはその筋肉を維持する役目を担っているのです。
アスリートなどの過剰と言って差し支えない運動量を必要とする人には、セットで摂りたい栄養素です。
BCAAは何時飲んだら効果的なの
食事と違ってサプリの場合、何時でも手軽に摂取できるという強みがあります。
でもやはり、ここでというポイントは抑えておきたいですね。
起床時に水分補給を兼ねて
起床時に水などの水分補給をする人、結構多いですね。
ここで液体タイプのBCAAを、水代わりに飲むのもおすすめです。
朝食はできれば高蛋白のものを食べるのが、1日の始めのエネルギー補給としてやっておきたいことです。
しかし朝からそうそう重い食べ物、肉など食べたくないという人も少なくありません。
寝ている間に失われた水分とBCAA補給のために、起床時に軽く飲んで見て下さい。
ただだからといって、これで朝食は食べなくても大丈夫、などと考えるのはいけませんよ。
運動前に一杯
運動する30分前に摂取しておくと、BCAAの効果は大きく現れます。
疲労軽減と持続的にエネルギーを使うことが出来る効果が、期待できます。
ここでも普段から、スポーツドリンクなどで水分補給や糖分補給をしますね。
それを液体のBCAAに変えることで、いっそうの筋肉への効果が期待できるのです。
水分もBCAAも補給して、張り切って運動開始したいものですね。
運動中の補給も忘れずに
短距離走などの、短い時間にダッシュをかけるのを何度も、などという運動の場合は水分補給なども忘れずに出来ます。
なのでこの時に、BCAAの補給も適宜行いたいものですね。
60分に1回位、水分補給も兼ねて摂取するのがおすすめです。
長時間の運動、ジョギングやランニングの場合は、しっかりと時間を決めて摂取するようにして下さい。
ただ夏場などは水分摂取がこまめになりますので、液体BCAAだと摂り過ぎになってしまうことがあります。
逆にBCAAの摂取を加減しようと、水分補給が足りなくなることもないではありません。
夏場の暑い時には、水分とBCAAの補給は別物にしておくのがおすすめです。
水とは別にゼリータイプのものを用意しておくと、過不足なく補給ができます。
運動の後にも補給しておくと
運動後30分以内の補給は、BCAAで筋肉を増やすことの可能な時間帯です。
運動後の摂取なら、筋肉の増加や回復もBCAAで見込めるのですね。
ついつい運動中の摂取ばかりに気を取られがちですが、運動後も大きな効果が見込めます。
ここでも水分補給とともに、BCAAも摂取しておきたいですね。
大変に便利なサプリはこうした場合のアスリートに
携帯に便利で、何時でも摂取できるのはサプリの最大の特徴でメリットです。
BCAAだけでなく、足りない栄養を補うためにサプリを色々と持ち歩いている人も、決して少なくないですね。
ただこれらのサプリ、勿論説明書きにも書かれているように、あくまでも補助食品であることを忘れないで使用したいものです。
食事だけで充分に摂取できない分を、補うために使用するということ、忘れないでください。
特に運動をかなりするけど、肉や卵はは身体にあまり合わなくて、どうしても不足してしまうなどという場合には、積極的に摂りたいものです。
中でも卵はアレルギー食品でもあるので、食べられないという人が結構います。
この卵は多くの栄養素を含んでいますし、手軽に食べられるので運動のお供にピッタリの食品です。
BCAAも、卵なら2個で2000ミリグラム摂取できます。
こういった食物が好きだし大丈夫、と言う人にはできれば食事で摂取がおすすめです。
しかしどうしても無理、または時間的に運動前に食べることが不可能などの場合、サプリで補うことは筋肉を多く使う人には必要になります。
食事で足りない分、またどうしてもその食事ができない場合、健康な身体と筋肉を維持するために、アスリートにこそ摂取して欲しいのがBCAAなのです。
まとめ
普通の、特に運動しない人の場合でも、食事で充分に摂取できない栄養素をサプリで補うことは、必要とも言えます。
アスリートや運動を多くする人のの場合、それほど運動量の多くない人よりも、必要な栄養素は多くなります。
特に筋肉維持のために必要なBCAAは、こうした人にこそ摂取してほしいですね。
ただあくまでも、補助食品であることも念頭に置いて使用してくださいね。