BCAAでダイエットする方法を紹介!注意点もある?
BCAAのサプリが、多くの方たちの間で注目を集めていますが、本当に効果の高いサプリなのか疑問を感じている方は多いでしょう。
実は、BCAAを利用した事により、ダイエットに成功している方が多くいるのです。
ただし、ダイエットを成功させるためには、いくつか抑えておくべきポイントがあります。
そこで、ダイエットを成功させる事ができなくて困っている方たちのために、BCAAを利用する際のポイントや注意点などを解説しましょう。
BCAAの3つの魅力
BCAAを利用したら、ダイエットを成功しやすくなるのは、様々な効果があるからです。
この効果を知る事ができれば、なぜダイエットを成功させやすくなるのか分かると思うので、その効果や種類について説明しましょう。
筋肉の分解を抑制
ダイエットを成功させるためには、筋力アップする事が重要になります。
なぜなら、脂肪はカロリーを消費してくれないのに、筋肉はあるだけでカロリーを消費してくれるからです。
筋力アップする事が、ダイエットを成功させる近道と言えるので、筋力トレーニングをする事が重要になります。
ただし、筋力トレーニングした後に、何も栄養を補給しなければ筋肉が分解してしまう事があるのです。
BCAAは、筋肉の分解を抑える働きがあるので、筋力アップするためには、便利な商品なので利用価値が高いです。
疲労回復
BCAAは、筋肉の分解を抑えるだけではなく『疲労』を軽減させる事もできます。
そのため、疲れやすい方は、BCAAを摂取しておけば、集中力をキープする事も十分に可能です。
実際に、集中力が低下してしまえば、筋力トレーニングをしている最中に、ダンベルやバーベルを落下させてしまって、思わぬ大怪我をしてしまう可能性があります。
そのような事を考えたら、BCAAを摂取して、集中力をキープさせておく事は、大きなメリットと言えるでしょう。
必須アミノ酸
BCAAは『必須アミノ酸』の一つで、私たちの体内で、自然に作られるものではありません。
自然に作る事ができないので、食べ物または飲み物から摂取する必要があります。
必須アミノ酸ではなくても、普通のアミノ酸でも筋力トレーニングをサポートする事はできますが、少しでも筋力アップの成果をあげたい場合には、必須アミノ酸であるBCAAも摂取したほうが良いです。
BCAAを摂取するタイミング
BCAAは、効果の高いサプリですが、摂取するタイミングによって効果が違ってきます。
そこで、どのタイミングで摂取したほうが良いのか説明していくので、参考にしてみて下さい。
トレーニングの前
BCAAは、疲労を軽減する効果があるので『トレーニングの前』に摂取しておけば、筋力トレーニングしやすくなります。
もしも、疲労がたまっている状態で、筋力トレーニングしようとしたら本来の力を発揮できなくなるので、重いダンベルやバーベルなどを持ち上げる回数が少なくなってしまいます。
筋力アップするためには、筋肉に負荷をかける必要があるので、そのようなトレーニング内容になってしまえば、筋力アップする事が難しくなってしまうので注意しなければいけません。
そのような事を考えたら、本来の力を発揮したい場合には、トレーニングの前にBCAAを摂取したほうが良いです。
トレーニングの後
筋力トレーニングをした後に、BCAAを摂取しておけば、筋肉の分解を抑える事ができるので、効率よく筋力アップしたい場合には『トレーニングの後』にBCAAを摂取したほうが良いです。
それでは、集中力が低下している状態でトレーニングしたら危ないのではないかと思うかもしれませんが、そのような時には軽めの食事をしてから筋力トレーニングして下さい。
バナナであれば栄養を早く吸収できる上に、お腹が満腹になりづらいので、筋力トレーニングの前の食べ物として、おすすめです。
トレーニングの前後
筋力トレーニングの前後で、食事をする事が難しい場合には、両方でBCAAを摂取する方法がおすすめです。
短期間でBCAAが減ってしまう事は避けられませんが、集中力をキープしやすくなる上に、筋肉の分解を抑えられるので、短期間で筋力アップする事も可能です。
筋肉の疲労を軽減させる事ができたら、筋肉痛になる可能性が減るので、筋力トレーニングできる日数を増やす事もできます。
もしも筋肉痛の状態でトレーニングを続けていたら、筋力アップしづらいので、筋肉痛になりやすい方は、BCAAを検討したほうが良いでしょう。
BCAAを利用する際の注意点
BCAAを利用して、筋力トレーニングしている方は多くいますが、いくつか注意すべきポイントもあります。
その注意点を理解しないで飲もうとしたら、問題が起きてしまう可能性があるので、詳しく解説しましょう。
飲む量
BCAAは、体にあまり害はないと言われていますが、1回の摂取量は約5gが限界と言われているのです。
5g以上も飲んでしまえば、内臓に大きな負担をかけてしまうので、1日に飲む量は10~15g程度に抑えておいたほうが良いでしょう。
あまりにもBCAAを多く飲んでしまったら、筋力トレーニングする事も難しくなってしまうので、内臓に負担をかけない程度に飲んでおいて、万全の体制で体を動かしたほうが良いです。
一緒に飲む物
プロテインの場合であれば、水で溶かしても問題はないですし、牛乳で溶かしても問題はありませんでした。
ところが、BCAAの場合には牛乳と一緒に飲もうとしたら、問題が起きてしまうのです。
なぜなら、牛乳には、BCAAと競合してしまう『トリプトファン』が含まれているからです。
BCAAと牛乳を一緒に飲んだ場合には『中枢性疲労』が発生してしまうので、BCAAを飲む場合には、水またはスポーツドリンクを選んだほうが良いでしょう。
トレーニング&運動の種類
筋力トレーニングをして、BCAAを摂取すれば、筋力アップしやすくなりますが、トレーニングや運動には様々な方法があります。
その方法によって、効果が違ってくるので詳しく解説します。
有酸素&無酸素
筋力トレーニングや運動は、大きく分けて2つの方法があって、それが『有酸素運動』と『無酸素運動』です。
有酸素運動とは、ランニングやウォーキングの事で、一時的にカロリーを消費する事ができます。
ただし、筋力アップする事は難しいので、痩せやすい体質にする事はできないので注意しなければいけません。
それに引き換え、無酸素運動とは、ダンベルやバーベルを使ったトレーニングの事で、筋力アップする事ができます。
有酸素運動よりも、無酸素運動のほうが痩せやすい体質にできるので、どちらか一方を行う場合であれば、無酸素運動のほうがおすすめです。
高回数制&低回数制
筋力トレーニングを行う場合にも、2つの方法があります。
それが『高回数制』と『低回数制』です。
高回数制とは、ダンベルやバーベルの重さに慣れてきたら、持ち上げる回数を多くしていく方法になります。
それに引き換え、高回数制とは、ダンベルやバーベルの重さに慣れてきたら、重量を重くしていく方法です。
しかし、回数を多くするだけであれば持久力はついても筋力アップする事はできないので、痩せやすい体質にしたい場合には、低回数制のほうが良いです。
まとめ
BCAAを利用する場合には、飲むタイミングによって、効果が違ってきます。
さらに運動やトレーニングの方法によって、痩せづらい場合もあれば、痩せやすい場合もあります。
実際に、有酸素運動をするだけであれば、少し運動を休んだだけでも消費カロリーが減ってしまうので注意しなければいけません。
そのため、BCAAを飲むだけで、痩せられる訳ではないので、その効果を過信しないほうが良いでしょう。
参考URL・根拠など
https://do-anyway.com/bcaa/
書籍『ダンベルエクササイズ(著:木村リミ)』