プロテインバーを選ぶ際に参考にしてほしいプロテインバーの種類
みなさんはプロテインバーというものを知っていますか。
その名前の通り、プロテインを含んでいるバー状の食品です。
通常のプロテインよりも気軽に摂取でき、コンビニなどでも簡単に手に入ることから最近注目が集まっている商品です。
プロテインバーとひとまとめに呼ばれていますが、含まれるプロテインによって効果が異なることを知っていますか。
含まれるプロテインの効果と、それぞれのおすすめの商品を紹介していきます。
ホエイプロテインバーについて
プロテインにおいてホエイといえば現在では中心となっているものです。
当然このプロテインを含んでいるプロテインバーにおいてもホエイが使われているものが多く、中心となっています。
ですが、このホエイとはどのような特徴を持っているかご存知ですか。
ホエイの特徴やおすすめのホエイのプロテインバーを紹介していきます。
ホエイプロテインとは
ホエイプロテインは、牛乳が原料となっているプロテインの1つです。
母乳に近い成分をしていて、低カロリーかつ栄養豊富で、吸収が速いという特徴があります。
作る際に低カロリーにするために、丹生脂肪分が取り除かれています。
そのため、運動後などにタンパク質を補給したい場合に有用とされています。
ホエイプロテイン自体は熱に弱く、主な摂取方法は乳製品がほとんどなため、食事での効率的な摂取が難しいものとされています。
ホエイプロテインバーがおすすめの人
ホエイプロテインを含んでいるプロテインバーがおすすめなのは、以下のような人になります。
- 筋トレや運動の直後に栄養補給したいという人。
- 即効性の効果がほしい人。
- 筋肉の肥大が目的の人。
おすすめのプロテインバー
ホエイプロテインが含まれているおすすめのプロテインバーを紹介していきます。
1つ目は、「ウイダー in プロテイン バニラ」です。
森永製菓の「weider」が作っていて、有名なウィダーインゼリーと同じ製造元です。
リーズナブルで、7種類のビタミンB群も含んでいます。
これ以外にもナッツ味もあるので、自分好みの味を選ぶことができます。
2つ目は、「ミールバー バーエックス」です。
このプロテインバーにはホエイプロテインだけでなくソイプロテインも含まれています。
その含有量は二つを合わせて15g、タンパク質含有率は34%とプロテインバーの中では高い数値となります。
食べごたえもあり、チョコレート味ですが男性にもおすすめできる商品です。
3つ目は、「Muscle Pharm クランチプロテインバー」です。
タンパク質含有量は40%とプロテインバー界においても屈指の数値を誇っています。
味に関しても、一般的なチョコレート菓子よりもおいしいと言われることもあるほどで、男性から女性まで幅広くおすすめできる商品になります。
カゼインプロテインバーについて
カゼインプロテインといえば、ホエイプロテインと同じく牛乳が原料となっているプロテインです。
当然このカゼインプロテインを含んでいるプロテインバーもあります。
その性質やおすすめのプロテインバーを紹介していきます。
カゼインプロテインとは
カゼインプロテインの原料もホエイプロテインと同じく牛乳です。
このカゼインプロテインは乳固成分と呼ばれる成分の主要なもので、不溶性で固まりやすい性質があります。
そのため、同じ牛乳が原料のホエイプロテインとは異なり、体にゆっくりと吸収されるという性質があります。
そのため、タンパク質を体にゆっくりと吸収させたい場合に適しています。
また、カゼインプロテインは体内でカルシウムを主とした他の成分と結びつき、その成分をゆっくりと吸収させていく性質もあります。
同時にカゼインプロテインも吸収されていくので、タンパク質を摂取しながらも他の成分の摂取も手助けしてくれる存在です。
体内で留まってくれるので、摂取後は満腹感も持続し、間食などの予防にも使われることがあります。
カゼインプロテインバーがおすすめの人
カゼインプロテインが含まれているプロテインバーがおすすめなのは以下のような人です。
- 満腹感を持続させたい人。
- トレーニングの休息日にプロテインを摂取したい人。
- 就寝前にプロテインを摂取したい人。
- カルシウムや鉄分を効率よく体内に取り込みたい人。
おすすめのプロテインバー
1つ目は、「マイプロテイン ミセル カゼインバー」です。
その名にあるように、カゼインプロテインを含んでいる商品です。
1本に25gのタンパク質が含まれています。
マグネシウムも含まれていて疲労の軽減や筋機能の維持のための手助けをしてくれます。
2つ目は、「HALEO BAR」です。
この商品にはカゼインプロテインだけでなくホエイプロテインも含まれています。
そのため、即効性、持続性の両方を持ち合わせています。
プロテインの含有量は合わせて20gあります。
ノンベイクプロテインバーなので、熱に弱い成分も無くさずにそのまま含んでいます。
保存料、甘味料、フレーバー無添加の商品です。
ソイプロテインバーについて
ソイプロテインは、ホエイが登場する前に主体となる前に主体となっているプロテインでした。
植物性のプロテインということで今も注目されています。
このソイプロテインを使っているプロテインバーももちろん存在しています。
ソイプロテインとは
ソイプロテインは、他の2つとは違い、大豆が原料となっているプロテインです。
植物由来のプロテインで、腹持ちが良いのが特徴です。
ホエイプロテインが登場する前にプロテインといえば、このソイプロテインのことを指していました。
筋力維持や筋損傷の抑制だけでなく、女性の方のホルモンバランスの乱れを正してくれる性質もあります。
ソイプロテインバーがおすすめの人
ソイプロテインが含まれているプロテインバーがおすすめなのは以下のような人です。
- ダイエット中の人。
- 間食として低カロリーなものを摂取したい人。
- 更年期の女性。
- ホルモンバランスの乱れにより体調がすぐれない人。
おすすめのプロテインバー
1つ目は、「ウイダー inバー プロテイン グラノーラ」です。
フルーツも入っているのでプロテイン独特な風味を感じにくくなっており、食べやすく作られています。
大豆パフによって食感も通常のプロテインバーとは違い、他のプロテインバーに飽きてしまった人でも食べられるようになっています。
低糖質ながらフルーツを加えることでビタミンなども補給できるようになっており、それらにより自然な甘みも感じられます。
2つ目は「MYPROTEIN ソイプロテインバー」です。
総カロリーは92kcalとダイエット時でも気軽におやつ代わりに使うことができるプロテインバーです。
1本当たり200円程度と少し高めですが、プロテイン界では世界的にも有名なMYPROTEINの商品ですので、信頼性もあります。
その他のプロテインバー
プロテインといえば、ホエイ、カゼイン、ソイが有名です。
ですが、それ以外にもプロテインは存在しています。
そして、それらのプロテインを使ったプロテインも数は少ないですが販売されています。
それらについて紹介していきます。
その他のプロテインとは
有名な3つのプロテイン以外にも、エンドウ豆が原料であるピープロテイン、麻が原料であるヘンププロテイン、玄米が原料であるブラウンライスプロテインといったものがあります。
これらはどれも植物が原料のプロテインです。
おすすめのプロテインバー
現在日本で使われているプロテインはホエイ、カゼイン、ソイが主流となっており、それ以外のプロテインはあまりありません。
それはプロテインバーにおいては特に顕著で、国産のものとなるとほとんど見つかりません。
そんな中、日本で初めてピープロテインを含有したプロテインバーを作った会社があります。
それが「snaq.me」です。
この会社では「snaq.bar」という名前でピープロテインバーを販売しています。
現在では、アーモンドソルト、ベリーミックス、グリーンティー、カカオニブ、デカフェコーヒー、フィグくるみの6つのフレーバーが販売されています。
ピープロテインに興味がある方は購入してみてください。
まとめ
一概にプロテインバーといっても、使用目的によってどの商品を購入するべきかが変わってきます。
プロテインバーを選ぶ際にはプロテインの含有量や味といった部分に目が行きがちです。
ですが、プロテインバーをより効果的に摂取するためには、どの種類のプロテインが含まれているのかということも重要なポイントになります。
そのため、この記事を参考にして、自分に合ったプロテインバーを選ぶヒントにしてください。
参考URL・参考文献・根拠など
https://www.weider-jp.com/protein/columns/detail/?id=86&category=muscle
https://www.weider-jp.com/protein/columns/detail/?id=25&category=performance
https://smartlog.jp/129571#S19753738
https://www.amazon.co.jp/ref=nav_logo
http://www.haleo.jp/
https://snaq.me/