ソイプロテインが飲みにくい!ソイプロテインが飲みにくい理由とおいしく飲む秘訣

ソイプロテイン

プロテインには大きく分けて3種類あります。

それぞれ原料や製法に違いがありますが、中でも飲みにくいとされているのがソイプロテインです。

価格が安く、ダイエットにも向いているのでなんとか活用したいですが、苦手な人はどうしても飲みにくさから敬遠してしまうこともありますよね。

そこで今回は、ソイプロテインが飲みにくい理由をつきとめ、美味しく飲むための秘訣をご紹介します。

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ソイプロテインはダイエットに最適なプロテイン

プロテインはボディビルダーのみならず、ダイエットを目的とした活用法も注目されています。

プロテインには大きく分けて三種類あります。

乳清由来の「ホエイプロテイン」、生乳由来の「ガセイプロテイン」、大豆由来の「ソイプロテイン」です。

それぞれ長短あり、トレーニング強度や頻度によって適切なものは変わります。

肉体改造を目的とする方は、数種類用意して目的に合わせて適切なものを選んでいます。

なかでも、ダイエット目的として考えたときに、一番適しているのがソイプロテインです。

ソイプロテインは消化吸収が遅いので、腹持ちがよく、置き換えダイエットのために摂取するのに適しているからです。

ほかの2種類に比べて、比較的安価というのも継続するには大きなメリットですね。

さらに、大豆イソフラボンの効果で髪や肌の状態を保つ効果もあるので、食事制限による髪や肌への影響が気になる女性へもおすすめのプロテインです。

ただし飲みにくさが否めない

しかし、ソイプロテインの評判は「飲みにくい」と一貫しています。

一昔前のソイプロテインからすればかなり改善されてはいますが、それでも苦手な方はどうしても飲みにくさは否めません。

実際、安くて効能がいいにも関わらず、ソイプロテインはほかのプロテインよりも売れないので、店頭に並んでいる数も少ない傾向にあります。

なぜソイプロテインだけが飲みにくいのでしょうか。

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ソイプロテインが飲みにくい理由とは

ソイプロテインはほかの二種類と違い、大豆由来、つまり植物性のプロテインです。

牛乳由来の2種類と比べると製法がシンプルで、加工によって差を出しにくいのです。

このため、ソイプロテインだけ苦手という方も多くなっています。

では、具体的に飲みにくい原因はどこにあるのでしょうか。

大豆臭さが残りやすい

原料が大豆なので、どうしてもソイプロテインには大豆の風味が残ります。

大豆の3割を占めるたんぱく質を抽出しているので、大豆を搾った投入よりも独特の風味は強くなっています。

豆乳や豆腐など大豆製品が苦手な方には、ソイプロテインが苦手という方も多いでしょう。

また、大豆を精製するにあたって酵素を使っている商品があり、この酵素が原因で苦味成分であるペプチドが生まれます。

ホエイプロテインやガセイプロテインに苦味はあまりないので、ほかのプロテインに慣れていると違和感を覚える方も多いかもしれませんね。

粒子が口に残りやすい

元々液体である牛乳を主成分にしているプロテインと違い、ソイプロテインは固体を細かくする形でパウダー状にしています。

このため粒子がほかのプロテインよりも大きく、口に含んだときのザラザラ感が強くなってしまいます。

粒子を細かくして飲みやすくする改良は進んでいますが、やはりホエイプロテインやガセイプロテインのほうが飲みにくさは勝ります。

水に溶けにくい

プロテインを飲みやすくする基本的な方法は、牛乳など味の強い飲み物に溶かすことです。

しかしソイプロテインは元々液体だったホエイプロテインやガセイプロテインと違い、液体に溶けにくいという特徴もあります。

ダマにもなりやすく、粒子が大きいままなので粉が水に浮いている状態になるので、違和感が大きくなります。

簡単に飲みやすくする方法

では、安くて効果の高いソイプロテインを飲みやすくする方法はないのでしょうか。

まずは日々飲むことを考えて、手軽な方法を考えてみましょう。

製法にこだわろう

ソイプロテインには、製法別に多く分けて以下の3つの種類があります。

  • SPC
  • SPI
  • 大豆ペプチド

プロテインの効果を重視すれば、たんぱく質をアミノ酸にまで分解している大豆ペプチドタイプが一番有効ですが、これは酵素によってたんぱく質を分解する製法です。

先に述べたとおり、酵素を使うと苦味が強くなります。

ソイプロテインの苦味が苦手だという方は、大豆ペプチドタイプは避けたほうがいいでしょう。

また、SPCは大豆から油分を抜き、非水溶性たんぱく質を取り除くシンプルな製法です。

価格が安いメリットはありますが、加工工程が少ない分、大豆感は最も残りやすい製法です。

大豆の風味が苦手だというかたは、SPCタイプは避けたほうがいいでしょう。

SPIはSPCからさらに炭水化物を抜き、乾燥させています。

大豆ペプチドタイプのような強い苦味はなく、SPCに比べて大豆臭さが多少弱まっているので、まずSPIソイプロテインを選んでみましょう。

プロテインバーを活用する

どうしてもソイプロテインが苦手だが、大豆の効能は見逃せないという方は、プロテインバーを利用してみてはいかがでしょうか。

プロテインバーは大豆を主成分にしているものがおおく、クッキーのように味付けして焼き固めてあるので大豆臭さや、粉っぽさはかなり軽減されています。

腹持ちもいいですし、最近ではコンビニでもよく取り扱われているので、小腹が空いたときにおやつ感覚で取り入れやすいのもメリットです。

ただし、たんぱく質の塊であるプロテインよりも、味付けなどによってたんぱく質の割合は下がり、脂質や糖質が多い傾向にあるので、摂取量には要注意です。

おすすめレシピ

すでに買ってしまっていて、飲みにくくてしまっておいているという方もいますよね。

また、安いソイプロテインに変えたいが、味がどうしてもダメだという方もいるかもしれません。

そこで、もう少し手を加えて、もっと飲みやすくするレシピをご紹介します。

プロテインプリン

名前を聞くと美味しそうに見えないかもしれませんが、試した中でもっともおすすめなのがプリンに混ぜてしまう方法。

市販のプリンの元や、卵と牛乳、砂糖とゼラチンを使ったようなシンプルなレシピに、プロテインを入れると違和感が薄まります。

製品やほかの素材の分量にもよりますが、総量の2~3割程度まではプロテインを入れても問題なく固まってくれます。

プリンの瑞々しさやコクでプロテインの違和感をほとんど覚えずに食べることができますし、少量で満足感もあがるのでダイエットにも向いています。

蒸して固める本格プリンでは、プロテインを混ぜると固まらなくなってしまうのでご注意ください。

プロテインシチュー

こちらも名前を聞くと美味しそうに思えませんが、プロテインの違和感をなくすにはベストな方法です。

市販のシチューに、プロテインを3割ほど入れれば出来上がりなので、作り方も簡単です。

しっかり混ぜれば完成した後のシチューに混ぜてもいいので、アミノ酸の熱変化も起こりにくいですし、ご家族の分と分けて作ることもできるので手軽ですね。

プロテインクッキー

市販のクッキーミックスなどに、プロテインをまぜて作る方法です。

プロテインバーと同じく、大豆の違和感をなくすのに適していますし、持ち歩いておやつにもできるのでおすすめです。

プロテインを入れすぎると膨らみにくく、硬いクッキーになるので要注意です。

まとめ

ソイプロテインはどうしても飲みにくく、苦手だという方も多いです。

しかし大豆の有効成分も一緒に摂取でき、腹持ちがいいのでダイエットには最適なプロテインです。

最近のソイプロテインは飲みやすさを改良したものも多いので、選び方次第ではそのまま飲めるものもありますし、ちょっとした工夫で違和感なく摂取することもできます。

ダイエット目的にプロテインを飲みたい方は、ぜひ参考にしてソイプロテインを有効活用してくださいね。

参考URL・参考文献・根拠など

ソイプロテインの製法や効能について
https://www.weider-jp.com/protein/columns/detail/?id=13&category=beauty






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