1人暮らしにロボット掃除機は不要?それとも役立つ?
ロボット掃除機はある程度広さのある家で使われることを想定して作られていますが、1人暮らしをしている人には必要でしょうか?
ロボット掃除機を活躍させるためにはある程度の広さや床に障害物がないことが求められます。
場合によっては部屋をかなり改装する必要があります。
しかし、ロボット掃除機は1人暮らしの生活を向上させてくれるかもしれません。
目次
1人暮らしは掃除が億劫
1人暮らしは気楽なことが魅力です。
好きな家具や雑貨をそろえ、好きな服を着て、好きな時に好きなだけお風呂に入り、好きなときに好きな物を食べることができます。
自分の気が向いたときに自分のペースでなにごとも行えるのがとても素晴らしいです。
反面、洗濯、掃除、各種手続きなども全て自分でやらなければなりません。
その中でも億劫で後回しにしてしまいがちなのが掃除です。
洗濯と違い、掃除は多少後回しにしてもそれほど不都合はありませんし、家族と暮らしているわけではないので、部屋が汚くても誰に文句を言われるわけでも注意されるわけでもありません。
汚い部屋はストレスが溜まる
数ある家事の中でも比較的後回しにしやすいのが掃除です。
疲れているときなど、少しくらいサボりたくもなります。
しかし、汚い部屋は住む人に居心地の悪さとストレスを与えます。
疲れていると掃除をしたくなくなり、そして、汚い部屋にますます気分が塞いでしまうという悪循環に陥ってしまいがちです。
そんなときのロボット掃除機
1人暮らしはきままですが家事を全て自分1人で行わなければなりません。
そして、その家事の負担を少しでも軽くしてくれるのがロボット掃除機です。
家電としてそれほど安い部類ではありませんが、社会人ならば手の出ない金額ではありません。
自分の留守中に部屋を綺麗にしてくれます。
疲れて帰ってきてもドアを開ければ綺麗な部屋ならばいやされます。
疲れていても、帰宅したらどうせ汚い部屋が待っていると思うと、足がさらに重くなってしまうものです。
ロボット掃除機に癒される
綺麗な部屋は1人暮らしを快適にしてくれます。
しかし、ロボット掃除機は綺麗な部屋を提供するだけでなく、存在自体が癒しになる場合もあります。
これは、使用者の考え方や価値観、ロボット掃除機との相性にもよりますが、使い続けているうちにロボット掃除機に愛着がわき、ペットのような、同居人のような感覚を持つこともあります。
名前を付けたり、ステッカーなどを貼ったりすると愛着がわきやすくなります。
ただの機械だ、プログラムだと分かっていても健気に動き回り、丁寧に掃除をしている姿を見るとなんとなく、生きているように思えたり、愛着を抱いてしまったりするという人はおおいです。
突然の故障に、ペットロスのような寂しさを覚える人もいるほどです。
しかし、1人暮らしには向かないことも
1人暮らしの味方となってくれそうなロボット掃除機ですが、誰にでもおすすめというわけではありません。
1人暮らしの部屋の間取りや広さ、使用者の性格によっては相性が悪い場合もあります。
場合によってはただの場所をとるモノになってしまったり、宝の持ち腐れになってしまうこともあります。
八畳以下だと使いにくい
ロボット掃除機はもともとある程度広さのある家で使用することを想定しています。
八畳以下の部屋だと機能を充分に発揮しきれないことがあります。
また、ロボット掃除機自体、それなりに大きさがあります。
使っていない時も充電をしなければならないので、床に直接おいておく形になります。
なので、床面積がそれほど広くない家ではかえって邪魔になってしまいます。
狭い部屋ならばロボット掃除機のためにスペースを作るよりは自分でささっと掃除をしてしまったほうが効率の良いことがあります。
とはいえ、小型のロボット掃除機も数多く展開されています。
小型で、安すぎるロボット掃除機は掃除能力がそれなりであったり、バッテリーの質が悪かったりしますが、それなりの値段がするものは大型のロボット掃除機とそん色ない仕事をしてくれます。
床に物が多いと使えない
ロボット掃除機は床に障害物があると使えません。
カバンや洗濯物、ちょっとした荷物を置く習慣のある人の部屋では掃除能力を存分に発揮することができません。
とくに、和室やちゃぶ台といった間取りだと何かと床にものを置くことが多くなりがちです。
壁にぶつかるのが気になることも
ロボット掃除機の中には壁にゴツンゴツンと当たってしまうものもあります。
ロボット掃除機が壁に当たることで壁に傷ができてしまうようなことはありませんが、壁が薄いアパートなどではお隣のご迷惑になってしまうかもしれないなどと気を使ってしまうこともあるかもしれません。
壁に当たらないタイプが、壁に当たるけれど設定次第で回避できるものもあります。
ランニングコストがそれなりにかかる
ロボット掃除機は買って終了ではありません。
ランニングコストがそれなりにかかります。
電気代や消耗品の交換などです。
試算では1年間で1万円から2万円ほどです。
電気代などはむしろ普通の掃除機をかけるほうがかかるので、ロボット掃除機は経済的ともいえるですが、そもそも1人暮らしだと毎日掃除機をかける人は少数派なので、それほど経済的とは言えません。
ロボット掃除機のための部屋づくりも視野に
ロボット掃除機の機能を最大限活用させるためには環境を整える必要があります。
とくに大切なのは床にものを置かないことです。
棚などにしっかりと収納をすることでロボット掃除機は動き回りやすくなります。
1人暮らしでロボット掃除機を使ってみたい、掃除のストレスから解放されたいと望む人はロボット掃除機のために部屋を改装したり、生活習慣を変えてみたりするのもおすすめです。
一見面倒に感じるかもしれませんが、実はロボット掃除機を使いやすい部屋というのは人間も使いやすい部屋である場合が多いです。
汚い部屋同様、散らかっている部屋というものはストレスを与えます。
まずはレンタルでお試しもおすすめ
1人暮らしにロボット掃除機はあると便利なことも多いですが、必ずしも必要ではありません。
それほど広くない家で、殆ど時間仕事などで外出しているのならば汚れにくいですし、掃除にも手間取りません。
しかし、もちろんあれば便利です。
日々の掃除機掛けという作業から解放されます。
とはいえ、やはり安くありません。
ちゃんとしたものは5万円から10万円程します。
購入してから後悔したくないという人は、まずはロボット掃除機をレンタルしてみることをおすすめします。
購入すれば5万円を超えるロボット掃除機が2週間数千円でレンタルすることができるのです。
じっさいにロボット掃除機の掃除能力や大きさなどを試してみてから購入するかどうかを検討してみてもおそくはありません。
また、いろんな機種をレンタルしてみて比べてみるのもおすすめです。
いろんな業者がロボット掃除機のレンタルをしていますが、大手の方が品揃えが良いですし、システムもしっかりしているのでおすすめです。
まとめ
1人暮らしにロボット掃除機は必ずしも必要とは言えませんが、あれば綺麗な部屋を手に入れることができます。
また、同居人やペットのような愛着がわいて、寂しくなりがちな1人暮らしにうるおいができるかもしれません。
一方で、邪魔になったり、部屋を片付けなければならなかったりする場合もあります。
購入すかどうかで迷ったらレンタルを使用してみるのがおすすめです。