なんとか割れないように…スーツケースに割れ物を入れる際のコツって何?
たとえば海外旅行に行ったりした時、あるいは国内旅行であっても、なんらかの割れ物を買うことは多々あるでしょう。
その際一番安全な方法はやはり、郵送で送ることになるでしょう。
でも、いちいちお金もかかりますし、出来ればスーツケースに入れて持って帰ってきたいという方もいるはずです。
そこでここでは、スーツケースに割れ物を入れる際のコツについて紹介していきたいと思います。
割れ物は柔らかいもので包む
まず割れ物をスーツケースに入れる際には、柔らかい物で包むようにすると良いでしょう。
柔らかい物で包んでおけば、それが緩衝剤になります。
なので、外部からの衝撃に強くなるのです。
スーツケースの中に入れてある割れ物が割れてしまうという時は、どう考えても、外部からの衝撃による刺激で割れてしまう事になります。
たとえばスーツケースをゴロゴロと転がしている際に、その地面での揺れからくる衝撃で割れてしまったり、あるいはその揺れのせいでスーツケースの中に入っている物と激しくぶつかってしまったり、そのせいで割れてしまう事もあるかもしれません。
いずれにしても、そうして外部から衝撃を受けるから割れてしまうのです。
だから、スーツケースの中に割れ物を入れて、それでも割れないようにするためには、なるべくやわらかいものでその割れ物を包み、少しでも衝撃を和らげてあげる必要があるのです。
来た洋服や使ったタオルでよい
そこで割れ物に巻くものは、何も特殊な物でなくとも問題ありません。
普通にスーツケースに入っているであろうもので良いでしょう。
たとえば着た洋服や、使ったタオルになります。
スーツケースの中にはそうした旅行先で着た洋服や、あるいは使ったタオルがたくさんはいっていることでしょう。
そうしてそれがはいっているのであれば、それで巻いてあげれば、スペースの削減にもなりますし、一石二鳥です。
あまり薄いと意味がないので注意
ただTシャツのように、あまり薄いものだと効果がなくなってしまうので、その点に関しては注意をしないとなりません。
基本的には、ズボンやあるいはバスタオルのように、サイズ感も比較的に大きくて、かつそれなりの厚みがあるものをおすすめします。
その方がより緩衝剤としての効果は高くなるでしょう。
巻いた上でジップロックなどに入れる
そうして割れ物に洋服やタオルなどをまきつけたら、そのままスーツケースに入れるのでも良いでしょう。
それでも十分、割れ物を保護する効果は高いと言えますから、割れない可能性は高くなります。
でも、もっとソレを保護できるようにする方法もあります。
それが、洋服やタオルを巻き付けた割れ物を、ジップロックなどに入れるという方法です。
ジップロックに入れると、確かに割れてもそれがジップロックの中で割れることになるので、大惨事になることは防ぐことが出来るでしょう。
それは誰でも容易に想像が出来るはずです。
でも、ジップロックに入れることと、割れづらくすることはあまり関係がないようにも思えるのではないでしょうか?
ジップロックに入れると、なぜ割れ物が割れづらくなるのでしょうか?
空気を緩衝剤に出来るから
それは、空気を緩衝剤に出来るからです。
巻き付けた割れものをジップロックに入れる際、多少の空気も入れて口を閉じるようにします。
そうすると、全体がクッションのようになります。
つまり、その中に入っている割れ物に衝撃が行く前に、空気が衝撃をはじいてくれるようになるのです。
そうなれば割れづらくなるのも当然です。
そんなにパンパンに空気を詰める必要はありませんが、ある程度空気を入れておくと、そうして割れなくなる可能性が高くなるので、おすすめです。
なるべく動かないようにして入れる
スーツケースの中に割れ物を入れる際には、なるべく動かないように入れることも大切なポイントになるでしょう。
なるべく動かないようにするというのは、その割れ物が、スーツケースの中で動かないようにして入れるという事です。
別に入れる際に自分がなるべく動かないようにするとか、そういうことでは当然ありません。
なるべくスーツケースの中で割れ物が動かなくなれば、その割れ物と何かがぶつかる可能性が少なくなります。
それはつまり、外部からの刺激をうける可能性が少なくなるという事です。
ここまでに紹介したきた、スーツケースに割れ物を入れる際のコツは、どれもぶつかった際の衝撃を少なくする為でした。
でも、一番良いのはそもそもぶつからないようにすることになるでしょう。
だからこうしてなるべくスーツケースの中で動かないようにして入れるという事はすごく重要なポイントになるのです。
たくさんつめて物で固定するように入れていく
では、どうすればスーツケースの中で割れ物をなるべく動かないようにすることが出来るでしょうか?
それは、もので周りを固めるようにして入れていくという事です。
周りにスペースがあるから、割れ物はスーツケースの中でたくさん動いてしまいます。
しかしこうして周りにものがたくさんあれば、そもそも動くスペースが無くなります。
だから、いくらスーツケースが揺れても、あまり動かなくなるのです。
また、そうしてものをたくさんつめていけば、割れ物以外のものも動かなくなります。
割れ物が動くということ以外に、割れ物以外の固いものが動いて、それが割れものにぶつかるということでも、割れ物に衝撃を与えていく事は出来ます。
たくさんものを詰めていけば、そうなることも防ぐことが出来るようになるでしょう。
だから、スーツケースの中にはものをたくさん入れるべきです。
割れ物の周りは柔らかいもので
そうしてたくさんものを詰めていく際にも、割れ物のまわりには柔らかいものを多く配置するのがおすすめです。
固いものが近くにあれば、何かの拍子で動いた時、それとぶつかる可能性も高くなります。
どれだけものをたくさん詰めて、なるべく動かないようにしていても、何かの拍子で動いてしまう事はあるものです。
だから最悪そうなることも視野に入れて行動していかないとならないと言えるでしょう。
なるべく上の方に入れると良い
割れ物をスーツケースに入れる際には、なるべく上の方に入れるのがおすすめだったりします。
というのも、下の方に入れると、スーツケースの底の固い部分とぶつかり、そこから衝撃を受ける可能性も高くなります。
しかも下の方は、揺れの振動をもろに感じるでしょう。
しかし上の方であれば、そうした固い部分とあたることもありませんし、揺れの衝撃も受けづらいです。
なので、スーツケースの中に割れ物を入れる際には、なるべく上の方に入れるのが良いのです。
奥行きも真ん中くらい
また、奥行き的には真ん中にくらいに入れるのが良いでしょう。
あまり前すぎても、あるいは後ろ過ぎても、衝撃を受けやすい配置になってしまいます。
真ん中くらいであれば、前後両方とも何かに守られていることになり、衝撃を受けづらくなるでしょう。
なので、出来れば割れ物は、横から見た際の中心位の位置になるように入れていきましょう。
まとめ
スーツケースに割れ物を入れる際のコツとしては、以上のようなことが言えます。
スーツケースに割れ物を入れるのは、割れてしまうリスクが高いからNGだと言われることも多いですが、こんな風に工夫していけばそのリスクは小さくすることができます。
もちろんこれをすれば絶対に割れないというわけではありませんが、少なくともリスクを軽減することは出来るはずです。