ペット用キャリーバッグって実用的だろうか、どんな時に役立つ?
キャリーバッグと言えば旅行と答えが返ってくるのが当たり前ですね。
もしくは普段の買い物に便利だとか、お出かけで荷物の多い時に使えるとかの答えが返ってくるでしょう。
実際、旅行用としてのキャリーバッグが勿論主流なのですが、他にもお役立ちのキャリーバッグがあるのをご存知でしょうか。
そう、愛犬家愛猫家のための、ペット用キャリーバッグです。
目次
重い荷物でも楽々移動
スーツケースにしろショッピングバッグにしろ、荷物が重くなれば運ぶのが本当に苦労になります。
少しでも楽にコンパクトに、荷物を運びたいと言うユーザーの声もあって出来上がったのが、キャリーバッグです。
バッグの下部にはキャスターがついているので、ゴロゴロ転がして移動が出来ます。
持ち手が伸ばせるので、かがまなくても引っ張ることが可能です。
種類も豊富に、色や柄もどんどんファッショナブルになっていくので、流行にうるさい女性の方々でも満足できる品が見つかるようになりました。
幸いなことにバリアフリーが叫ばれて久しく、道路の段差も減ってきましたので移動するにも、持ち上げる必要も減ってきました。
キャスターも4輪のものが主流になりましたので、後ろの人への迷惑も減ってきました。
こんな便利はキャリーバッグです。
ただの旅行用、普段の買い物用だけではもったいない、と考える人が勿論いたわけです。
3Wyayは当たり前?
キャリーバッグを見ていますと、今や単なるキャリーではなくなってきています。
3Wayで使用できるものも、多くなってきました。
そのままキャスターで転がすのは勿論、付属のリュック紐を出して背負うことも、また付属のベルトを取り付けてショルダーバッグとしても使用できるなど、工夫が凝らされています。
ユーザーとしても、単にキャリーだけではすでに満足していないと言う事ですね。
実際問題としては、キャスターの分重量が増えているので、リュックやショルダーで使用するのはいささかきついのも事実なのですが、そう言う機能があると言う事自体魅力的でもあります。
荷物を運ぶだけでは勿体ないのでペットも運ぶ
となると今度は、単に荷物を運ぶだけでは勿体ない、他にも使用法がとアイデアが膨らんだ結果、ペット用のキャリーバッグが開発されたわけです。
今ではかなりポピュラーになりましたので、街中で見かけることも増えました。
実際、ペットは小型犬や猫でも結構重いものです。
可愛いペットだから重くても我慢、と言っても限度と言うものがあります。
近所へのお出かけや車まで運んで、後は車移動なら問題ありません。
しかし電車に乗っての移動や、車ではなく遠出する時にはさすがに、普通のペットケージやキャリーケースでは飼い主さんの体力にも限界があることになります。
これがキャリーバッグなら、犬猫当人たちにとっても飼い主さんにとっても、非常に楽な移動が保証されることになるわけです。
普通のペット用のキャリーケースだと
普通のペット用のキャリーケースや持ち手付きのケージの場合、やはり重さの問題が一番ネックになってきます。
肩に掛けるにしろ手で持つにしろ、ペットの体重プラスケースの重さですので、小型犬や猫でも最低3キロプラスアルファくらいにはなります。
短時間ならともかく、徒歩での移動が15分30分となれば、いくら愛しいペットの為でも飼い主さんもダウンしてしまいます。
しかもこの手のケースの場合最低限のサイズですので、水などを内部にセットすることはまず、不可能と言っていいでしょう。
ペットも又、身動きならない狭いスペースで長時間になってしまい、ストレスを感じてしまうかもしれません。
短時間の移動や、車の移動の時のドライブキャリーとしてならまだしも、電車などでの移動には向いていないと言っていいでしょう。
ペット用のキャリーバッグの種類は?
ペット用キャリーバッグと言っても、実はかなりの種類があります。
ここは大別して2種類見ていきましょう。
またここで言うペット用キャリーバッグは、キャスターのついたものであることも書き加えておきます。
一番ポピュラーで普及型は
勿論一番ポピュラーでベーシックなタイプと言えば、普通のキャリーバッグタイプのものですね。
キャリーバッグのバッグの部分にペットを入れるわけですので、その部分に窓が開いていたりメッシュの部分があって、空気の通りを良くしていたりします。
サイズは色々ですが、ごく普通のものだと小さな子犬なら2匹くらい入れる大きさです。
猫なら成猫でも、充分なスペースですね。
このタイプのものは2Wayで試用出来る物が多いです。
つまりバッグ部分を外してショルダー紐でショルダー型に出来るタイプです。
近くのお出かけにも、ちょっと遠出にも使用できるので使い勝手がいいと言えます。
素材によって耐荷重などが変わってきますので、その辺りは把握しておくことが必要です。
またこれも素材によって自重も変化しますので、2Way使用の場合そこもチェックしておきましょう。
ベビーカータイプの物
ベビーカーのように押していくタイプの、ペット用キャリーバッグです。
ここまでくるとバッグと言うのはちょっと、と言う感じもしますが物によっては3Way等の物もありますので、バッグに入れてもいいでしょう。
全体でかなり大型になりますので、逆に電車などでの移動はきついかもしれません。
その代わりバッグ内部の広さは充分なので、ペットのストレスは軽減されますね。
加えて飼い主さんも、押すだけの楽々移動なので疲れなくて済みます。
移動先が広い場所とかだと、大変に使い勝手のいいバッグと言う事です。
またこのタイプは、年を取ったペットの散歩に大変にお役立ちです。
特に犬の場合、自分の脚で歩けなくなっても外の空気を吸う事で、ストレスなく過ごせます。
脚が不自由になった犬の散歩には、最適なキャリーバッグです。
このタイプのものは大型なのがちょっとと言う感じですが、折り畳み出来るものもありますので、置き場所など気にかかる方には折り畳み式のものがおすすめです。
ペット用キャリーバッグの利点
キャスターのついたペット用のキャリーバッグの利点を幾つか挙げてみましょう。
愛すべきペットでも重いものは重い
まずは勿論飼い主さんの疲労軽減です。
背負ったり手で運んだりするのに比べれば、格段に楽に移動が出来ます。
またペットの顔も良く見えますので、トラブルがあってもすぐに気づくことが出来ます。
また大型のベビーカータイプのものですと、かなり収納スペースがついていたりしますので、ペット用のおやつやおもちゃなども収納できます。
飼い主さんにとっては、両手がふさがらないと言う事で自由が利きますので、何かあっても対応が楽ですね。
移動中の振動で乗り物酔い
ペットとしては、振動の問題が少し楽だと思われます。
背負われたり持ち手で持たれたりしていると、振動が不規則です。
しかもこの場合ペットは、空中にいると言うことになります。
乗り物酔いは人間だけの専売特許ではありません。
不規則な振動は、無駄な乗り物酔いを起こさせます。
比べてキャリーバッグの場合、勿論道路にもおうとつはありますがそれでも空中を過去ばれるより、ずっと安定感のある揺れになります。
ペットの健康のためにも、この方が安心ですね。
購入時にちょっと気をつけたいこと
大変便利なペット用のキャリーバッグですが、やはり購入時にはそれなりにチェックをしておきましょう。
まずは耐荷重です。
サイズは勿論ですが、何キロまでの制限が勿論ありますので、そこをしっかりと把握しておきます。
移動中に壊れてしまっては仕方ありませんので、これは必須です。
また折り畳み出来るかどうかも、購入条件に入れておくといいでしょう。
特に大きなサイズの物だと、玄関の邪魔になってしまうこともあります。
まとめ
可愛いペットの移動用に、また年取ったペットに外の空気を吸わせるために、ペット用のキャリーバッグはお役立ちです。
また特に、病気の時などに病院へ連れていく時はこれがあると大変に便利です。
普通の状態の時のペットにはあまり必要ないかな、と思われるかもしれませんがそれでも実際、大きく役立ってくれることも事実です。
次のキャリーケース購入の時にでも、候補に入れてみては如何でしょう。