今人気のキャリーバッグですが、トラブルも起きているの?
1泊などの旅行はカバンで十分ですが、3泊以上になるとキャリーバッグは必需品ですよね。
心配性な方は特に多く荷物を入れたりして、とてもじゃないけれど持って歩くのは大変です。
旅行は移動だけでも疲れてしまうので、なるべく負担をかけたくありません。
そこでキャリーバッグはどんなに重くても、車輪がついているので転がして運べるので楽に移動ができます。
そんな、旅行には欠かせないキャリーバックですが、トラブルもいろいろと起こっているのでに未然に防ぐためにも紹介したいと思います。
キャリーバッグの誕生
もともと日本では江戸時代から旅行に行く文化がありましたが、荷物はほとんどなくまれに行く程度です。
しかし、時代とともに暮らしが豊かになり、旅行が当たり前になり、海外旅行など遠出や長期行く方も多くなりました。
そして、運びやすいスーツケースが使われるようになり、運びやすくキャスター付きにしてほしいという日本人の要望で今のキャリーバッグになったようです。
キャリーバッグは日本で作られたものだったのです。
キャスター付きのキャリーバッグは1972年から発売されるようになり、意外にもまだ時代が浅いのです。
なぜキャリーバッグが人気に?
そんな旅行時のバッグとして主流になったキャリーバッグですが、ここまで人気になった理由はいったいなんなのでしょうか。
もちろん運びやすいというキャリーバッグ自体の使いやすさが一番です。
しかし、その他にも時代の流れによって人気になった理由があります。
若い女性に人気に
昔は楽に運ぶための手段として使われていましたが、だんだんデザインも豊富になり、おしゃれの一部として選ばれています。
自分の好みのものを選ぶことが出来て、旅のモチベーションも上がるのでおすすめです。
人に見られる部分なのでなるべくおしゃれなものがいいですよね。
また、キャリーバッグの値段はピンきりですが、安いものだと数千円から買えるので購入しやすいです。
機能性などは劣りますが、安くて可愛いものも多いので若い方に人気なのです。
バッグの替わりに
今では使いやすさやデザインの豊富さにより、バッグの代わりとして使用する方が増えています。
また、高級ブランドもキャリーバッグを作られています。
ブランド好きにはたまらないでしょう。
キャリーバッグはとてもビッグサイズなので運びづらいイメージを持ちますが、とても小さいコンパクトなサイズも発売されていて流行になっています。
旅行が行きやすくなった
以前は、旅行というととても高額で、お金持ちだけが楽しめる余暇というイメージをがありました。
しかし最近では、LCCやジェットスターなどの格安航空会社が増え、国内はもちろん、海外にも気軽に行けるようになりました。
そのため旅行が身近なものになり、キャリーバッグを使用する方が一気に増えたのです。
バリアフリーで使いやすい
ここ最近は特にバリアフリー化が促進され、みんなが使いやすい道になりつつあります。
エレベーターなども無いところが少なくなり、不自由な方でもだんだん住みやすい世の中になってきています。
よって、キャスターを転がしやすいので、キャリーバッグが使いやすくなってきているのです。
もし使えないところがあっても、その場所で取手を持って運べるのでとても便利です。
トラブルもあるの?
こんな便利なキャリーバッグですが、使用方法によってはトラブルになっている場合も多々あるようです。
時代とともに便利なものが開発され、生きやすい世の中になっている一方で、使い方を間違えると大変なことになってしまいます。
被害者が自分の場合
キャリーバッグを使用するにあたり、自分が被害者がになることもあります。
トラブルに巻き込まれないためにもチェックしておいてください。
盗難
使い手側が便利になった分、盗みやすくもなっているのです。
大きい荷物なのでちょっと置いておこう目を離したすきに・・・なんてことがあるのです。
盗む側も運びやすいので簡単にできてしまいます。
ですから、盗難防止のためにも鍵をつけるなどしてセキュリティをしっかりしましょう。
また、最悪の場合のことも想定し、盗まれたら困るものや貴重品は、別のバッグに入れるなどして自分で工夫しましょう。
間違え
人気のキャリーバッグは持っている方が多いということですよね。
飛行機を降りて、預かり荷物を取るときに自分のものだと思い込み帰って開けてみたら違ったなんてこともあるのです。
そんなことのないように、預かり荷物の番号をきちんと確認し、一目で自分の物だと分かるようにシールなどを使い違いをつけましょう。
破損
飛行機の運搬時などでキャリーバッグに入れていたものが壊れたり、傷がついていたりすることも中にはあります。
そのため、とても大事で貴重なもの、壊れやすいものは入れないようにするか、保険をかけたりして追加料金を支払ってでも特別扱いにしてもらう方が良いと思います。
航空会社も大量の荷物を預かるので限界があります。
未然に防げるものは自分で回避しましょう。
自分が加害者になる場合
とても便利なキャリーバッグですが、使い方を誤ると事故に繋がる危険な道具にもなりえる物なのです。
実際にキャリーバッグによる事故が多発しているので、人様に迷惑をかけない使い方をしてもらいたいと思います。
人混みのなかで
人混みのなかでは、みんな自分の進行方向しか見ていないので、あまり下を見たりしません。
そんな中で、キャリーバッグをひいていたらつまずく可能性は高いです。
また、混雑時に大きい荷物を転がして歩くのはとても邪魔になってしまいます。
他人の歩行の妨げにならないようにしなくてはいけません。
実際にこのようなことは本当に頻繁に起きています。
相手を不快にさせてしまいますので、混雑時には持って歩くなどして対策しましょう。
エスカレーターや階段で
エスカレーターや階段では、途中で落ちてきて怪我をしたという事故もあります。
想像するだけでおそろしいですよね。
キャスターなので不安定であるにも関わらず、危ないと思って手を出した時には遅かったり、重いので支えきれなかったりします。
そんな大事故にならないためにも、なるべくエレベーターを使用しましょう。
エスカレーターでは、自分の手前にキャリーバッグを置き、倒れてこないようにしてください。
溝にはまってしまう
バリアフリー化で道が整われてきていますが、そうでない場所もあります。
危ない場所であればいいですが、線路などは溝がたくさんあり、電車とぶつかる可能性のある危険な場所です。
実際に事故にあった方もいて、気をつけましょう。
マナーを守りましょう
自分が思っている以上に、キャリーバッグの後方に長さがあります。
事故になってしまったり、また相手を不愉快にさせてしまうものでもあります。
何事にもいえる事ですが、使用する側の最低限のマナーは守りましょう。
今までに、キャリーバッグでの事故が多発しており、実際に加害者側に、100万を超える賠償命令が出た事故もあるのです。
被害者はもちろんですが、自分も辛い思いをしてしまいます。
人の命を奪う危険な道具になるかもしれないということを肝に命じて正しく使いましょう。
まとめ
キャリーバッグはとても便利である一方で、とても危険な事故にも繋がるものだということが理解していただけたのではないかと思います。
少しの気遣いでトラブルを防ぐことが出来るので、自分で対策をしていただけたらと思います。
便利で、自分好みのキャリーバッグを購入し、最低限のマナーを守り、楽しい旅行のお供となるようにお願いします。