初めてのキャリーバッグ慣れないうちは時間に余裕をもって
グアム旅行がきっかけで初めてキャリーバッグを買うことになりました。
私が選んだのは、ティーアンドエスの「レジェンドウォーカー・ハグ」の35リットル。
色はシルバーカーボンでシンプルなデザインです。
角には高強度の黒色コーナーパッド。
ボディは衝撃に強いPPプラス素材でしかも重さは3キロと軽量なのです。
タイヤも四つ付いていて、軽やかな回りも申し分ないです。
私のように初めてキャリーバッグを買う人にもおすすめです。
そんなキャリーバッグを使って、旅行準備からグアムに到着するまでの体験談をお伝えします。
目次
私とキャリーバッグの最初の出会い
旅行会社の細かい手続きと同時進行で、キャリーバッグも購入しました。
何件かお店を回ってから決めようと、大型百貨店やディスカウントストア、リサイクルショップを回りました。
そこでお店の人からのアドバイスで、海外ならファスナータイプのものより、つなぎ目部分が金属製のものがおすすめだということです。
ファスナーだとカッターか何か刃物で簡単に切られてしまうそうです。
海外旅行に行くのならこれくらい防犯意識を高めないといけませんね。
でも、私はリサイクルショップで見つけた、まだ新品の時の値札が付いたままのキャリーバッグ(別のお店から買い付けた、まだお客さんの手に渡っていない新品同様の品)がぱっと見で気に入り、これに決めました。
これはファスナータイプのもので金属製のものではないですが、軽量でタイヤの回り具合りも気に入ったのです。
子どもと行った空港の下見
身軽な格好で空港の下見に行きました。
その時はキャリーバッグを持って行かなかったのですが、今思うと良い練習にもなるので持って行けば良かったです。
私はエスカレーターに乗る時のキャリーバッグを持った人をヒューマンウォッチングしました。
すると、床のぎりぎりエスカレーターのステップの手前までさーっと勢いよく進み、次の瞬間ちゃっという感じで手持ちを下に下げていました。
本当にかろやかで見事な早わざで、とても美しい仕草です。
私もあんな風にできるかなあ…そんなことを思いながら、他の人の動きも見ていました。
成田空港第一ターミナル駅改札を出てしばらくまっすぐ進み、そして右の方へ行くとエスカレーターがあります。
そのまま上の階へ上がっていくと、上り切ったところの床に大きく丸く矢印が描かれています。
その矢印は次のエスカレーターへと続いています。
この線はなんだろう?
と最初は思いました。
でも良く見ると、あ、キャリーバッグ用に大きく輪を描くように進むということなんですね。
キャリーバッグ初心者の私は、はじめ気づきませんでした。
この線の通りにキャリーバッグを引いて歩くと、スムーズに進むことができるのでやさしい配慮ですね。
娘に浴衣を着せたい私の夢
旅行と言えば旅先ばかりでなく準備も同様に楽しいもの。
私は、娘に浴衣を旅行先で着ることを提案してみました。
娘も大賛成。
持っていた浴衣の寸法直しのため和服店にいったとき、帯を買うことにしました。
グアムで着ることを告げると、かための厚手でしっかりとした帯よりも、簡単に折りたためて薄手で、しかもリボン結びでOKな浴衣に合う帯を選んでくれました。
これなら、キャリーバッグに入れても邪魔にならないそうです。
お店の人の言うとおり、実際にキャリーバッグに入れてもかさばらず、邪魔にはなりませんでした。
お土産用に空っぽのキャリーバッグ
キャリーバッグをお店で選んでいた時に店員さんに教えてもらったことが、お土産用に空っぽのキャリーバッグを余分に持って行く人もいるそうです。
聞いた時は実感がわかなかったのですが、行くときに荷物でパンパンにして行ったら、どうやってお土産を入れるんだ?
っていうことですよね。
でも私は浴衣を入れるのは諦めませんでした。
せっかく帯も旅行用に合わせて買ったし、ビーチでは水着、ホテルでは浴衣の娘の写真をどうしても撮りたかったからです。
そのため、荷物はなるべく最小限に工夫しました。
こどもの場合、飲み物をこぼしたり、冷房が効きすぎて寒かったりするので何が起こるかわかりません。
そのため荷物を削るのは自分の分のみにしました。
努力の甲斐あって、私と娘のキャリーバッグにはお土産用の空間が生まれました。
空っぽのキャリーバッグも考えたのですが、予算オーバーなのでそれは次回にします。
楽しい旅行の準備
娘はどうしてもぬいぐるみを持って行くと言っていました。
私もその考えには賛成で、どのぬいぐるみを選ぶかぎりぎりまで検討していた娘。
結局3つのお気に入りのぬいぐるみが決定しました。
キャリーバッグの中のネット部に詰め込みます。
そのとき娘は、「空港の人が開けるかもしれないけど、大丈夫だからね!じっとしているんだよ。このままキャリーバッグに入っているんだよ、いいね。」と真剣に話しかけていました。
詰め方は、手持ちがついている方=底の深い方に、重たいもの、ワインなどの割れ物を入れるのですね。
空港内の案内で初めて知りました。
そういえば、これを詰めた人以外の人が開ける時、確かにその方が親切です。
重たいものを底の深い方に入れておかないと開けたとき失敗すると、中身がこぼれちゃうこともあります。
キャリーバッグの詰め方にもルールがあるのですね。
意外な使い持ち旅行前日
お寝坊な私と娘は、出発前日に成田空港にお泊りしました。
空港内ミーティングポイントというところのひとつには、テレビがあり、しかも充電できるコーナーもあります。
その大画面でテレビを見ていました。
このままテレビを見ていれば、娘は飽きないだろうと思っていましたが、夜の10時になるとパッとテレビは電源が消えてしまいました。
そして周りでは椅子にゴロンと横になる人が徐々に増えてきました。
私も真似をして横になってみましたが、初めての経験で全然眠れません。
人が寝ていると思うと静かに話さないといけないし。
眠れない娘と相談した揚げ句、場所を変えようか…ということになり、エスカレーターに近いところに移動しました。
なぜそこにしようと思ったかというと、常にエスカレーターに乗る時の注意がアナウンスされていたからです。
こどもと一緒にいると、どうしても話してしまうので。
まわりの眠っている人に気を遣いますよね。
ここなら、ちょっと騒いでも大丈夫。
持ってきたぬいぐるみで娘と遊んでいると、外国の女の子が近づいてきました。
そばにお母さんやご家族の人も、私と同じようにひと晩過ごすため座っていました。
私と娘はその子と友達になり、ぬいぐるみを貸してあげました。
そのぬいぐるみ遊びに飽きたころ、私は自分のキャリーバッグを壁代わりにして人形劇を始めました。
ただ、「こんにちは~元気?」っていうごく簡単な会話で。
私はキャリーバッグに隠れてぬいぐるみショーです。
その子にもウケました。
夜遅くではありましたが、エスカレーターのアナウンスや、まだ人が歩いているのでその笑い声はそんなに目立ちませんでした。
夜中の1時に消灯して、空港内の空間は、明日に備えて静かに眠りにつきます。
無事に回ってきたキャリーバッグ
3時間半飛行機に乗り、無事にグアムへ到着。
預けたキャリーバッグを取りに向かいます。
よくテレビで見てはいたのですが、預けたキャリーバッグがターンテーブルに乗ってきてそれをかっこよく受け取るシーン。
私も初めてそのシーンを体験できます。
ありました!
ちゃんと回ってきました。
荷物を取り損ねたら、また一周して戻ってくるのは知ってはいたのですが、自分の荷物を追いかけるってちょっと楽しいなと思い、私は早歩きでキャリーバッグを追いかけました。
娘はスキップしながら。
中には、プラスチックの衣装ケースのような荷物も回ってきていました。
キャリーバッグだけではないのですね。
ファスナーちょっと開いている~
私たちはキャリーバッグと再会し、またごーろごーろと引いて歩き始めようとしたとき娘が言ったひと言。
「あ、開いてる~!」開いてるというのはオーバーな表現ですが、確かに15㎝くらいキャリーバッグのファスナーが開いています。
中身を見られることもあるとは聞いていましたが、これはその証拠なのでしょうか…ファスナーがぴったりと最後までは閉じていませんでした。
出発時に預ける時はきちんと閉めておいたはずですが、でもそれは私の勘違いかもしれません。
中身を見ると開けたような形跡はなく、ぬいぐるみたちも元の場所に入っています。
娘と私は、ぬいぐるみたちに大丈夫だった?
長い間さみしくなかった?
とコミカルに話しかけました。
キャリーバッグにバンドをする人もいますよね、まさか輸送中にパーンとキャリーバッグがハプニングで開くことはないでしょうが、でも万が一ということもあります。
念のため、そして似たようなキャリーバッグの人もいるので、すぐに見分けがつくためにバンドはおすすめです。
私はバンドがどこに売っているか見つけることができず、今回はしませんでしたが、次にはバンドをしようと思います。
まとめ
自宅から空港内出発集合場所まで、事前に時間を計りました。
でもその時はキャリーバッグを持たず、しかも身軽で。
当然、実際にキャリーバッグに中身を入れて移動すれば、容易ではないので時間もその分かかります。
初心者の私は、通行人にぶつけないよう気を遣うので、さらに時間がかかってしまいました。
初めてキャリーバッグを持つ人は、時間に余裕をもって移動することをおすすめします。
旅行だけでなく、重たい荷物を運ぶ手段としても、キャリーバッグは大活躍ですね。