キャリーバッグが開かない！ダイヤル式やTSAロックの場合は？
キャリーバッグが開かない、このSOSは非常に多く発信されています。ちょっと驚いてしまうほど、ネットの質問箱などに見られます。特に多いのが、TSAロックやダイヤル式のロックの開け方についての質問ですね。
キャリーバッグが開かなくてはどうにもこうにも
久々に出してきたキャリーバッグ、あれこのダイヤル式のロックってナンバーは何だったけ、と素で考え込むことありませんか。ほとんどの人の場合何とか思い出せますが、それでもどうしても思い出せない人もるものです。これから旅行に行くのに、荷物を詰めなくてはいけないのに、一体どうしたら良いのだろうと頭を抱える人、少なくないのです。特に一昔前は、鍵で開け締めするタイプなら、鍵さえあれば開けることが出来ました。鍵をなくしていたら、もうこれは仕方ないということで、鍵開けを頼むことも視野に入れなくてはならなかったのは事実です。でもそれだけでした、古い時代のキャリーバッグ、スーツケースはまあその点シンプルだったのです。でもTSAロックのせいで、ナンバー管理は必須のものとなりました。またこのダイヤル式ナンバー、これは何とかできそうで、でも大変そうという二律背反を感じてしまうものです。まあ3桁のダイヤル式ロックなら、最悪1000回違うナンバーを回していれば開きますから、根気だけの勝負になりますね。ただ確かに、時間の無駄でもあるのです。
購入したばかりのキャリーバッグでも同じ悩みが
購入してきて浮かれて、ふと気がついたらダイヤル式のロックを掛けてしまった、などということもあります。TSAロックに慣れていない場合、特に起きやすいものです。購入したばかりの新品のキャリーバッグが開かなくなっては、泣くに泣けませんね。まさかそんなことってあるだろうか、と思う人が多いでしょうが、実はこれも多数なのです。やはりネットの質問箱などには、購入したばかりのキャリーバッグのロックが掛かってしまった、のSOSが多く見られます。TSAロックと言う物自体も、まだ不慣れな人が多いので、これは仕方のないことでもあります。この場合はまだ単純に鍵開けができます。こうしたダイヤル式のロックの場合、初期設定は000もしくは999になっていることがほとんどです。携帯電話などのパスワードも、購入した時の初期設定はやはりこういった数字ですね。買ったばかりで焦りも手伝ってのSOSが多いですが、この000と999の2つのナンバーを覚えておくと、問題なく解錠できることがほとんどです。ただすでに設定を変更してしまっている場合は、1から延々とダイヤル合わせをすることになります。
時間がないもしくは旅行先での場合
ダイヤルをコツコツと合わせていくのには、結構な時間がかかります。旅先などではその時間がとれないこともありますね。
鍵やバッグを壊すのは最後の手段に
鍵自体を壊してしまえば、いっそキャリーバッグを壊して、とつい考えてしまいますが、これは最後の手段です。というのも、鍵自体を壊してしまうと、それも素人がやってしまった場合、鍵の全取り換えが必要になってしまいます。レンタルのキャリーバッグの場合など、その分の請求が来ます。また鍵だけの破損ならまだしも、結果的にバッグ全体の破損につながってしまうと、レンタルの場合かなりの請求が来てしまいます。そういった事も考えて、鍵やバッグ本体を壊すという手段は、最終のものにしたいですね。どうしてもという時には、ホテルから鍵屋産を呼んでもらうなど、プロの手に任せたいものです。TSAロックの場合は特に、プロに任せてください。
シッパータイプのキャリーバッグなら
何とか荷物の出し入れをと思ったら、ジッパータイプであればなんとか破損なく出し入れできないことはありません。ジッパーのツマミ部分が、TSAロックに固定されている場合ですね。ナンバーがわからなくなるとロック解除ができなくなってしまいます。鍵穴があっても、鍵は空港の検査官しか持っていません。なのでこうした場合は、ジッパーの方に働きかけます。実はジッパーというもの、これ簡単に開けることが出来るのです。1回これをやってしまうと、盗難が怖くなるのでその点は注意してください。用意するのはボールペンが1本だけです。これをジッパーの隙間に突っ込んで、後は広げていくだけです。ただこの場合、閉めることができなくなります。開いたままのキャリーバッグでは移動は難しくなってしまうので、とりあえずの手当としてはスーツケース用のベルトを巻き付けて固定するのがおすすめです。正直堅牢にとは行きませんが、無いよりはずっとマシです。最終的に帰国の場合は、いっそガムテープを巻きつけてしまっても良いかもれませんね。
まとめ
キャリーバッグの開け方、いやそれ出来て当然でしょ、と言う人もある日いきなりこうしたトラブルが起きない、とは限りません。TSAロックの普及からどうしても、ナンバーというものは必須になってきました。ナンバーの管理をしっかりとしていってくださいね。