初めての長期海外旅行にキャリーバッグは購入それともレンタル?
旅行用にも普段のお買い物にも大変に便利なキャリーバッグですが、特に海外旅行用の物などは結構クローゼットの肥やしになりかねません。
海外旅行などには気持ち的にもセキュリティ的にも、出来るだけいい素材のキャリーバッグを購入しますから、お値段も結構してしまいます。
これをクローゼットの肥やしにしてしまうのは、何とも残念ですね。
何か手は無いでしょうか。
長期旅行用のキャリーバッグの場合
海外旅行と言っても、近場なら数泊の旅行なので、国内旅行用のバッグで充分に事足ります。
まあそれでも海外なので、お土産などで帰りの荷物は増えるでしょうが、それでも携帯用のトートバッグなどで何とか収納できるでしょう。
この短期旅行用のキャリーバッグは使いまわしが出来るので、大変に便利です。
しかし長期、1週間目途の海外旅行の場合や、普段使いの日用品などが旅行先で調達できないという場合、どうしても荷物は増えていきます。
目安として、この1週間程度の長期旅行用のキャリーバッグだと、大体高さが60センチくらいになりますから、普通の身長の女性の膝の辺りでしょうか。
目安としては、70リットルくらい入る計算になります。
かなり大きいと見ていいでしょうね。
と言う事は、普段は使う必要が無いというか、使う場所が無いと言う事でもあります。
買い物にも大きすぎますし、国内の旅行ではここまで収納が必要な日程と言うのは、滅多に無いものです。
また重量も、しっかりした素材のものですと4キロ弱は少なくとも見ておいた方がいいですから、ますます普段はお役御免になってしまうことになります。
長期の海外旅行と言うのはそうそうあるものでは
仕事でどうしても、頻繁に海外に出る人はともかく、観光などで旅行に出ると言うのはそうそうあるものではありません。
旅行が最大の趣味で、1年に2回は行くと言う人でも、遠方の長期は中々行かれませんし休暇も取りづらいものです。
特に初めての海外旅行に出る人の場合、この先海外に行くか行けるかは完全に不明と言っていいでしょう。
実際に、初海外旅行ですっかり疲れて幻滅して、その後海外に出る気を無くしたという人もいます。
行った先も当人と合わなかったのでしょうが、それですっかり海外旅行が面倒になったと言います。
つまりこの人の場合、せっかく揃えた旅行用品はタンスの肥やしになってしまったわけです。
これは極端な例ですが、実際に長期の海外旅行に出られる機会も、出ようとする意欲も、よほど当人がその気にならない限り多いとは言えないと言う事です。
せっかく購入した素敵なキャリーバッグが、クローゼットの肥やしになったり、場所ふさぎになると邪魔にされたりするのは、こういう時ですね。
まあこういった場合、このキャリーバッグを衣装ケースの代わりに使用するという手もあるのですが、それはまた別の話にしましょう。
では大型のキャリーバッグを使いたい時にはレンタルで?
特に初海外旅行の場合、その後のことは解りませんし、海外に出ると言う事自体がその人の肌に合うかどうかも解りません。
ですから、ここは、レンタルのキャリーバッグの使用を考えてみましょう。
レンタルのキャリーバッグなら気軽に使用できる
レンタルならお値段もかなり安いですし、旅行の予算に組み込んでもそれほど予算を圧迫もしないで済みます。
購入してその後使用に困るより、レンタルにすればとりあえずその旅行では充分に使えます。
もしその旅行で、こういった長期の海外旅行にまた行きたい、趣味にしたいと思った場合は購入に踏み切れます。
つまり、実用品としてもお試しとしても利用出来るわけですので、一石二鳥ですね。
またこの後の購入のサイズの目安も、このレンタルで借りたキャリーバッグのサイズで計れますので、購入時のサイズの目安にすることが出来ます。
今はレンタルも、ネットで頼んで配達してもらって、旅行後は返送するだけと言う手軽さです。
他人の使用したキャリーバッグは衛生的にどうなの?
誰とも知れぬ他人の使用したキャリーバッグ、それに自分の持ち物や着るものを入れるのは抵抗がある、と言う方もいるでしょう。
勿論それが心配なのは、当たり前のことです。
しかし信用できる大手のレンタル会社の場合、除菌と消臭はきちんとしてから、次の顧客にレンタルすると言う手順を踏んでいます。
心配な場合、余裕を見て配達してもらい、不備があったら即連絡して取り替えてもらうことも出来ます。
そう言った場合のレンタル期間の日数の計算などは、業者によって違いますので確認しておきましょう。
またそういった場合の対処を明記してある業者は、安心だと言う事もありますね。
それでもちょっとと言う場合は、届いてから自分で除菌消臭スプレーなどを使用するといいでしょう。
その時に内部の色落ちなどには、くれぐれもご注意ください。
レンタルだとキャリーバッグの質はどう?
レンタルだからこそ、この手の製品は最新のものが用意されています。
長期旅行用のキャリーバッグとして外せない条件には、素材が丈夫であること、自重が出来るだけ軽いこと、車輪がスムーズに動くことなどがあります。
こういった条件をクリアした製品を用意してくれるのが、レンタル会社とも言えるでしょう。
またレンタルで使用して見て、この手のバッグなら購入しても間違いないと言う、チェックも出来るわけですので試用としてのレンタルも考えてみてはいかがでしょう。
色の取り揃えなんかは多い?
やはり何と言っても、特に女性の場合は色合いも計算に入れて選びたいでしょう。
レンタル業者の揃えているキャリーバッグは、カラーバリエーションも中々抱負です。
ネットなどで確認して、自分の好みで選べますので便利ですね。
また購入した場合は同じ色のバッグをずっと使用することになりますが、レンタルなら旅行のたびに違う色のバッグを使うことも出来ます。
行先の国によって違う色合いのバッグを使う、等と言うのも中々お洒落では無いでしょうか。
一緒にレンタルでちょっとお得
レンタル会社によっては、旅行用の小物を一緒にレンタルできるところもあります。
旅行用のヘアドライヤーやデジカメ、変圧器など海外旅行の必需品です。
一緒にレンタルすればオプションで安く借りられたりもしますので、こちらもわざわざ購入することも無く、楽に揃えることが出来ます。
オプションの事も考慮に入れると、かなりリーズナブルなお値段で済みますので、予算の削減にもなりますね。
レンタルで気を付けたほうがいいことは?
便利で手軽なレンタルですが、それでも気をつけておいた方がいいことは幾つかあります。
値段だけで決めずに出来れば大手で
出来ればお値段が割安なところで借りたい、と言うのは当たり前のことですがそれでも少し注意しましょう。
なによりしっかりと、消毒除菌に消臭はしてあって欲しいものです。
これがしっかりしていないと、借りても不快な思いをするだけで終わってしまいます。
外側の傷などは、これは当たり前の物として無視しましょう。
飛行機の預け荷物で乱暴に扱われますので、外側の傷はどうしようもないことです。
車輪がきちんと動けば、傷関係は無視してもいいでしょう。
内側にほつれや傷がない事、しっかりと除菌消臭されていること、また出来れば乾燥材などによって内側の乾燥がされていることなどが、チェックポイントです。
そこをきちんと謳っている業者を選択するのが、後々の面倒になりませんのでおすすめになります。
同じレンタルなら友達から借りても?
個人でレンタルと言うのも、一つの方法ではあります。
とは言ってもこの場合、純粋なビジネスにはなりませんので逆にトラブルが起きたりすることもあります。
貸した後で傷がついていたとかそんなことで、後々人間関係にひびが入ってしまうことがあります。
ですから、こちらはあまりおすすめが出来ません。
貸す方は、上げてしまうつもりで貸す、借りる方は出来るだけ大切に使用する、これが最低条件でしょう。
とは言っても、飛行機の荷物預かりなど通過すれば、どうしても傷もついたりします。
個人間での貸し借りは、出来れば止めた方が無難ですね。
まとめ
長期旅行用のキャリーバッグは本当に、使わない時は単なる場所ふさぎになりかねません。
レンタルと言う手段は随分と普及してきましたが、まだまだ日本では二の足を踏む人も多いようです。
しかし昨今のレンタル業者は、しっかりと商品管理を行っているところが殆どです。
とは言え選ぶのが難しいと感じたら、利用した人に聞くとか口コミを参考にするのもいいでしょう。
手軽に楽しい旅を、満喫してください。