安全に使うための注意点、知ってる? キャリーバッグの持ち方のポイント
キャリーバッグは、安全に使わないとそれの持ち運びのさなか、人を傷つけてしまったり、何かの物損に繋がったりする可能性もあるものです。
だから、安全に持ち運ぶためのポイントを抑えておかないとなりませんが、それが意外とわかっていないという方も多いです。
そこでここではそんな、キャリーバッグの持ち方のポイントについて紹介します。
持ち手はなるべく短くする
キャリーバッグを安全に持ち運ぶためには、持ち手はなるべく短くする必要があります。
だから、普段持ち運ぶ際には、なるべく持ち手は短くするように意識して下さい。
なぜ持ち手は短くしておくべきかは分かりますでしょうか?
それは、持ち手を長くしてしまうと、どうしてもボディが斜めになってしまうからです。
2輪のキャリーバッグであればある程度斜めにするのは仕方ありません。
そうしないと動きませんから。
でも、斜めにしすぎてしまうと、それによって、キャリーバッグが自分のはるか後ろを通るようになるのです。
そうすると、死角を通ることになり、そこにやってきた見えない誰かとぶつかる可能性が出てくるのです。
お年寄りや子供とぶつかるケースは多い
持ち手を長くしてしまい、ボディを無駄に斜めにしてしまっていたせいで、子どもやお年寄りとぶつかってしまったというケースはすごく多いです。
子どもはそもそも前方不注意であることが多いので、目の前にいきなりキャリーバッグが出て来たようになりそれにぶつかってしまいますし、お年寄りも注意力が散漫になることが多い上に、よける瞬発力もないのでぶつかってしまうことが多いです。
だから、なるべくキャリーバッグの持ち手は短くして、自分の死角にいるかもしれないそういう方たちの前に、そのキャリーバッグがぶつからないようにしていきましょう。
長く持つと本体も傷つけてしまう
当然ながら、持ち手を無駄に長く持つと、それによって本体もすごく傷つけてしまう可能性が高くなります。
キャリーバッグは、それなりの値段がするものが多いです。
それなりの値段がするのに、そうして自ら傷をつけてしまうというのはすごく勿体ない事です。
もともとそれなりの値段で買ったものは、傷さえつけていなければ、売る時にだってそれなりの値段で売ることができます。
だから、傷つけないように使うという事は、将来の買い替えの事を考えても大切なことと言えるのです。
体の横を通すようにする
キャリーバッグを安全に持ち運ぶためには、キャリーバッグは身体の横を通すように意識しておくと良いでしょう。
身体の前を通したり、後ろを通したりすると、それにより危険が倍増します。
もし身体の前を通していたら、出会いがしらに誰かとぶつかってしまう可能性がすごく高くなります。
キャリーバッグはすごく固いものが多いですから、そうして出会いがしらに誰かとぶつけてしまうと、それによってその誰かに怪我をさせてしまう可能性が出て来ます。
それはやはり避けないとならないでしょう。
身体の後ろを通すと、先述の通りそこは死角になるので、誰かにぶつかりそうになっても自分ではわからなくなります。
だから、たとえ短く持っていたとしても、ぶつかる危険性は高いままとなるのです。
もちろん長く持っている時にくらべると多少ましにはなりますが、それでもぶつかる可能性は高いと言えるでしょう。
なのでどちらもおすすめできません。
横を通せば急にぶつかる可能性はかなり減る
身体の横を通せば、誰かにぶつかる可能性はかなり減ると言えるでしょう。
サイドカーをつけているような状態になりますから、誰かを追い抜たり、誰かに追い抜かれたりする際には多少ぶつかりそうになることはありますが、後ろや前にもった状態でいるよりかは確実に安全に行動できるようになります。
だから横でもって歩くのが、正解の歩き方になります。
その際には、当然ながらなるべく自分の方に近づけておくようにしてください。
自分の身体から離れたところで持てば持つほどに道をふさぐことになりますし、それが四角になりがちになります。
しっかり身体につけた位置でもって、誰かが来たらすぐに対応できるようにしていきましょう。
登り坂では自分の前に持つ
ただし、持ち方には例外もあります。
それが坂道での持ち方です。
坂道でのキャリーバッグは、身体の前で持つのが正解になります。
そうでないと、うっかり手を離したときにキャリーバッグが勝手に坂道の下まで転がって行ってしまう可能性があるのです。
もしそうなったら下にいる人がすごく危険になりますし、いきなり道路に飛び出たりして、交通事故の原因になってしまうかもしれません。
それはなんとしてでも避けないとなりません。
だから、身体の前にキャリーバッグを入れるようにしないとならないのです。
身体の前にキャリーバッグを入れておけば、たとえ手を離してしまったとしても、身体がブロックになるのでしっかりと止める事ができます。
なので、道路にとびでたり、自分より下にいる人に落ちていったキャリーバッグをぶつけてしまうという事はまずなくなるでしょう。
下り坂の場合は逆になる
登り坂の場合はそうして身体の前にキャリーバッグを入れることになりますが、当然下り坂では逆になります。
用は、キャリーバッグと坂の下の間に身体を入れて、何かの拍子で手を離してしまったとしても、それが下まで行くことを防げるようにしないとならないのですから、下り坂の場合は当然自分がキャリーバッグよりも前にでて歩かないとなりません。
ただ、下り坂で自分の後ろのキャリーバッグがある場合は、あまり短く持つとキャリーバッグ自体の坂を下りる力で、キャリーバッグが前に前に行き、自分の足にたくさんあたることになってしまいます。
それでは歩きづらいですし、それのせいで転んでしまったりして危険になる可能性があります。
だから下り坂を下っている時だけは、足にあたらないような持ち手の長さに変えるのが良いでしょう。
手のひらを前に向けて持つのが正解
キャリーバッグは、手のひらを前に向けて持つのが正解になります。
キャリーバッグの持ち方としては、手のひらを前に向ける持ち方と、手の甲を前に向ける持ち方がありますが、前者の方が明らかに進みやすいです。
後者の持ち方だと、どうしても肘が伸び気味になります。
肘が伸び気味になると、たとえ持つところを短くしていたとしても、キャリーバッグを斜めに倒してしまうようになるのです。
すると結局危険になるので、よくありません。
なので、手のひらを前に向けた、ダンベルを持ち上げる時に持つような持ち方で、キャリーバッグを掴むようにすると良いでしょう。
しっかり握る必要がある
キャリーバッグは、しっかり握る必要があります。
別段しっかり握らなくても持てますが、うっかり何かの拍子で手を離してしまうと、幾ら平坦な道でもやはり危険は危険です。
だから、うっかり離さないように、しっかりと握っておく必要があるのです。
しっかりと握りすぎるのも手が疲れてしまうので、ある程度しっかり握れたら、別段力を込める必要はありません。
グーの形をつくることを意識しておけば、しっかり握ることは出来ます。
まとめ
キャリーバッグは、持ち方ひとつとってもこのように意外と気をつけないとならないことが多いものです。
でも、こうしたことに気を付けて使っていけば、便利なことはこの上ありません。
だから、使用することはすごくおすすめできます。
しっかりとこれらの点に注意して、ただしくキャリーバッグを使い、その便利さを享受していってください。