安心して使うには?防犯のためのキャリーバッグの選び方
キャリーバッグは旅行に必要な荷物を手軽に持ち運べる機能が搭載されているところが魅力です。
しかし、旅行中は大切な荷物を安心して持ち歩くためにも防犯対策がとれるキャリーバッグを選ぶことが大切です。
安心してキャリーバッグを使うためには、どのような点を注意しながらバッグ選びをしたら良いのでしょうか。
ここでは、防犯のためのキャリーバッグの選び方をご紹介したいと思います。
キャリーバッグを使用する時の心構えとは?
国内や海外を旅行する際に旅行期間によっては持っていく荷物の量に違いがあります。
中にはパソコンやカメラ、タブレットなど重量のあるアイテムをキャリーバッグの中に収納しようとする方もいるかもしれませんが、これらの大切な荷物が盗まれてしまう可能性もゼロではありません。
貴重品や大切な荷物を自分自身が持ち歩くバッグに入れておけば、常に気をつけておくことができるので防犯対策をとることができます。
しかし、キャリーバッグに入れておいた荷物の一部がいつの間に盗まれてしまった場合には、すぐに気づくことができません。
キャリーバッグはサイズが大きいものもあるため常に持ち歩くのが難しく、場合によっては一時的に目の届かない場所に置いておかなければならない時もあります。
目を離している時でも防犯対策がとれるキャリーバッグを選んでおくことで、旅行中に安心してキャリーバッグを使用することができるでしょう。
防犯のためのキャリーバッグの選び方を教えて!
硬くて丈夫な素材のキャリーバッグを選ぶ
様々な素材から作られたキャリーバッグがありますが、荷物を詰めた時の重量を軽くしたい方の中にはナイロン素材のものを選ぶ方がいます。
ナイロン素材は樹脂タイプのキャリーバッグと比較すると軽い上に丈夫なものもあるので便利に使用することができます。
しかし、国によっては治安が悪い場所があるので、ナイロン素材のキャリーバッグに鍵をつけておいたとしても刃物などで部分的に切り開かれてしまった場合、そこから中の荷物が取られてしまう可能性があります。
防犯を重視したバッグ選びをしたい場合には、樹脂やアルミなどのできるだけ丈夫な素材のキャリーバッグがおすすめです。
個性的で目立つデザインのキャリーバッグを選ぶ
旅行中にキャリーバッグを使用する方が大勢いるため、旅行者の中に自分とまったく同じキャリーバッグを使用している方がいるかもしれません。
また、キャリーバッグは同じ色の物の場合に遠目で見ると区別がつきにくいため、ちょっと目を離した隙に自分のバッグを誰かが持っていってしまった場合に、すぐに気づかないことがあります。
しかし、個性的で目立つデザインのキャリーバッグなら、万が一の時でも目立つので防犯対策をとることができます。
鍵付きのキャリーバッグを選ぶ
キャリーバッグに鍵がついていない場合、バッグを開ければすぐに中の荷物を取り出すことができます。
鍵が付いていないと鍵を開けてから中の荷物を取り出す手間を省くことができますが、キャリーバッグから目を離した隙に中の荷物を盗まれてしまう可能性があります。
海外に限らず国内でも、セキュリティ対策のために鍵付きのキャリーバッグを選ぶようにしましょう。
開け口がフレームタイプのキャリーバッグを選ぶ
フレームタイプのキャリーバッグは、開け口の部分がアルミなどの丈夫な素材で出来ています。
フレームの部分に鍵を差し込む部分や、番号を設定するダイヤル式の鍵がついているので、鍵を開けない限り中の荷物を取り出すことができません。
防犯のためにキャリーバッグを選ぼうとする方の中には、バッグのボディ部分の素材が樹脂などの素材で鍵さえついていれば安心だと思う方もいるかもしれませんが、肝心の開け口の部分がファスナータイプのものだと、その部分は刃物などを使って開けられてしまう可能性があります。
しかし、フレームタイプのものは開け口が金属なので刃物などで簡単に開けることができません。
GPS機能が使えるキャリーバッグを選ぶ
キャリーバッグの中には最新技術によって作られたものがあり、高いセキュリティ対策がとれるものがあります。
スマートフォンと連携することによってGPS機能を使いキャリーバッグの現在位置などを確認することができるものもあるので、キャリーバッグを失くした時や盗難時などの対策がとれるのでおすすめです。
また、自分からバッグが一定の距離離れるとアラート表示させる機能がついたものもあるので安心です。
防犯対策としてこんな点にも注意が必要!
外部から名前が見えにくいネームタグを使用する
防犯対策として気をつけるべき点は、キャリーバッグ選びばかりではありません。
ネームタグの選び方にも気を配る必要があります。
ネームタグをつけておくことで、旅行先で周囲に自分と似たバッグを持っている方がいたとしても、バッグの取り違えを防ぐ対策が取れ、万が一バッグを紛失した際にバッグが手元に戻ってくる可能性を高めることができます。
しかし、周囲から名前が見えることで見ず知らずの人に声を掛けられるなど、犯罪に巻き込まれる可能性を高めてしまうことがあります。
ネームタグをつける場合には名前の部分にカバーがついているものを選ぶことで、外部に名前が知られるのを防ぐことができます。
簡単に開けられないポケットがついたバッグにする
キャリーバッグの本体に鍵がついていても表面についているポケットに鍵がついていないものがあります。
海外では不審な人物からキャリーバッグのポケットにいつの間にか危険性の高い物を入れられてしまう可能性がゼロではないので、ポケットがないものを使用するかポケット付きでも鍵をかけることができるものを選ぶと良いでしょう。
キャリーバッグを使用する時の防犯対策とは?
キャリーバッグを目の届く範囲に置いておく
防犯のためにもキャリーバッグから目を離さないことが大切です。
ほんの少しの間ならと目を離した隙にバッグが盗まれてしまうことがあるかもしれません。
バッグを手に持っておくか、常に目の届く範囲にバッグを置いておくなどして大切な荷物を守るようにしましょう。
トイレの際はキャリーバッグは個室に入れる
友人同士で旅行に出掛ける時はトイレの個室に入る際に荷物を見てもらうことができますが、一人旅の場合はそうはいきません。
トイレを使用する場合には、広くスペースを取ってある個室を選ぶようにすれば目の届く位置にバッグを置いた状態でトイレを利用することができます。
機内に持ち込む時は座席の近くの荷物入れに収納する
機内にキャリーバッグを持ち込む時には、できるだけ座席に近い位置にある荷物入れに収納すると安心です。
収納したバッグが目の届く範囲にあることで、機内で安心して過ごすことができるでしょう。
キャリーバッグに自分だけが分かる印をつけておく
シンプルなデザインのキャリーバッグを選びたい場合、キャリーバッグにステッカーを貼ったり、バッグの取っ手にバンダナを巻いたりしておくなど自分だけが分かる印をつけておくと良いでしょう。
バッグを盗難されようとした場合でも、自分のキャリーバッグだとすぐに気づくことができます。
まとめ
旅行中に大切な荷物を入れるキャリーバッグは、セキュリティ対策を万全にとっておく必要があります。
バッグそのものに搭載されている機能によって防犯対策をとることもできますが、防犯に対する心構えをしておくことでいざという時に対処することができます。
ちょっとした工夫で防犯対策がとれることがあるので、あらかじめ必要な知識を学んでおくと良いでしょう。