愛猫とのおでかけを楽しく!猫も喜ぶキャリーバッグを探そう
猫は犬と違って散歩は不要。
知らない場所を好まない猫が多いですし、連れ歩くには不向きなイメージです。
そんな猫ですが、飼っている以上は予防接種を受けなければなりませんし、調子が悪ければ病院へも行かなければいけません。
どうしても出かけなければならない時、猫を不安がらせず連れだすためにおすすめなのがキャリーバッグ。
いきなりのお出かけにも対応できるキャリーバッグを見てみたいと思います。
目次
猫にキャリーバッグは必須!
同じ家に住んでいれば、猫も立派な家族の一員。
しかし、外に連れ出すとなると大変ですよね。
普段はおとなしいのに突然手を離れてどこかへ行ってしまい、大暴れで手が付けられなくなるかもしれません。
そんな時のために、猫用のキャリーバッグは必須です。
犬みたいに猫を連れ歩いたりしないという人も動物病院へ行くことはあるでしょう。
病院を嫌がる猫は多いもの。
予防接種や調子が悪い時など、どうしても猫を連れて行かなければならない場面はあります。
キャリーバッグがあれば慌てずに猫を連れていくことが出来るのです。
また、日本は災害の多い国です。
いつ何時避難所に駆け込むことになるかわかりません。
そんな時も大切な猫を置いていくことはできませんよね。
避難所は大勢の人があつまるもの。
猫を嫌がる人もいるかもしれません。
余計なトラブルを招かないためにも、また、猫自身のためにもキャリーバッグに入れておくことが望ましいです。
色々な場面で慌てないためにも、猫が気に入るキャリーバッグを見つけたいですよね。
どう選ぶ?猫用キャリーバッグ
猫用キャリーバッグといっても種類は様々です。
まず考えるべきは「どんな目的でキャリーバッグを使うか」ということ。
メインとなる使用目的を考えましょう。
また、猫の性格や大きさなども考慮しなければなりません。
気をつけるべきポイントを挙げてみたいと思います。
愛猫の大きさ・重さを考える!
猫の種類にもよりますが、成猫の体重はおよそ3.5キロから4.5キロと言われています。
メインクーンなどの大型猫の場合はこれにはあてはまりませんが、平均するとこの範囲に収まる猫が多いようです。
猫は1歳を過ぎるとあまり体重が変化しません。
1歳以上なら現在の大きさに合わせたものを、1歳未満なら大きくなることを見越して少し大きめのものを購入するのがおすすめです。
愛猫を出入りさせやすいものがGOOD!
自分から進んでキャリーバッグに入ってくれればいいですが、キャリーバッグを嫌う猫も多いでしょう。
そんな猫のために、猫を入れやすく出しやすいものがおすすめです。
キャリーバッグに入りたがらない猫には上部が開くタイプのバッグが使いやすいです。
バッグの扉が前方部分にしかないと、猫を入れるのも出すのも大変。
上から開けることができれば、猫を捕まえさえすれば抱っこしてそのまま入れることが出来ます。
猫を出す時も扉をあけて、抱っこしてやるだけ。
余計な手間や時間がかからない分猫も安心します。
また、キャリーバッグになれない猫ならジッパータイプの扉は避けましょう。
ジッパーを閉める間にするりと逃げ出してしまいます。
愛猫がおちつけるものを探す!
愛猫とお散歩に行く、あるいはちょっとしたお買い物に行くなど、猫がバッグ内に留まる時間が長くないならばどんなバッグでもある程度は大丈夫です。
しかし、長距離移動や病院に行く、非難するなど特殊な場合には安定感のあるキャリーバッグがおすすめ。
キャリーバッグの材質は硬めのハードタイプ、布などでできたソフトタイプがあります。
ソフトタイプは軽く携帯性に優れているうえ、折りたたみできるのでコンパクト収納が可能。
どちらかというと人間にとってのメリットが大きいです。
これに対し、ハードタイプは重くてかさばりますが、安定感は抜群。
衝撃にも強いですし、猫を安心して入れておくことができます。
メインで使用するならハードタイプがおすすめです。
しかし、これも愛猫の性格により異なるかもしれません。
猫によってはソフトタイプのバッグに入る方を好むかもしれません。
猫の性格を見極める必要がありますね。
キャリーバッグの耐久性は?
大切な猫を入れるのですから、ソフトタイプでもハードタイプでも作りがしっかりしていることは必須条件です。
元気な猫になると、やわらかなキャリーバッグなら内側から破壊してしまうかもしれません。
2~3回使ってダメになってしまうようなものではなく、きちんとした作りのものを購入しましょう。
リッチェル キャンピングキャリー ダブルドア
外ではキャリーバッグ、家ではペットハウスとして使用できます。
シートベルトで固定できるので、車での移動にもおすすめです。
前後に扉がついており、どちらからでも出入りできます。
さらに上扉もついているから、猫を抱っこで入れてやることも可能。
使わない時はコンパクトに収納できます。
別売りのショルダーベルトを使えば持ち運びも簡単です。
安心の日本製。
アイリスオーヤマ ドライブペットキャリー
お出かけにも普段使いにも便利なキャリーバッグです。
天面扉は両開きで、上からの猫の出し入れも簡単です。
別売りの給水ボトル、キャリーストラップの取り付けも可能。
プラスチック製なので、汚れたらすぐに水洗いができ、衛生面でも安心ですね。
ブルーカラーが鮮やかでおすすめです。
AMANGUペットキャリーダブルドア
こちらも上と両サイドに扉がついています。
プラスチック製でにおいが付きにくく、お手入れも簡単。
軽いので持ち運びにもおすすめです。
ペットスイート
7.0kgまでの猫なら使用可能です。
左右両側から開けられる天面ドアなので、顔だけ出して抱っこでの出し入れが簡単。
オートロック式ですから、カギの閉め忘れがありません。
また、正面ドアは頑丈なスチール製です。
格子状なので猫の状態が確認しやすく、給水ボトルなどの設置もできます。
上部と下部が分かれているので、家では上部を取り外して猫のハウスとして使用するのがおすすめ。
中敷きマットはふわふわで猫も大喜びです。
リッチェルコロルおでかけネコベッド
直方体のバッグが多いなか、こちらは半円型のキャリーバッグです。
内側にはふんわり軽いベッド付き。
手洗いOKですので、いつでも清潔に保つことが出来ます。
車移動の際は本体にシートベルトをひっかければ、きちんと固定することが出来ます。
全面の扉はバイクのフルフェイスヘルメットの前部のよう。
段階的に開閉することが可能です。
動きもスムーズで、上部のレバーで簡単にロックすることができます。
ARGOシリーズ エアロペット
こちらはセミハードタイプのキャリーバッグです。
米国Texaco社製。
米国製らしく、カラフルなカラーが目を引きます。
ペット用のキャリーバッグらしからぬデザイン性が人気です。
本体のエッジが非常にしっかりしているので、ショルダーや手提げで使用しても庫内への影響はほとんどありません。
自転車のキャリアにのせても安定しています。
サイド。
上下にメッシュの通気口があるので、猫も快適です。
外側は目の粗いメッシュで、内側は目の詰まった細かいメッシュ。
外側から中を見ることはほぼ不可能です。
しかし、中からは外が良く見えますので、外から見えず見通しが効く場所が好きな、猫の特性にマッチしていますね。
底部分はしっかりした底板があり、安定感を高めてくれます。
表面は防水素材のシートなので、猫が粗相をしてもさっとふき取ることができます。
まとめ
猫とのあらゆるおでかけに対応できるキャリーバッグ。
猫を飼っているなら一つは持っていたいものです。
猫は慣れない場所や状況を嫌がることが多いです。
ですから、キャリーバッグを購入したら、まずは室内で猫を慣らしてやるのがおすすめです。
突然見たこともないキャリーバッグに入れられると、猫はパニックをおこしてしまうかもしれません。
前もって猫を慣らしておけば、猫も安心するでしょう。
また、猫の好きなおもちゃや人形を一緒に入れてやるのもいいですね。
猫にとって快適な移動ができるよう、心がけてあげて下さいね。