旅行用? 買い物用? キャリーバッグ購入前に知っておきたいこと

キャリーバッグ

スーツケース (機内持込サイズ(1~3泊/33(拡張時40)L), ブラック)

近年何かと便利に使われ、一方で物議も醸し出しているキャリーバッグですが、便利な旅行用品であり買い物のお供であることも事実です。

旅行コーナーだけでなく、普通のバッグ売り場にも進出してきているキャリーバッグですが、購入時に気を付けたほうが良いことが幾つかあります。

用途と使用者の状態によって、向き不向きも出てきますのでその辺り気を付けて選んでみたいものですね。



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何に使うためなのかを確認しましょう

出来ればあれこれ使いまわしたいのが、皆さんの本音でしょう。

と言うのも、旅行用に購入しても、仕事で出張が多いとか旅行が趣味と言う人以外は、クローゼットの肥やしになりかねないのもまた、事実なのです。

しかしオールマイティーに使用できるタイプを購入するのは、意外と難しい事なのです。

ここはやはり、最初に必要な状況に合わせての購入が望ましいでしょう。

まず一番無難で使い勝手のいいサイズとは

とは言え一番無難なのは、飛行機の機内に持ち込める程度のサイズのものが適当ですし、一番使いまわしが出来るサイズです。

自重もそこそこでそれほど重くありませんので、持ち上げる時にも問題無いサイズです。

3泊から4泊の旅行にも使用できますし、また普段の仕事などの時に荷物が多いなどと言う時にも、このサイズなら街中の移動も問題ありません。

海外旅行となると、ちょっとこのサイズでは物足りなくなりますが、持ち手の所に取りつけられるバッグも別売りされていますので、それを使えば無理と言う事もありません。

キャリーバッグ初心者には、最もおすすめのサイズと言う事になります。

すでにこのサイズは4輪のものが主流ですので、後ろに引きずって後から来る人の迷惑になることも避けられます。

身体の脇にしっかりと寄せて移動が出来ますので、しかも丁度膝当たりのサイズなので邪魔にもならず、使い勝手は一番いいサイズですね。

海外旅行に使用する場合のサイズの目安は

海外旅行でも、例えば近場の東南アジアに4泊などでしたら、上記の機内持ち込みサイズのキャリーバッグの収納力で充分です。

しかしアメリカやヨーロッパに1週間出張とか、長めの旅行の場合は機内持ち込みのサイズでは収納が足りなくなります。

実はこの、荷物内容がの多い旅行の場合、それを入れるバッグは大まかに分けても二通りのやり方が出来ます。

●小分けにして荷物1つ辺りの重量を減らす。

●重くても1つにまとめて管理面でも安全面でも問題を減らす。

このどちらが正解なのか、未だに答えは出ていません。

個人の好みに任せる、と言う感じですね。

キャリーバッグの場合、基本的には車輪がついていますので、かなり重くても楽に移動させることが出来ます。

ただやはりどうしても、段差のある場所の移動と言うのもあることなので、それも考慮に入れての選択が必要です。

1週間以上の旅行の場合、大体1メートルの高さのキャリーバッグなら収納力は充分です。

ただこちらの場合、使いまわすことの出来る状況と言うのはまず無いので、長期旅行専門になってしまいますね。

普段の買い物などに使用するキャリーバッグは?

キャンバス地1枚で作られたような、買い物袋に2輪の車と引き手が付いた製品ですが、これも立派にキャリーバッグの1種と言える物でしょう。

少しお年を召した方で、自転車等の移動手段を持たない方の場合、これは日々のお買い物で大変にお役立ちのバッグです。

非常に安価で手に入るのと、旅行用のキャリーバッグに比べると、自重が大変に軽いのが特徴です。

それでも帰りはこれに多くの買い物が入るのですから、やはり自重は出来るだけ軽いものが望ましいですね。

しかも旅行の時と違って、普段の行動範囲と言うのは、何しろ段差が多いのです。

段差を乗り越えるために、自重は軽いに越したことはありません。

とは言え、軽量でしかも丈夫と言う買い物用キャリーバッグは、見つけるのが中々難しいと言うのも事実です。

またこちらの場合、途中で疲れた時に荷物の上に座れるような機能の付いた品もありますので、脚に自信の無くなった方にはお助けにもなります。



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バッグ売り場で試してみる時に

バッグ売り場でどれにしようかとあれこれ試してみる時に、スムースに移動が出来るかは勿論試す人が殆どです。

しかし問題は、先にも書きましたが重量です。

話はちょっと逸れますが、スーパーなどでカートを使ってあれこれ品物を選び、レジが済んで荷物を持ち上げてみたら重さに驚いた、と言うことは無いでしょうか。

車の付いた荷物運びの出来る道具の、その後の盲点と言うのがこれなのです。

荷物を入れてから持ち上げて、その重さに驚くことの無いように、自重はしっかりチェックしてください。

スーパーでの買い物なら、荷物を入れるバッグは殆ど自重の無いバッグですが、旅行用のキャリーバッグはそれなりの自重が加わるわけです。

特に旅行用のしっかりとした造りのバッグは、軽量化が進んでいるとは言えそれなりの重さがあります。

加えてこれは買い物用のキャリーバッグにも言えることですが、持ち手と車が付いている分どうしても、普通のバッグより重くなるのは当たり前です。

行きはともかく、帰りにあれこれ荷物を詰めたら持ち上がらなくなった、と言うことの無いようにその辺りのチェックも怠りなくしておきましょう。

お値段と品質はイコールになるか

お値段が高ければ品質も高いのは、正直なところ事実です。

しかし安価な品物でも、当たりの品はあるはずです。

旅行用キャリーバッグの場合

購入後、何回も使用する品の場合は、投資と思って素材も造りもしっかりとしたバッグを選ぶことを、おすすめしたいです。

しかし、この後はクローゼットの肥やしになるかもしれない、もしくは普段の移動で少し使うかもしれないと言う場合は、経済的なお値段のもので充分と言えるでしょう。

立派で高価な品がクローゼットの肥やしになるのは、大変にもったいないことですのでこの辺り、賢く選んでください。

機内持ち込み用のサイズの物なら、安いもので5000円程度からありますし、しっかりとしたブランド品でも20000円くらいで手に入ります。

買い物用キャリーバッグの場合

もうこちらは、お財布の中身と相談しての購入で充分です。

1000円均一の出店などでも、よく見かけますね。

とは言え、車輪がすぐ壊れてしまったり、布地がすぐに破れてしまったりしては、購入した甲斐がありません。

その辺りはお店の人とも話をして、使用に耐える品を選ぶことをおすすめします。

実はこちらの方が、旅行用に比べて毎日酷使するバッグなので、選択は慎重にしたほうがいいかもしれませんね。

購入するかレンタルにするか

特に1週間以上の旅行用のキャリーバッグについてです。

まず普段の生活での使用は、考えられません。

国内旅行で1週間と言うのは、出張などではあるかもしれませんが、それ以外ではあまり無いのが現実です。

旅行マニアで、1年に最低は1回長期の旅行をする、と言う人以外にはあまり用の無いサイズでもあります。

なのでこのサイズ使用の旅行、例えば卒業旅行とか何かの記念旅行の場合、いっそレンタルでと言うのも一つの手です。

旅行用バッグのレンタルの会社も増えましたし、サイズも色もとりどり揃えてくれています。

会社によっては、あらかじめ早めに予約しておけば、バッグを家まで宅配してくれると言う会社もあります。

その時にはちょっと高く感じられるかもしれませんが、後々粗大ごみと化してしまうかもしれないキャリーバッグを購入するより、実はずっと安上がりです。

2・3泊用の機内持ち込みサイズの物とか、日々使用する買い物用キャリーバッグについては、勿論購入の線で考えてくださいね。

まとめ

大変に便利で使い勝手のいいキャリーバッグは、旅行から普段の買い物まで活躍してくれます。

ただし便利な反面落とし穴も用意されているので、特に重さには購入時に注意が必要です。

階段が多い場所の移動や、段差が当たり前のようにある道などでの使用の場合、折々に持ち上げることになるのを決して忘れないでください。

上手く利用するためにも、賢く選んでいただきたいと思っています。







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