楽しい旅行のあとはちょっと疲れてしまうのは、人間だけではありません。スーツケースにも休養が必要

スーツケース

楽しい旅行ですが、特に海外からの帰国の場合時差などでの疲れはかなりのものです。

数日の間、疲れが取れずなどということは珍しくありませんね。

しかしここで、人間が疲れるように一緒に旅をしてくれたスーツケースも、やはり疲れていることを忘れずにいて欲しいのです。

出来るだけ早く、お手入れをしてあげて下さい。

ゆめゆめ、そのままクローゼットに放り込むことだけは、しないでくださいね。



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旅行は楽しいけれどやはり結構重労働

旅行というのは本当に、非日常の世界で楽しいものですが、移動や時差で疲れることもまた事実です。

旅行中は夢中で気が付かなかったこの疲労も、帰国して自宅で落ち着いた時から、何気に表に出てくるものです。

これが嫌なので海外旅行はしたくない、という人もいました。

実際、個人差もありますがこの旅行疲れ、結構大きくしかも長引きますね。

その後直ぐに仕事だったりすると、これは本当に厳しいものです。

なのでついつい、自分の疲れにかまけてしまい、一緒に旅した旅の友、スーツケースの疲れを無視してしまいがちです。

こちらも本当に過酷な扱いもされてきていますので、出来るだけ早くお手入れして休ませてあげたいものですね。



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旅行の種類にもよるけれど

同じ海外旅行でも、1箇所のホテルやアパートを拠点にして、のんびりと観光や休暇を楽しむ場合もあります。

しかしパッケージツアーなどだと、何カ国も1週間位で動き回るということになります。

これもまた、疲れの大きさに関わってきてしまいますね。

勿論人間だけでなく、スーツケースもこの旅の種類によっての疲れは、大きく異なります。

1箇所に落ち着いての旅ならば、スーツケースもそこへの往復で使用するだけになります。

しかし数カ国を回る観光旅行などの場合、人間も大忙しですがスーツケースも大忙しです。

あちこち引っ張り回され、挙げ句に海外の飛行場の、お世辞にも丁寧とは言えない荷物の扱いにも、耐えなくてはいけないのです。

スーツケースの汚れと疲れも、かなりのものだと言うしかありませんね。

人間が帰宅してすぐにベッドにひっくり返りたいように、スーツケースも休みをもらいたいと思っているに違いありません。

何よりまずしておきたい手入れとは

どんなスーツケースのタイプでも、共通してやっておきたいことがあります。

人間だって疲れているけどでも

まあ普通は、人間自分の疲労の問題を先に片付けたくなるものです。

これは仕方のないことですが、それでも何とかこれだけはやっておきたいことがあります。

とにかく荷物を空にしておくこと、これが大事です。

お土産だけでなく、特に選択の必要な衣類などはさっさと外に出しておいて下さい。

カビの原因にもなりますので、即やっておくに越したことはありません。

スーツケースを空にしておくことが、第一のお手入れと言うことですね。

これ当たり前のことのようですが、疲労に負けてついということもあります。

部屋が大変なことになるかもしれませんが、とりあえず中身は全部出してしまうのがおすすめです。

荷物を出したらできるだけこれも

何と言っても出来るだけ、湿気は取っておきたいものです。

そのままだとカビの生える原因にもなりますので、中身を出したら蓋を開いたまま陰干ししておきましょう。

部屋に場所の余裕のない人の場合、邪魔になってしまうかもしれませんが、出来るだけ一昼夜はそのままにしておきたいですね。

どうしても不可能な場合は、乾燥剤など入れて置くのもとりあえずの始末にはなります。

しかし機会があったら出来るだけ、蓋を開けての陰干しをしておくのが最も効果的です。

もし余裕があったら、陰干し前に軽く内部を拭き取ってからの陰干しが、最もおすすめです。

次に使用する時に蓋を開けたらカビの匂い、などということのないようにしたいものですね。

キャスター付きのスーツケースの場合はこれも

キャスターの付いているスーツケース、キャリーバッグも含めてですが、これらは簡単にでもそのキャスター部分の汚れも落としておきたいですね。

ゴミなど絡んでいるのをそのままにしておくと、劣化を招くことがあります。

キャスターのついているスーツケースのキャスター部分が壊れると、本当に使い物にならなくなってしまいます。

長持ちさせるためにも、まず汚れを取り除いておいて下さい。

素材のタイプ別のお手入れ方法は

スーツケースと言っても素材は色々です。

そのお手入れ方法も、素材によって違ってきます。

特に外側のトラブルの対処は、出来るだけ早くしておきたいですね。

ソフトタイプのスーツケースは

ソフトタイプのスーツケースの場合、ナイロンなどの素材で作られています。

なので強くこすったりすることは、ご法度です。

表に目立つ汚れなどは、固く絞った雑巾で軽く拭き取るのがおすすめです。

どうしても取れない油性の汚れは、中性洗剤を軽く染み込ませて拭いてみて下さい。

とにかくこの素材の場合、強くこすらないことが長持ちの秘訣です。

また拭きながら、大きな傷がないかも調べておきましょう。

傷の付きやすいというのが、ソフト素材の問題点です。

傷をそのままにしておくと、そこから劣化していくことがあります。

ハードタイプのスーツケースは

プラスティックタイプのものと、金属製のものがあります。

最もポピュラーなのは、プラスティック製ですね。

汚れ落としはある意味、ソフトタイプより簡単です。

ガラスクリーナーを使用して乾拭きなどが、最も手間のかからない方法です。

場合によってはメラミンスポンジでの汚れ落としも、また効果的です。

ただ研磨剤入りのクリーニング駅や、シンナー等の溶剤は決して使用しないで下さい。

革製のスーツケースは

革製のスーツケースはお値段も結構して、それこそ長く使いたいものの代表です。

これのお手入れに関しては、何の革かという問題もありますし、一概にこれということが出来ません。

つまり、素人の手におえない場合があるということです。

勿論普通の革用のクリームなどで、お手入れは出来ます。

しかし大きな汚れや色あせなどが起きた場合は、専門のクリーニングに任せることがおすすめです。

長く愛用したいものの場合特に、お手入れには最も気を使いたいタイプです。

専門の業者やクリーニング店に任せておきましょう。

お手入れ後の保管に関しては

お手入れ終了したら、さて保管です。

できれば風通しのいい場所に保管したいですが、これもなかなか難しいものです。

クローゼットなどで保管する時には、時々扉を開けて換気することを忘れないようにして下さい。

どうしても無理なときは、乾燥剤を入れて保管して下さい。

こういう場合も、時々出して風を当ててくださいね。

湿気を避けるという意味でも、保管する時にビニール袋に包んでおいたりするのも、避けて下さい。

購入時の箱とかビニールを、埃よけとして使用してしまうと、湿気を呼んでしまいます。

これではいくら風通しのいい場所に保管しても、無駄というものですね。

埃がどうしても気になる場合は、不織布のカバーなど使用するのがおすすめです。

まあそれでも。

つぎの旅行の時に開けてみたらカビの匂いが、ということもあります。

慌てず騒がず、内部を固く絞った雑巾で拭いて、その後よく乾かして下さい。

どうしても気になる場合は、除菌スプレーを使用してみるのもいいでしょう。

まとめ

面倒なようなスーツケースのお手入れですが、これを習慣化してしまえば結構どうということはありません。

筆者の場合も、とにかく家についたらすぐにスーツケースを全開、中身を全部外に出すというのを習慣にしています。

散らかると思うかもしれませんが、そこでお土産を別にして、洗濯物を洗濯機に運ぶと残りはもうそれほどでもないのですね。

ここまでしておけば、スーツケースはとりあえず大丈夫だということで、自分のお手入れに移行します。

サクッとやっておけば次の旅行の時にバタバタせずに済みますので、スーツケースは早めに出来るポイントだけでもお手入れしておいてくださいね。







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