足りないところを補うには?コンパクトなスーツケースのメリットとデメリット
スーツケースは旅に欠かせないアイテムとして国内海外共に人気があります。
コンパクトなスーツケースは小回りが効いて旅先でフットワーク軽く過ごすことができますが、メリットとデメリットがあります。
ここでは、コンパクトなスーツケースのメリットとデメリットを見ていきながら、コンパクトなスーツケースのデメリットを補う方法をご紹介したいと思います。
コンパクトなスーツケースが向いている人
短期間の旅行しか出かけることがない
キャスター付きスーツケースは重い荷物を手軽に持ち運べる特徴を持ちます。
少ない荷物でもひとつにまとめると重いこともあるので、キャスター付きのコンパクトなスーツケースは短期間の旅行におすすめです。
コンパクトなスーツケースは容量が少ないため大量の荷物を入れることはできませんが、日頃、短期間の旅行しか出かけることがない方であればコンパクトなスーツケースで十分事足りるでしょう。
少ない荷物でも手で持ち歩きたくない
人によっては短期間の旅行で荷物が少ない場合には、スーツケースではなくリュックやボストンバッグなどを利用する方がいるかもしれません。
しかし、少ない荷物でも旅先で長時間持ち続けていると疲れてくることがあります。
そんな時、キャスター付きスーツケースがあれば荷物を手に持って歩く必要がないので、軽やかに行動することができるでしょう。
都心から離れた場所に宿をとることが多い
旅先でホテルを予約しようとすると、駅に近い便利な場所は料金が高いこともあります。
できるだけ料金を安くするために、都心から離れた場所に宿をとる方がいるかもしれませんが、現地に着いて観光する前に、わざわざ離れた場所にあるホテルに荷物を預けにいくのは面倒さを感じることがあります。
しかし、コンパクトなスーツケースならホテルに預けなくても、行動の邪魔になりにくいので現地に着いてすぐに観光を楽しむことができます。
自宅のクローゼットが狭く収納力に欠ける
スーツケースは旅先では便利で活用度が高いアイテムですが、旅行が済んで自宅に収納する時には場所をとってしまうことがあります。
しかし、コンパクトなスーツケースなら自宅のクローゼットが狭く収納力に欠ける場合でも、無理なく収納できます。
また、コンパクトでスタイリッシュなデザインのスーツケースなら、お部屋に置いて見せる収納も可能なのでおすすめです。
コンパクトなスーツケースのメリット
旅先で見つけた狭い店舗でも利用しやすい
大きなスーツケースを持ち歩いていると旅先で素敵なお店を見つけたとして狭い場合、店舗に入るのを躊躇してしまうことがあります。
しかし、コンパクトなスーツケースであれば、キャリーバーを収納して手に持つことができるので狭い店舗でも気を使うことなく入ることができます。
小さなレストランやカフェなどでも気にせず入ることができるので、旅先での時間を思い切り楽しむことができるでしょう。
旅先で幅広い種類の乗り物を気軽に利用できる
大きなスーツケースを持ち歩いていると、旅先で混雑したバスや電車などを利用しにくいことがあります。
しかし、コンパクトなスーツケースなら手に持つことも可能なので、バスや電車、旅行先によっては船など幅広い種類の乗り物を利用することができます。
フットワーク軽く行動できるので旅行中の移動が快適です。
300円ロッカーを利用できて料金がかからない
大きなスーツケースは300円ロッカーに入らないので、荷物を気軽にロッカーに預けることができません。
また、どうしても荷物を預ける必要性がある時には、大きな荷物が入るロッカーを探さなければいけないので旅先の貴重な時間をロスしてしまうことになります。
しかし、コンパクトなスーツケースの中には300円ロッカーに無理なく収納できるものがあるので、手軽にロッカーを利用できて便利です。
コンパクトなスーツケースのデメリット
旅行に必要なたくさんの荷物が入らない
コンパクトなスーツケースの最大のデメリットはたくさんの荷物が入らないことです。
旅行期間が長い場合に必然的に着替えなどの荷物が増えますが、コンパクトなスーツケースでは荷物がまったく入りません。
また、セーターやコートなど厚手の洋服などを収納しにくいので実用性に欠けると感じる方がいるかもしれません。
コンパクトなスーツケースはあくまでも短期間の旅行にしか使えないので、長期旅行の際には荷物の量に見合ったサイズのスーツケースを選びましょう。
ナイロン製の軽い素材のバッグよりも重い
コンパクトなスーツケースの中には、樹脂素材でしっかりとした作りになっているものがあります。
旅行の際少ない荷物を入れるのに便利なナイロン製のバッグやリュックと比較すると、バッグそのものに重量があるので荷物を入れた時に荷物が重くなるというデメリットがあります。
ただ、キャスター付きのスーツケースなら荷物が多少重くなったとしても、キャリーバーを引いて手軽に持ち運べるので素材の重さはあまり気にならないかもしれません。
旅先の環境によっては移動の邪魔になる
旅先が都市で舗装されている道が多い場所であれば、キャリーバーを引いてスーツケースを持ち歩けるので移動が楽です。
しかし、旅先によっては自然に囲まれていて、キャスター付きのコンパクトなスーツケースを持ち歩きにくいこともあります。
コンパクトなスーツケースは手に持って移動することも可能ですが、樹脂タイプのものは持って歩く時に邪魔になる点がデメリットです。
コンパクトなスーツケースのデメリットを補う方法
キャリーオンバッグでスーツケースの収納力を補う
コンパクトなスーツケースは収納力がない点がデメリットのひとつですが、キャリーオンバッグをプラスすることで収納力を補うことができます。
キャリーオンバッグはキャリーバーに通す部分があるので、スーツケースの上に乗せて移動しても落下しにくく使いやすいところが魅力です。
また、大きめのキャリーオンバッグを購入したとしても、使い終わったら畳んでコンパクトに収納できるので場所をとりません。
軽い素材で作られたスーツケースを選ぶ
樹脂タイプのコンパクトなスーツケースは、ナイロン製のリュックやボストンバッグと比較するとスーツケースそのものが重いです。
荷物全体をより軽くしたい場合には、ナイロンなど軽い素材でできたコンパクトなスーツケースを選ぶと良いでしょう。
歩く時も邪魔になりにくく、荷物を収納した状態でも重量を抑えることができるのでおすすめです。
付属品で持ち方を変えられるスーツケースを選ぶ
旅先によってはキャリーバーを引いてスーツケースを持ち歩けない場所もあります。
そんな時、付属品で持ち方を変えられるコンパクトなスーツケースなら、どんな場所でもすぐに対応することができます。
たとえば、ストラップを通すことでショルダーバッグとして持ち歩くことができるなど、手に直接スーツケースを持たずに済むのでスマートフォンなどの操作がしやすいでしょう。
まとめ
コンパクトなスーツケースは、旅先でフットワーク軽く行動したい方にぴったりのアイテムです。
キャリーバーを引いて持ち歩くこともできれば、必要な時にロッカーに預けることもできるので、旅先のどのようなシーンでも軽やかに行動することができます。
収納力が気になる時には便利なアイテムをプラスするなど、工夫することで足りないところを補うことができます。