健康被害も出るかも?キャリーバッグに防水スプレーをする時の注意点
キャリーバッグには、防水スプレーをかけて使用しているという方も多いでしょう。
そもそもがハードタイプのキャリーバッグなのであればそんなことはないでしょうが、ソフトタイプの場合はやはりいきなりの天候の崩れなども怖いですから、そうするものです。
でも、実はそんな風にキャリーバッグに防水スプレーを使う時には注意点もあるのです。
出来れば屋外で行うようにする
キャリーバッグに防水スプレーを使う時の注意点としてまず言えるのは、締め切った状態でおこなわないということです。
締め切った状態で行うと、防水スプレーを吸いこんでしまう可能性がぐっと高くなります。
でも、防水スプレーを吸いこんでしまうと、たとえば息がうまく出来なくなったり、あるいは頭痛や吐き気などの症状が出たり、ひどい時には入院を余儀なくされるような症状が出ることもあります。
そんな風に、防水スプレーというのは意外と怖いものなのです。
ではどうすれば防水スプレーを吸いこまなくなるでしょうか?
それはやはり、締め切った状態で防水スプレーをかけないようにすればよいのです。
つまり、なるべく屋外で防水スプレーをかけるようにしていきましょう。
玄関は一番危険
防水スプレーをキャリーバッグにかける場所として一番多いのは、やはり玄関になるでしょう。
でも、玄関は一番危険だと言えます。
玄関には、いちいち窓を設置していないところが多いです。
そして当然ながら、そこに換気扇があるというところも滅多にないでしょう。
ということは、玄関というのは締め切られた空間だということになります。
そんな風に締め切られた空間で防水スプレーを出していけば、吸いこんでしまう可能性はすごく高いです。
ましてや玄関は、日本の家の場合はあまり広くない事も多いです。
これが海外であれば、玄関はかなり開けていることが多いですが、日本の様にスペースに対してすごく人口が多いようなところでは、どうしても玄関に大きなスペースを割くことは難しいのです。
なので余計にこもりがちだと言えます。
一番効率が良い気がするので、玄関でキャリーバッグに防水スプレーをかけてしまいたくなる気持ちはわかりますが、それは避けるようにしていきましょう。
1人であることを確認して行う
また、キャリーバッグに防水スプレーを付ける時には、1人であることを必ず確認してから行うようにすることがおすすめです。
たとえば屋外だからと安心してキャリーバッグに防水スプレーを吹きかけている時、近くに人がいたりしたら、その人にもろに防水スプレーを吸いこんでしまう可能性が出てきます。
そうして先に挙げたような被害をこうむってしまう可能性が出てくるのです。
その相手が大人であればまだましです。
もしその防水スプレーを子供が吸いこんでしまったらどうなるでしょうか?
子どもの場合はやはり大人に比べてさらに危険になると言えるでしょう。
しかも子どもの場合は、仮に防水スプレーが飛んできたとしても、それを避けようとは思わないでしょう。
大人であればなんとなく無意識のうちにそれを吸いこむ事を避けるものですが、子どもにはそんなリスクケアは出来ません。
なので思いっきり吸いこんでしまう可能性も高いです。
そうならないように、キャリーバッグに防水スプレーをかける時には、人がいない事を確認してから行うようにしていきましょう。
時間の余裕を持ってかけるべし
ということはつまり、キャリーバッグに防水スプレーをかける時には、ある程度時間の余裕を見ないとならないということになります。
なぜなら、あまり時間に余裕がない中だと、人がいなくなるようなタイミングまで待てないですし、人があまり来ないようなところを探すことが出来なくなるからです。
そうなったら、1人であることを確認して防水スプレーをかけることもできなくなるでしょう。
自分が健康被害をこうむるだけならば良いですが、やはり人に健康被害を与えてしまうとなると、それは訴訟物の問題になりかねません。
なので、しっかりと確実に1人で行えるように、ある程度時間に余裕を持って防水スプレーをかけるようにしていきましょう。
ベランダで行わないようにする
屋外で防水スプレーをかける、しかも一人であることを確認してかけるとなると、一つの場所が思い浮かぶ方も多いでしょう。
それがベランダです。
確かにベランダであれば、そこにいるのは自分一人になります。
しかも屋外なので、しっかりと防水スプレーは流れていくでしょう。
なので、健康被害をこうむる可能性は低いです。
でも、ベランダには落とし穴もあります。
それが、隣近所にスプレーが行く可能性があるということです。
となりであれば、基本的には気配で分かるでしょう。
なので、同時にベランダに出ていると思ったら、その時には防水スプレーを使わないようにすればよいです。
しかし、上下はどうでしょうか?
上下は気配では分からない事も多いです。
なので、そこに人がいるのに防水スプレーをかけてしまい、結果防水スプレーを吸わせてしまうことになる可能性も出てきます。
そうならないようにするためには、ベランダでは使用しないようにするのが一番です。
洗濯物などについてしまう可能性も
また、防水スプレーをベランダで使用していると、洗濯物などにそれがついてしまう可能性も出てきます。
洗濯物にそれがついてしまうとなると、人の洗濯物を勝手に防水にしてしまうことになるかもしれません。
それはやはりすごく迷惑でしょう。
逆にそれは助かるという方もいるかもしれませんが、基本的にはそれは迷惑なはずです。
なので、そうならないように、ベランダで使用するのは控えるべきだと言えるのです。
マスクをして使用するべし
また、キャリーバッグに防水スプレーをかける時には、マスクをして使用するという事も大切な注意点となります。
というのも、キャリーバッグと言うのは基本的には低い位置にあるものです。
そういうものに防水スプレーをかけようとすると、上にいる自分の方に最終的に防水スプレーがくることが多いのです。
なので、何も対策なしで防水スプレーをしていたら、自分がソレを吸い込んでしまう可能性が高くなるのです。
わざわざ外で使用しているのに、それなのに吸いこんでしまうとなったら、それはやはり手間の無駄でしかありません。
なのでそうならない様に、マスクをして行うようにしていきましょう。
風でくる事もある
たとえばキャリーバッグの高さに自分がいけるようにしゃがみこんで、その状態から防水スプレーをしていけば、防水スプレーが上の方に流れてきても吸いこまないでいられるでしょう。
しかしそう上手くはいかないのが屋外です。
屋外では、基本的に風が吹いているでしょう。
そして、そんな風に風が吹いているということは、キャリーバッグに向けて吹き付けた防水スプレーが風にのって逆流して、自分のところにほとんどきてしまうようになることもあるのです。
もしそうなってしまったら、やはりマスクをしていない状態では、それを吸いこまないでいるということはかなり難しくなるでしょう。
なので、マスクはするべきなのです。
まとめ
キャリーバッグに防水スプレーを吹き付ける時には、こうした注意点に気を付けてやるようにしてください。
最近では、こうした防水スプレーによる事故もすごく増えていると言います。
確かにキャリーバッグを雨などから守ることも大切ですが、自分や周りの人の健康はそれよりもはるかに大切なので、しっかりと注意していきましょう。