菅田将暉を堪能する邦画ランキングベスト3

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いろいろな話題の作品をそれぞれに観るのもいいのですが、たまには趣向を変えて1人の役者さんに焦点を当ててじっくり観てみるのはいかがですか?ただ映画を観るだけでなくその俳優の成長を通して、1人の人生の歴史も感じることができます。


今回は若手実力派No. 1の呼び声も高い菅田将暉さんのおすすめランキングをご紹介します。





第1位:「共喰い」

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父親の暴力性が自分の中にもあるんじゃないのか?-
漠然とした恐怖がだんだんと現実味を帯びていく17歳の男子高校生遠馬。


ただでさえ複雑な思春期の高校生が複雑な家庭の中で育ち、さらに見えない恐怖が自分を蝕んでいく。


父親と同じようになりたくないと思う一方、父親と同じ衝動に駆られて同じ行動をしてしまう。


そんな絶望とあがきを19歳の菅田将暉がリアルに演じている。


この映画に限らず菅田将暉の魅力は「なんかこういう子いそう」と思ってしまうこと。


リアリティのある存在感だと思う。


だから、多少突拍子もない設定でも、よくあるのかな?と思わせてしまうことが実に上手い。


光石研、田中裕子というベテランの役者に囲まれてもちゃんと遠馬の話という視点からズレないのである。


あとこの映画のなかの菅田将暉個人としては、澄んだ目をしてい無いという点が非常に良かったと思う。


心の中に闇を抱えた少年が、あまりキラキラ輝いている目をしていたら、台無しだと思うから。






第2位:「海月姫」

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海月姫は朝ドラでご存知の能年玲奈主演のオタクコメディである。


ここでの菅田将暉の役所は、能年玲奈ら扮するオタク集団が住むアパートの取り壊しを阻止するために協力する「女装男子」鯉淵蔵之介である。


必見は菅田将暉の女装男子姿の素晴らしさだ。


体重を10kg落として挑んだ蔵之介は、とても男性が演じていると思えない程の可憐さだ。


腰はどこまでもしなやかで細く、ミニスカートからのぞく足はスラッと長く、唇もほっぺもつるんとつややかだ。


いくらオタクとはいえ本物の女性に囲まれてここまで完成度の高い女装姿を見ることは稀である。


しかもすがた形だけでなく仕草も実に女性らしいのである。


だからこそミニスカートやショートパンツ、チュールドレスなど多彩な衣装を着こなすことができたのであろう。


映画なのでストーリーを追うことも大事だと思うが、ただひたすら、歩く、笑う、踊る、驚く菅田将暉扮する蔵之介に夢中になってその世界感を堪能してみるのも映画を観る醍醐味だと思う。


第3位:「麒麟の翼」

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若手イケメン俳優を一回で観たいならばこの映画だろう。


重要な役所で朝ドラ出身の松坂桃李、山崎賢人や三浦貴大、聖也。


おまけに溝端淳平。


また主演の阿部寛や中井貴一など年齢問わず各世代のイケメンも一同に拝することができる非常にお得な映画になっている。


またストーリーも推理小説が原作なので、若者から年配者まで幅広く楽しめるようになっている。


ここでも菅田将暉はストーリーのキーマンとして登場する。


最初にこの映画を観たときはまだ菅田将暉という俳優を意識したことが無い時期だったので全くその存在に気がつかなかったのだが、二回目に映画を観た時に何処かで見覚えがあると思いクレジットを見て驚いた。


そしてここでも彼は個性的な役を演じていたのだなと感心した。


感情を表に出す役ではないので、演じるのは大変だと思うが、リアリティのある存在感がここでも発揮している。


イケメンライダー出身の彼が同じようなイケメンの役柄で出演することが普通なのだろうと思うが、本当に色々な役を演じていることに感心する。


まとめ

菅田将暉という俳優の魅力はここにあげた映画だけではまだまだ語りつくせ無い多彩な才能の宝庫です。


そしてこれからどんどん成長してどんな俳優になるのか非常に楽しみですし、また人間としてどんな成長をするのかとても見てみたい人だと思います。


今までも多彩な役を演じてきた彼がどんな役を選んでどんな道を歩いていくのでしょうか。







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