心があったかくなる邦画ランキング ベスト3
何かに思い悩んでいるとき、感動や癒しを求めているときに、あなたは普段、どのようにお過ごしでしょうか?邦画でほっこりするというのも、ひとつのリラックス方法になるのではないでしょうか。
今回は、そんな心が温まって、ほっこりすることができ、考えさせられるような素晴らしい邦画の作品を、ランキングにして3本紹介していこうとおもいます。
第1位:「ハウルの動く城」
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誰もが知っているこの映画。
小さな街の帽子屋さんで働く18歳の主人公、ソフィーは、ある日、荒地の魔女の魔法によって、容姿を90歳のおばあちゃんにされてしまいます。
そんなときに、魔法使いで「心臓を食べる」ことで有名なハウルと出会い、ひょんなことがきっかけで、ハウルの城に住み始めます。
自分の美ばかりを追求し、守るものは何もなかったハウルにとって、ソフィーはかけがえのない、「守るべき者」になっていくのです。
そんなハウルの心の動きや、ソフィーのハウルに対する想いがとても素敵です。
特に、身体をボロボロに滅ぼしながらも長く続く戦争のなかで戦い続けるハウルが、ソフィーに、「ようやく守るべき者ができたんだ。
君だ。」というシーンには、胸にくるものがあります…。
また、様々な困難を、周りの仲間たちと一緒に、ひとつずつ乗り越えていくシーンでは、友情や仲間の大切さを改めて感じることができます。
恋心、友情、命の大切さを知ることのできる映画です。
第2位:「恋空」
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恋空は、もともとはケータイ小説だったこともあり、胸キュンなシーンが多いです。
が、ただ単にキュンキュンするだけでは終わりません。
ごく普通の女子高校生、美嘉と、ルックスが良く、女子のファンがとても多い、高校内でも有名なヒロとの恋を描いた作品です。
ヒロと美嘉の距離はぐんぐんと縮まっていく一方で、美嘉を妬む女子が多く、その道は多難なものになります。
そんな中で、美嘉にずっと想いをよせていたヒロが、なぜか美嘉に冷たく当たるようになり、その理由は、数年後にわかるのですが…。
その理由が、ヒロが白血病に侵されており、美嘉に悲しい顔をさせたくなかった、というシーンがあります。
自分がそばにいてやれなくなるかもしれないから…という、彼なりの優しさにぎゅっと胸がしめつけられます。
彼は最期には亡くなってしまうのですが、亡くなってからも、美嘉に生きる希望と勇気を与え続けているところがとても素敵で、理想の恋人だと感じれる作品です。
第3位:「リップヴァンウィンクルの花嫁」

夫に、不倫をでっち上げられ一方的に別れを告げられ、職業である教師もくびになってしまう、散々な運命に遭ってしまうのがこの邦画の主人公です。
しかし、彼女をどん底から救い出すものがたくさんあふれており、そのひとつひとつがとてもあたたかいと感じられます。
ネットの友人経由で知り合った何でも屋から、さくらのバイトや新しい住処を見つけることができ、さらにはその新しい住処にはさくらのバイトで知り合ったましろが住んでおり、楽しい人生になりそうな予感をすごく感じることができます。
が、ましろは末期ガンで、突然亡くなってしまいます…。
胸がしめつけられるような主人公の悲しみを感じ、胸が痛くなります。
しかしながらもそこから這い上がり、新たに自分の生活をスタートさせるところに光と希望を感じることができます。
毒を持った魚たち、何でも屋、AV女優、死などが全て繋がりあって、希望という形に変わって、1人の人間を支えてくれたのだ、と思えた作品で、人生に何があってもがんばろうと思える作品です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回紹介させていただきました3つの作品は、どれを観ても心がほっとし、考えさせられるような作品になっていると思います。
不安なときや自分に自信をなくしてしまったとき、癒しが欲しいときに、ぜひこの作品たちを、ご覧になってはいかがでしょうか。
涙が止まらなくなるとともに、観終わった後に心があったまっていることでしょう。