音楽をはじめたくなる邦画ランキング
誰でも楽器やバンドをはじめてたくなる時期というものがあります。
誰でも通る道。
しかし、これは、はしかみたいなもの。
大半の人は挫折して音楽に対する情熱は忘れてしまいます。
しかし、音楽は何歳でもはじめる事が出来ます。
情熱さえあれば。
映画には、音楽に対する情熱を、思い出させてくれるものがあります。
そういった作品を紹介したいと思います。
第1位:「スウィングガールズ」
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これを見ると絶対楽器をやりたくなります。
実際に素人を集めて、映画の終わりには演奏させるという手法は、ウォーターボーイズなどでもやっていて矢口史靖監督お得意のパターンですが、何度見ても良いですね。
やっぱりみんなで何かに取り組んで、形にする、完成させるのを見ると、見ている側も動かされてしまいます。
若い女子が集まっているのも青春学生物としても楽しいですが、可愛くてはつらつとした女子が、熱心に何かに取り組むというのは、美しいです。
最後の演奏(実際に演奏しているという話です)の時は、鳥肌が立ちました。
ちなみに自分は、これを見てジャズのピアノ楽譜を買ってしまいました。
もともとピアノをかじっていたので、出来るのではと思ってしまって。
結局、うまくいかず、楽譜はほこりをかぶっていますが。
今は時間がないですが、そのうち、またこの映画を見て、楽器をはじめたいと思います。
この人を動かす力は凄いということで1位とします。
第2位:「20世紀少年」
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この映画をみていると、主人公の唐沢寿明を通してギターをやりたいやりたいという気分が呼び起こされます。
それ以上に映画の中で印象的な場面で何度も使われる20th Century Boyが格好良すぎます。
ジャーンという響きだけで曲が分かるぐらい個性的で、格好良い音がすばらしい。
ギターをはじめる衝動は、格好良い音楽がひけるのではというところから生まれます。
ギターもかじった事がありますが、最初にどれだけ格好良い姿、音にあこがれれるかという事が重要だと感じています。
下手糞な時に地味な練習を出来るのは、技術取得した自分の姿を想像して夢中になれるからだと思います。
この格好良いジャーンが必要なのです。
そういう意味でこの映画は音楽をやるために役立ちます。
また、三波春夫も格好良いです。
映画で歌を歌っている唐沢寿明はあくまでキャラとしてですが、三波春夫の音楽は本物。
映画で並んでしまうと、差が分かります。
やっぱり本物の音楽は違います。
ジャンルを問わず、格好良いです。
ギターの格好良い音と本物の音楽の格好良さが分かるという点でランキングしました。
第3位:「デトロイトメタルシティ」

音楽といえばクラウザーさんです、という事はないですが、あのキャラでバンドするのは本当に楽しそうです。
悪魔のメイクとめちゃくちゃな歌詞、シャウトや暴走、エンターテインメントとしてどれだけはじけるかなどなど。
メタルという音楽は、万人が理解できるものではないと思いますが、この映画は、そのメタルの楽しさをわかりやすく教えてくれます(かなり間違っているかもしれませんが)。
そもそも楽しくなければ、どんな音楽であれやりたいという気分にはなりません。
クラウザーをやっている松山ケンイチの振り切り具合といきいきした姿、これには乗せられます。
あの暴走して振り切った姿をみると、バンドって良いなあと思えてきます。
自分はバンドはやった事はないですが、友達でバンドをやっている者がいて、バンドの話をよく聞いていていました。
また実際にやっている姿をみると楽しそうで、あこがれたものです。
この映画では、その憧れを思い出させてくれました。
3位とします。
まとめ
歌いたい演奏したいバンドを組みたいというような音楽をやりたい衝動というのは、誰にでもあります。
これを封印してしまうのは、人生を楽しむうえでもったいないものです。
たとえうまくなれなくても、音楽をやってみてはいかがでしょうか。
そのためにも、これらの作品を見て、音楽をやりたいと思う衝動を思い出してみてはいかがでしょうか。