癖になるホラー洋画ベスト3
ホラー映画を選ぶとき、ただ怖いだけで満足していませんか?主人公になり切り、その恐怖を体感し、ときに見ることすら中断する。
そんな見方ももちろんありです。
特に子供にはホラーは刺激が強すぎ、最後まで見れないこともあるでしょう。
ですが、大人の今となってはどうでしょう。
ただ怖い演出を楽しむ。
少し刺激がほしいから。
それだけに変わっていませんか。
それではつまらないと思ったことはありませんか?
私が今回おすすめしたいのは、個人的に癖になって何度も見てしまったホラー映画(洋画)です。
きっと何度も見返したくなりますよ。
第1位:「スウィーニートッドフリート街の悪魔の理髪師」

ティム・バートンとジョニー・デップという夢の競演の一つ。
アリス・イン・ワンダーランドでご存知な方が多いかもしれないこの組み合わせ。
人形劇風のハロウィン映画も、少し古いですが「シザーハンズ」でもこの組み合わせという、この二人はもう癖になる癖になる。
ぞっとする犯罪者の人生を描いた、少し物悲しく、恐ろしく、個人的に少し応援したくなる、そんな人物をジョニー・デップが演じています。
R-15であろう流血シーンは圧巻ですが、さらに恐ろしいのはミートパイ。
絶対思ってはいけないにもかかわらず、つい、おいしそうと思わせてくれて……
中身が何かは、主人公スウィーニートッドの相方、ミセス・ラベッドがミートパイを作っていること、そして、スウィーニートッドが殺人者であるということから、お分かりでしょう。
歌劇が原作のようで、この作品もほとんどがオペラといいますか、主要登場人物全員が歌います。
ですが、見せられます。
何度でも、何十回でも聴いてしまいます。
見てしまいます。
最後にはお気に入りのシーンを口ずさんでしまいます。
ホラー映画なのに、どこか癖になる独特のダークファンタジーの世界。
あなたも一緒に歌ってみませんか。
第2位:「キャビン」
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ホラー映画が好きなら、これは見るべきでしょう。
と、言いますのも、この映画。
予想を裏切って、裏切って、大どんでん返し。
おそらく今も「youtube」で予告編を見ることが可能ではないでしょうか。
見たことがない人にこのオチを言うことは、絶対にしてはいけない映画の一つと思っております。
ほんと、オチをばらすのは厳禁です。
当然、ネタ晴らしは致しませんが、魅力をいくつか。
この映画、一度見てオチを知っても、いいえ、知ってから余計に面白みが増えます。
印象が異なります。
そして、何度でも見たくなります。
何度でも見たくなる理由の一つは、冒頭で記しました、ホラー映画好きなら見るべきだと思う作品だからです。
これ、知ってる。
これ、懐かしいというシーン、あるいは怪物が登場してくるのです。
よくあるホラーの定番を踏襲したかと思えば、最近流行の実は仕組まれたもの。
という説明は予告編を見ればわかりますが。
もう、予告編を見てしまっては本編を見ずにはいられません。
本編を見れば、何度も見返したくなる。
怖いというより、見たい。
癖になるというべきでしょうか。
実際、私この映画を何度も見返して、この記事を書きながら、また見たくなってしまいました。
もちろん、見るつもりです。
それでは。
第3位:「インシディアスシリーズ」

最後はシリーズです。
シリーズものは途中、個人的にがっくり来る残念な結果になる作品もあるものの、このシリーズははまります。
癖になります。
何より、怖いです。
ホラー映画で怖いと思った作品、実は最近あまりなく、面白い、こういう演出になったかという好奇心で見るようになったこの頃。
怖いです。
いや、ほんとによかった。
まず、演出としての恐怖もそうですが、やはり、癖になります。
スプラッターがメインで、私としてはただの虐殺映画と勘違いしている洋画のホラー系で、やっとこの怖さに出会えたかと思えた映画でした。
「もっとも続きが見たくなる」「上映中は、決して後ろを振り向かないで」との宣伝。
嘘はありません。
加えて、これは個人的なものですが、キリスト教を信仰している人でないと、あるいはそういう人々が日常にいないとのめり込むことの難しいホラー映画が多い中、理屈抜きで怖いと思える数少ない作品で、怖さだけでいうのなら、1位です。
当然、この怖さ。
癖になります。
物語としては、ごく平和なご家庭に突如奇怪な現象が訪れ、実は…という謎が謎を呼び、過去につながってと、シリーズを通してより深みが出る作品。
最近の作品ですし、この際、一気にシリーズでお楽しみになってはいかがでしょうか。
もちろん、見ている間は隣も、手元も見ないほうがいいでしょう。
まとめ
さて、少し趣味が出まくった駄文ではございましたが、ご紹介しました作品。
どれも逸品です。
「スウィーニートッドフリート街の悪魔の理髪師」だけはどうしてもオペラですので吹き替え版がございませんが、できればどの作品も字幕版で楽しまれることをおすすめします。
微妙な空気、雰囲気といいますか、登場人物の息遣いは、やはりオリジナルに限ります。
個人的に見れば見るほど癖になるホラー映画(洋画)、私もこの記事を書き終えれば早速部屋を暗くして見るつもりです。
もちろん、後ろは特に見ないように。